第百十四章また王女
「私の名はドラゴン島にあるドラゴン王国の王女ランです。年は十歳です」
「そして私はラン様の部下カエデだ」
「それで会ってすぐなんですが、テイさん結婚してください」
「ちょっと待て。どうしてそうなるんだ。というかそもそも俺はついさっきエルフ王国の王女に結婚してくれって言われたんだぜ」
テイがそう言い、ランは後ろを振り返ったのだ。そして後ろを振り返るとエルフ王国の王女は満面の笑みをうかべていたのだった。
「きーっ。テイ様あんな、女すてるのです。よし、カエデ。エルフ王国の王女を今すぐ斬首して」
「さすがにそれは無理です」
「どうしてよ」
「もし、いま私がエルフ王国の王女様を殺したとします。最終的に指示したのがラン様とばれ大ニュースになり、多分刑としてドラゴン島ごとITRに海の底に沈められると思います」
「そうよ。この私を殺せるものなら殺してみなさい。あなたの部下が言う通り大変なことになるわよ」
「ちっ」
「あのちょっといいかしら。テイはまだ結婚するとは一言も言ってないわよ。というかさっきも言ったけどあなたたち二人とも十歳なんでしょ。そういうのするのにはたぶん早いと思うんですけど」
水の魔王ニューズが言った。
「ニューズの言うとおりだ。俺はまだ何も言ってないぜ」
「それでどうなんですか?結婚してくれるんですか」
「おねがいします。してください」
「俺はどっちとも結婚しない」
「そうですか・・・」
するとその時、上空にヘリが飛んできたのだった。
そしてヘリはテイたちが立っている横に着陸したのだった。
「おいおい今度はなんだ」




