第百十一章
エルフ王国の王女の部下ガーデンは馬車を用意したのだった。
「準備ができましたので、お乗りください。護衛してくれる五人は後ろからついていきますのでご安心ください」
「なんで馬車なんかに乗らないといけないのよ。私自分で馬に乗っていくわ。ってことで、馬を用意しなさい。あと護衛はいらないから。わかった?」
そう言い、王女は覇気を放ったのだった。
「わっ。わかりました」
そのころ、ドラゴン島にある、ドラゴン王国。
王女は一人の部下と一緒にドラゴンに乗ったのだった。
王国に住んでいる住民がドラゴンを囲んでいたのだった。
「ちゃんと連れて帰ってくるのよぉー」
「もし、エルフ王国の王女と取り合いになったら倒しなさいよぉ―」
「ついでにいい男がいたら連れて帰ってきてねぇー」
「それじゃあ行こうか。しっかり掴まれ」
部下がそう言い、王女は部下の肩をしっかり掴んだのだった。
そしてドラゴンは空に飛び、テイがいる水池王国に向かったのだった。
そのころ、テイは水の魔王ニューズの部屋でかき氷を食べていたのだった。
「ハクション」
「どうしたの?風邪かしら」
ニューズが言った。
「どこ見てそう思うんだ?」
この時、テイは二つの王国の王女に狙われていることは知らなかったのだった。




