第十章あれしかないね
ここは?
「ここはいったいどこだ」
テイが言った。
すると、何者かに後ろから話しかけれたのだった。
「久々だな。テイ」
そして、テイが後ろを振り返るとテイの父セキガが立っていたのだった。
「なんで父ちゃんがここにいんだ?まさか幽霊か?それとも、生き返ったのか?」
いや、そんなはずはない。確かに父ちゃんは死んだんだ。そうだこれは夢だ。あと何時間かしたら、きっと目が覚めるはずだ。
「テイ、びっくりするかもしれねーけど、俺が生き返ったんじゃなくお前が死んだんだ」
「はっ」
「お前は数分前に心臓の悪魔に殺され死んだんだ」
「えーっ。じゃ、もう俺は戦えないってこと?」
「そういうことだ。ただし一つだけ生き返る方法があるがどうする?」
「もちろんするぜ」
そのころポーションの魔王ポーショたち四人はテイに心臓マッサージをしていたのだった。
「ぜんぜん目をさまないじゃないの」
水の魔王ニューズが言った。
「このままじゃマジで死んじまうぞ」
チート冒険者ムシジが言った。
「ポーショこうなったらあれしかないね」
ポーショの助手のコトが言った。
「そうですね」
「あれってなによ?」
「ニューズさん、テイさんにキスしてください」
「はーっ。なんで私がテイなんかにキスしなきゃいけないのよ」
「だいたい意識がなくなっている人はキスされると目が覚めるんです。ってことでお願いします」
「まったくしょうがないわね」
そのころ剣の魔王ソールは心臓の悪魔と戦っていたのだった。




