No titleⅡ
そんなある時のことです。護身用の大鎌を持った少年は荒野で素振りを始めました。しかし、彼は大鎌を振り回すことしかできず、上手く使いこなすことが出来ないでいました。
そんなある時のことでした。少年は昨日と同じ場所で大鎌を使いこなせるようにと素振りをしていたら、青年が「大鎌の使いこなせるようにしてあげようか?」と聞かれたけど僕は「この鎌は護身用であって素振りをしてたのは、これに慣れるようにしてただけ」と僕は答えておきました。が、彼は納得がいかなかったのか、少し怪訝そうな顔をしていました。そして彼は「これは忠告だ。誰もいない場所でそれの素振りをした方が怪我人を出さないし、それに警察に見つかったら銃刀法違反で少年刑務所に連行される」と言うと僕は「普段は髪飾りとして使っているけど、忠告ありがとうございます」とだけ答えていつもの髪飾りの姿に戻して僕は家に帰宅した。
それを見ていた青年は(あの少年が持っていた鎌は本当に護身用なのか?それにしても、あの少年は何者なんだ?)と内心でぼやきなら彼は空を見上げていた。
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