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取り憑け!鳥山さん!  作者: 秋椛
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第1話 自己紹介

はじめまして!秋椛と申します。

今回初の小説 (オリジナル)の投稿なので読者の皆さんに楽しんでいただけるか。心配です

まあここでグダグダ言っても何も起きないので、ここで静かに楽しんでいただけるのを祈っていましょう…

では、どうぞ!

いきなりですが、みなさんはオカルトなどを信じますか?

魔法とか幽霊とか、アニメなどによく出てくる「なんか非現実っぽいやつ」を信じますか?


私は信じています。っていうか私がそれらしい能力を持っています。

あ、自己紹介が遅れましたね…私は鳥山霊奈(トリヤマ レイナ)と申します。

さて能力の話に戻りましょう。

簡単に言えば私の能力は『憑依』です、何にでも取り憑けます。

しかし能力の発動条件がなかなかひどいんですよ。

多分これを読んでる人なら一人は知っているでしょう、「誰かと誰かが頭をぶつけ、入れ替わってしまう」という話を…

私の能力はこれなんです、しかし面倒なことに「誰かと私」ではなく



「私と何にでも」なんです。


「何にでも」です。



そう、今私は「あるもの」と入れ替わってしまったんです。(というか一方的にこっちが取り憑いたというのが正しいでしょう。)

「あるもの」とは…





「石」です。





何を言っているのかわからないって?

でしょうね、でも事実そうなんです。


今現在私は「石」になっているんです。







鳥山霊奈(元の体)(取り憑き先)





さて、なぜ私が石に取り憑いてしまったのか説明しましょう。


私は3分ぐらい前まで家のリビングで紅茶を飲んでいたんです…

そこに窓ガラスを突き破って石が飛び込んできて私の頭を直撃したんです…

このように私は「何かが頭に当たると当たったものに取り憑いてしまう」のです。

しかもこれは私にも制御ができません。



なぜ石が飛び込んできたのか…それよりも今大事なのは元の体に戻ること…




そんなことを考えている石に近づく一つの影、その影は足元にある(鳥山霊奈)と鳥山霊奈本体を見て短いため息をつく。

それに気づいたのか霊奈はため息を出した人を見上げる(一応視界などは動かせます振り向いたりなどもできます)

そこには大きな女性が立っていた(自分が小さいだけだが)

その女性は(鳥山霊奈)を持ち上げゴミ箱に使い終わったティッシュを投げ入れるように霊奈本体の頭めがけて投げた。



ゴスッ



鈍い音がした、痛い。




視界が元に戻る、どうやら元の体に戻ったようだ、しかしいきなり投げないでほしい。

私は頭をさすりながら立ち上がる。


そして一言。


「もう少しいい方法はあったんじゃない?」


と投げた人に向かって文句を言う。



「ごめんごめん、でも石があってそこに霊奈が仰向けに倒れてたらもう『投げろ!』って言ってるもんじゃん」

と笑いながら私をなだめてくる。



まあ彼女のお陰で助かったのだ、今回は大目に見よう。


「今度からはもう少し優しく扱ってよ?入れ替わっても一応生きてるんだから」



私の能力は「頭にぶつかったものに私が取り憑いてしまう」という能力である。

(取り憑くというか入れ替わってしまう)


この能力の解除方法はもう一度「頭にぶつかったもの」を頭にぶつけることである。


こんな迷惑な能力を持って生まれた私が色々と苦労しながら生活をしていく物語である。



さて自己紹介も終わったし。


「どこかカフェにでも行かない?」

と彼女に聞いてみる。

すると彼女はやれやれとため息をつき


「それよりも窓の修理の依頼でしょ?」

と私に言う。





すっかり忘れてた…


そして二人は割れたガラスの破片をせっせと集めるのだった。










どうでしたでしょうか?

色々とまだこのサイトについてわかっていないのでどこかミスがあるかもしれません

もし何かありましたらコメントしてください

感想などもお待ちしております。

ではまた次回!

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