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三日目

我輩は店員である。そろそろ役職とか欲しい。非常勤理事とか。まあ無理ではあるが。


……さて妄想を垂れ流したところで仕事に戻ろう。本日も店内メンテナンスやレジ担当に接客と八面六臂の活躍であるな!……ほんと人増やしてください、お願いします。


このように多忙であるのでいつまでも坊やの相手は出来ぬというのに迷子が服を離さぬ。ぐぬぬ。男ならば財布を落とした時と蜂に刺された時以外に泣くでない!サービスセンターで放送もしたからもうすぐ親御さんも来るであろう?我輩は忙しいのだ。


……ついてくるでない。センターから離れてはまた迷うだろう?ぐぬぬ。道理が通じぬから子供は苦手だ。センターからやたら生温い視線を感じるが気にしてはならぬ。


やっと親御さんが来たか。やれやれやっと解放されるな。舌足らずにありがとーなど言いおって。ええい、センターの人よニヤニヤするでない!

小さな頃はいろんな場所がとても広く大きく見えたものです。昔迷子になった場所に大人になってから行くととても小さく見えたりします。成長を感じますね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 短いながらも綺麗に纏まっていて楽しかったです。 続編がございましたら、また投稿して下さい。
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