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危ない恋心

作者: 日野智貴

あんた、危ないぞ?




え?何が?




何が、って。

あんた、誰に惚れている?




魂の半身だよ?




そう、断言できる時点で、ストーカーだろ!

危ない、危ない。




ストーカーじゃ、ないよ?

まだ、告白もしていない

声もかけていない

電話もメールもしていない

たまに、運良く、すれ違うだけ




それだけの存在に、

恋心を抱くことが、

可笑しいとは、思わないのかね??




だって、前世からの縁だもん。




それは、違うぞ?




どうして、そう言い切れるの?




俺を誰だと思っている??




あれ?

なんか、知らない人の声が聞こえるから、夢の世界だと思ったら・・・・・。

私、もう、目が覚めているじゃん!!

なのに、相手の姿が見えないって・・・・。

ま、まさか・・・・。


もしや、貴方は幽霊ですか!?




違う!!




じゃあ、何者なんですか?




俺は大国主命だ。

天孫降臨の際、幽界の統治を依頼された神だ。

縁結びの神でもある。

だから、断言できる。

おまえの意中の人は、半身ではないぞ?

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