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異世界には「アレ」がない!?  作者: 和口
第1章 ベスティア王国編
32/37

番外編:エミリーにはケンカがない!?


「はぁ……はぁ……」


 目の前で額に汗を流しながら、艶めかしい声を出しているのは私の仕事仲間であり、良き友人であるソウマ。


「ほら、頑張って♪ 残り10回よ〜♪」


 ある人の頼みでソウマの訓練に付き合っているのだけど……正直役得だったりする。


「ぐっ……はぁ……終わった……」


 ソウマの苦悶の表情や、艶やかな顔を見るとゾクゾ……琴線に触れるものがある。


「情けないのぉ〜。男がこれくらいで音を上げるでない!」


 訓練が終るやいなや、ソウマに近づく緑髪の少女、ヨートーちゃん。

 元はソウマに造られた剣がなんやかんやで美少女になったという謎の存在。


――そして恋敵ランキングの上位に食いこむ強者。


 出会って早々にソウマと契約を結ぶという、死角からの一撃! 警戒外からの襲撃!


「そんなに言うならやってみろ! めっちゃキツイからな!?」


「ふっ……武器が強くなってどうするのじゃ? いくら武器が業物でも使い手がダメだといかんからな〜」


 そしてこの2人の夫婦漫才のようなやり取り。


――ケンカするほど仲がいいとはまさにこの事。

 

「あれ? 訓練終わったんですかー?」


 片手にタオルを抱え、ソウマに駆け寄る茶髪の少女、レナちゃん。

 私よりもソウマとの付き合いが長く、"一応"私達の上司にあたる人物、このギルドのオーナーだ。

 しかし、オーナーとは名ばかりで、実際はアホの子で……ちょっとポンコツだ。

 そのポンコツ具合からソウマと度々言い合っているが、それは本当に怒っている訳ではなく、恒例の行事のようになっている。


――ケンカするほど仲がいいとはまさにこの事。


「ちょっとレナ! 途中で抜け出さないでよ…………って、仕事ほっぽり出して何やってるかと思ったらソウマの事がそんなに好きなんだぁ〜ふぅ〜ん♪」


「ちょっ! お姉ちゃん! そんなんじゃないから!」


 

 ニヤニヤしながらレナをイジる黒髪の女性、ルナ。

 主にソウマやレナをイジりまくり、時々「イジメなのでは?」と思うほどイジる、絶対ドS。


――ケンカするほど仲がいいとはまさにこの事!


「あ、あの……ソウマさん……飲み物いりますか?」


 ソウマに飲み物を渡す可愛らしい少女、メルちゃん。

 ギルドで唯一の癒し属性持ちであり、常に回復魔法でも放出してるんじゃないかってくらい圧倒的な癒し。

 近くにいるだけで癒されるため、ソウマもよくかわいがっている。


――ケンカしなくても仲がいいとはまさにこの事!


 (はぁ……ライバルは多いわねぇ……私もケンカするほど仲がよくなりたいわぁ♪)


「ねぇ……ちょっとケンカしない?」


「今日が俺の命日か……」




 エミリーの恋路は険しい!


10000PV記念と言うことで番外編を投稿してみました!

これからもちょくちょく番外編をやっていくかも知れません。

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