表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界には「アレ」がない!?  作者: 和口
第1章 ベスティア王国編
10/37

【第10話】異世界には拒否権がない!?

「うわあああああああああ!?」


「「!?」」


 丁度固有魔法のレッスンが終わった時にレナが買い物から戻ってきた。


「ギルドがああああああ!」


 そう、ルナさんはギルド内で強力な魔法をポンポン放ち、周囲に深刻なダメージを与えていたのだ。


「あら、お帰りなさい」


「あ、ただいま。じゃなくて! なにこれ!?」


「いや、その〜固有魔法のレッスンで……つい……」


「私もちょっと本気になっちゃって……つい……」


 珍しくルナさんが申し訳なさそうにしている。


「そ……」


「「そ?」」


「外でやれえええええええええええええええ!!」


「「す、すいませんでしたあああああ!」」


 レナが鬼のような形相で叫ぶと同時に土下座。

 もちろんルナさんも綺麗に土下座していた。


「ソウマ!」


「ひぃ!」


「椅子だったものを片付け! テーブルだったものも!」


「は、はい!」


「お姉ちゃん!」


「は、はい……」


「補修に使うものを買ってきて! ダッシュ!」


「はいぃ……」


 ギルドに就職して1日で職場を半壊させるとは……。転職しようかな……。


――――――――――――――――――――――


「ふう……だいぶ片付いたな……」


「お疲れ様です。で? 結局ソウマさんの固有魔法は何だったんですか?」


「あー……言わなきゃダメかな?」


「ギルド、半壊」


「うっ……分かったよ……。"加工魔法"って言ってな、物を加工したり出来る……まあ戦闘にはあんまり向かない魔法だ」


 そう言って廃材を剣の形に加工する。

 どうやらこの"加工魔法"は手から無数のレーザーみたいな物を出して物体を削ったりする魔法らしい。


「おお〜。なんか地味ですね……」


「うっ……俺も本当ならもっと派手な魔法が良かったよ……」


「あっ! アタシいいこと思いつきました!」


「これからソウマさんはギルドの武器職人として働いてもらいます!」


「えぇ……」


「ギルド、全壊」


「うっ……。あれはルナさんが……。まあいいか、どうせ何か仕事はしないといけないしな」


「フッフッフッ!決まりですね!じゃあ早速材料を採りに行きましょう!」


 こうして、俺はギルドの武器及び防具職人として就職することになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ