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世の中は努力している人にたいしてあまりにも残酷で

作者: 都筑 花音



私は恋をしてます。

他校の名前しか知らない彼に。

いわゆる一目惚れ。



でも彼は少しちゃらついてて

私はどこにいても地味。


だから叶うはずなんてないの。


なのになんでか近付こうとして。


彼をSNSサイトで見つけた時は奇跡が起きた気がした。


友達になろうって言って

ベタすぎるかなって思ったけど彼はOKしてくれて

嬉しくて泣きそうになった。


でもメールを通じて彼を知るほど彼は遠い存在なのだと思い知らされた。


一目惚れした彼が彼であったのはあくまで私の理想で

彼はいたって普通の不良なんだ、と。


彼を知らなさすぎた私と

彼を知りすぎた私では

あまりに差が大きすぎて

知らない方が良かったとさえ思った。

ファン止まりでいた方が良かったのかもしれない。


でもどうせならはっきりさせて終わりたい。

だから、言うんだ。好きです、と。












「ごめんね、君にたいして興味ないんだ。」





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