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魔力がない魔法生  作者: とんび
2章 選考会編
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二十一話 選考会2

第一試合が終わり、第二試合、第三試合と順番に進んでいき、ついに美希の出番が来た。


『第六試合の選手はフィールドに上がってください』


美希はその声とともにフィールドへ上がった。反対側からは美希の対戦相手である二年の女子生徒が上がって来た。美希は白い線、相手は赤い線で止まった。


「悪いけど私は1個下の一年生に負けるつもりは無いわ」


「そうですか、ですが私もそう簡単に負けるつもりはありません」真剣な表情でそう言った。


「…いいわ、後悔させてあげる」


「両者MWを構えてください」縁がそう告げると女子生徒は双銃を、美希はカード型のMWを構えた。


「カード型?そんなんじゃあなた負けるわよ?」女子生徒はそう言いながらニヤッとした。その表情は余裕で勝てることを確信しているようだった。


「いえ、それはありません」


「生意気ね」


「はじめ!」


「ファイアブレット!」女子生徒がそう言って双銃を連射してきた。


「アイスタワー」そう言った瞬間に目の前に3mの氷の柱が急にそびえ立った。女子生徒はポカンとしながら攻撃の手を止めていた。


「あんたなんて放出速度してんのよ…」ありえないものを見たような表情でそう言った。


通常の魔法は大きい魔法ほど時間がかかる。人それぞれ魔力の放出量は違うし、また、魔粒子を循環させる速度も違うのだ。しかし、美希の場合は人と比べるまでもなく放出速度、放出量ともに高い。


「アイスワールド」静香にそう告げると美希の周りから氷がピキピキっと音を立てながら物凄い速さで広がっていった。


「浸食系!?サークルファイア!」そう言いながら女子生徒は双銃を地面に向かって撃った。地面に当たった炎は円を描きながら燃え広がるが、氷は溶ける様子を見せず、氷が女子生徒の足に絡みついた。


「くっ!」女子生徒はそう言いながらなんとか抜け出そうとするが氷はビクともせず、とうとう膝上まで氷が来てしまった。


「今のうちに降参してください。今は速度を緩めていますが降参しない場合は―――分かりますね?」そう言いながらも氷の速度は緩めず腰の位置まで浸食していく。


「くっ!………わかった。降参する」苦い表情をしながら手を上げ、降参した。


「勝者、白、円城寺美希!」縁がそう告げた瞬間に氷がパーンっと弾けて砕け散った。


「ありがとうございました」


「…ありがとうございました。あんた強いね本当に一年生かい?どうみても三年生クラスかそれ以上なんだがね」女子生徒は飄々とした様子で美希にそう言った。


「い、いえ、そんなことはないです」恐縮するようにそう言った。


「そんなに謙遜することはないよ。まあ、あんたなら代表に残りそうだね。頑張ってよ」


「はい、頑張ります」美希は笑顔でそう言った。



















その後、遼一、美希、照吾はそれぞれ勝ち進み決勝戦まで進んだ。


「終わったな…ていうことは俺たちか」照吾は映像を見てそう言った。


「ああ、そうだな」


選手控室では大きな空中ディスプレイが置いてあり、そこで試合の様子を覗うことが出来る。遼一と照吾はそこから最後の準決勝の試合の様子を見ていた。


「いつぶりだ?俺達が戦うのはさ」


「小学校の時以来だな」


「ははっ、だよな。意外に早いもんだよな。こうして高校生になるってのはさ」


「ああ、そうだな」


「あの時はまともに決着はつけれなかったけど、今回はそういかないぜ?」ニヤッとしながら遼一の方を向いた。


「そのようだな」遼一は軽く笑みを浮かべながら言った。


「あの頃は遼一に教えられてばっかりだったけどな。今はそうではないってことを試合で教えてやるぜ」


「楽しみにしてる」


「…どうやら試合終わったみたいだな」照吾は立ち上がりながらそう言った。


「ああ、じゃあまたあとでな」


「ああ、またな」


遼一と照吾はそれぞれの所へ向かった。















『それではこれから決勝戦を始めていきたいと思います。決勝戦第一試合の選手はフィールドに上がってください』


遼一と照吾はフィールドに上がりまで来た。照吾は赤い線、遼一は白い線まで来て留まった。


「両者構えてください」縁がそう言うと照吾は大剣を、遼一は双銃を構えた。


「始め!」


「オラッ!ソニックスラッシュ!」照吾はそう言いながら大剣を振るった。風を纏った重い衝撃波の一撃が遼一に襲いかかった。


遼一はそれを飛び越えて空中で双銃を撃ちフィールド全体にエネルギー弾を撒き散らし空中に留まらせた。


「サンダーブレット」遼一の双銃から電気を帯びたエネルギー弾が空中に留まっているエネルギー弾に当った瞬間フィールド全体に電気が走った。


「サンダードーム!」照吾を中心に電気を帯びたドーム状のシールドが張られた。


「ウィンドバレット」遼一が風を纏わせたエネルギー弾を空中に留まっているエネルギー弾に当てた瞬間全てのエネルギー弾が照吾に向かって行った。


「ドームブレイク!」そう言った瞬間にドームが膨らんでいき破裂した。その衝撃波で全てのエネルギー弾が霧散した。


「悪いな遼一、その手は効かないぜ?」


「そのようだな。ならこれでいかせてもらう」遼一はそう言いながら双銃を片手剣と片手銃の形態に変えた。


「おいおい、片手剣と片手銃だ?そんなもの扱えるのかよ?」


「まあな」


片手剣と片手銃というスタイルは好むものはいない。その理由は種類が全く違うからである。双剣と双銃とは違い、剣と銃という組み合わせになるため、全く違う動きをしなければならないのだ。双剣と双銃は左右違う動きにはなるが、振るという動作や撃つと言う動作には変わりはない。

しかし、剣と銃は動きが完全に違うのだ。誰が好き好んでそんな動きをしようとするだろうか。


「はは、すげえな遼一!それは感心する―――な!」そう言いながら衝撃波を遼一に向かって放った。


遼一は瞬時に片手剣で衝撃波を切り裂いた瞬間に片手銃で照吾を牽制した。


照吾は銃のエネルギー弾を避けながら遼一に向かって衝撃波を飛ばす。遼一も衝撃波を避けたり、斬り裂いたりして照吾に近づいていく。


「ウィンドムーブ」そう言った瞬間に遼一は照吾の目の前に現れて斬った。


「チッ!」照吾は胸の部分を切られた。


「赤、ダメージ!」縁はそう言って両者に告げた。


照吾は主審からダメージ判定が出された。後一回取られたり、時間切れまでに追い込まれたら照吾の負けだ。


ダメージ判定はおもに致命傷となる部分に攻撃が当たれば出される判定だ。審判によって判定の基準は違ってくるが胸や頭に当れば確実にダメージ判定を貰う。ダメージ判定を貰っても試合は続ける。


「アクセル!」照吾は加速して遼一に向かって剣を縦に振るった。


遼一は回転しながら横に避け、その遠心力で剣を照吾の胸に向かって振るった。


「があっ!」照吾の胸に遼一の剣はそのまま吸い込まれていき、照吾は胸に攻撃をくらい吹っ飛んだ。


「赤ダメージ、そこまで!」縁がそう言って試合を止めた。


「勝者、白、立花遼一」


縁がそう告げた後、会場が盛り上がった。その後には惜しみのない拍手が二人に送られた。


「大丈夫か?」遼一はそう言いながら手を差し出した。


「やっぱり強いな遼一は」そう言いながら手を握って立ち上がった。


「そうでもないさ。結構ギリギリだった」


「はっ、よく言うぜ」そう言いながら鼻で笑った。















その後、美希の試合が行われ、勝ちを掴んだ。戦った三年生は完敗であったため逆に清々しい表情をしながらおめでとうと言っていた。


風紀委員は他の委員会と比べて忙しいため部活に入る人はいない。なので、今回の選考会にかけている人がほとんどだろう。負けたら来年はない。卒業まで風紀委員の仕事をして終わりだ。美希は申し訳なさそうな表情をしていたが、自分の分まで頑張ってほしいと言われ、真剣な表情をしながら頷いていた。


『ここで、代表が決定いたしました。代表に選ばれたのは1年F組、立花遼一君と1年A組の円城寺美希さんです。みなさん大きな拍手をお願いします』大志がそう言いながら拍手を求めた。


会場は温かい拍手に包まれた。遼一と美希は頭を下げながら拍手に応えた。


『以上で選考会の全日程を終了いたします。みなさん、温かいご声援または拍手ありがとうございました』そう言って締めくくった。















遼一と美希は亜里抄に記録媒体キューブを渡した後。照吾とともに三人は風紀委員室に向かった。部屋に入るとすでに大志と加奈が椅子に座っていた。


「おめでとう二人とも!まさか本当に勝てるとは思わなかったよ」大志がそう言いながら立ち上がって遼一と美希に近づき褒めた。


「ええ、自分もそう思いましたよ」

「私もです」


遼一と美希はそう言った。


「照吾君もお疲れ様、二年生との戦いや君と遼一君の試合も白熱していたよ。あそこまで戦えるとは思わなかったよ」


「あ、ありがとうございます」照吾はそう言いながら頭を下げた。


「ふっ、全く思い通りにいったな。これで今年の風紀委員戦は優勝できるな」加奈はそう言いながらニヤッと笑った。


「買い被りすぎですよ。自分が入ったところで到底変わるとは―――」


「私は変わると思うな。まだ本気を見せていないお前自身が分かるはずだが?」ニヤニヤとしながらそう言った。


「……本気出してましたよ」


「本当にそうなのか~?」いまだにニヤニヤとしながらそう言った。


「二瀬先輩そこまでにしてください。今日は遼一君もそれに美希ちゃんも照吾君も疲れているんですから。追及は別の日にでもしてください」


「はいはい、わかりました~」両手を上げて降参のポーズをとりながら大志を軽くあしらうように言った。


大志はその様子にため息をついた。


「まあ、今日は三人ともお疲れ。立花と円城寺は今後の流れについて明日話し合うことになる。とにかく今日は帰って疲れを癒せ。以上だ解散」その言葉ともに遼一、美希、照吾の三人は失礼しますと言って風紀委員室を出た。















「さて、どうなっているのかしら」亜里抄はそう言いながら遼一が使っていた記録媒体キューブを携帯端末に繋げた。


データを開いて見てみるが亜里抄は疑問に思った。


「何でエネルギーデータしかないのよ…」そう呟きながら呆然とした。


普通であるならばどんな魔法を使ったのか履歴が残るはずなのだ。魔法式がデータとして残るのだ。しかし、遼一の場合はそれがないのだ。そうなってくると考えられる場合は一つしかない。


「一から魔法を作り上げているの!?」亜里抄はそう驚きながら言った。


でも、これは完全にオリジナル魔法ということかしら?亜里抄はそう思いながら思考を廻らした。


一から作るとなると並大抵のことじゃ出来ない。試合を見ている限りでは一から魔法を作っている割にはスムーズに魔法を使っていたのだ。

一から作り上げるのはメリットはある。魔粒子をすぐに循環させて放出させることが出来る。しかし、それは一秒も満たない差しかない。逆にデメリットは魔法式による補助がないため威力が安定しないのだ。これに関しては熟練していれば問題ない。更にもっと熟練していると詠唱破棄など高レベルなことが出来るが、それは脳にリンクする最新機のMWが出ているので使う意味を成さなくなっている。MWに詳しい遼一が最新機を使わず、普通のE系統のMWを使うのはおかしいし、メリットが少なすぎるのだ。


何か問題でもあるのかしら?魔法式は使っても損はないと言っても過言ではないのに…亜里抄はそう思いながら画面を見つめた。


「聞いてみるしかないわね」そう思いながら接続を切った。















遼一は家に帰って自分の部屋で一段落していた。家に帰って来た瞬間、涼子と菜々子が水着にエプロンという格好で出迎えて、「お風呂にするご飯にするそれとも―――」と言い終わる前に遼一はお風呂と即答し、不満な顔をした二人を後目に風呂に入った。途中で入ってこようとしていたがそこはルイが止めて二人を入らせないようにしていた。

遼一はそろそろご飯かなっと思って椅子から立ち上がった瞬間、ピリリリッと携帯端末が鳴った。


「はい、立花です」遼一は耳に携帯端末を当てながらそう言った。


『遼一君かい?一ノ瀬だ。今、時間空いているかい?』


「ええ、大丈夫です。仕事ですか?」


『ああ、その通りだ。実は今日の夕方、何者かが雲居家に侵入して家宝を盗っていったらしい』


「家宝ですか?」


『ああ、どうやら相当貴重な物らしくてな。あまり表沙汰にしたくなくて今回は秘密裏に動いてほしいとのことだよ』


「見当もつかない相手をどうやって探ると言うんです?」


『いや、おおよそ目星はついているらしいよ。今回の犯人はおそらく正平君と言う話だ』


「だったら何故自分たちで探さないんです?」


『「死神はこの間息子を助けてくれたから今回も助けてくれるだろう」って言っていたけど?』


「……そういうことですか」遼一はそう言いながら少し怒りを覚えた。


裏を返せば、「この間の事件のせいで雲居家が表で有名になって、表沙汰に家宝を奪われたと言ったらが恥かくんだがどうしてくれるんだ?」っと言っているようなものだ。自分が奪われた失態を棚に上げてそう言ってくるのだ。遼一が怒りを覚えるのも無理はない。


「わかりました。行きます」


『本当にいいのかい?突っぱねれば断ることは出来るんだよ?向こうの失態なんだしね』


「いいですよ。自分自身、何故彼がそのようなことをしたのか気になりますからね」


『わかった。現在は委員会のメンバーを通じて検問をしている。行動範囲は絞られるから居そうなところを探してほしい。目星は地図で付けているからそこを中心に探してくれ』


「わかりました」


「通信の回線は常にオンにしてくれ。こっちも状況を見ながら突入させるように指示するから』


「了解しました」


『では、頑張ってくれ』そう言って電話が切れた。


一体、雲居の奴は何を考えているんだ?遼一はそう思いながらいつもの装備に黒のマントを纏って自分の机に置き手紙をして窓の外から出て行った。
















遼一は空中を風の魔法で制御しながら飛んでいた。バイザーに表示されている地図を頼りに目星の着いたところを中心に探していくと狭い裏通りの奥の方に使われていそうにない古びた家があった。

遼一はそこを魔力探知で探してみると魔力らしきものが見えた。近くによってはっきり見てみるとどうやら雲居正平の魔力波長のようだった。


『こちら000トリプルオー、ターゲットを確認した。場所を今から送る。こちらが状況を確認するまで待機をお願いする』


『了解、中の状況を確認後、指示をお願いする』


『了解』遼一はそう言いながら家の近くに降りた。


双銃を構えながら家の中に入ると中は暗く、人が居るように思えなかったが、魔力探知ですぐに居場所が割り出せた。


『雲居正平、そこにいるのはわかっている。出て来たらどうだ?』


「へぇ~、見つかることはないと思っていたんだがな」そう言いながら物陰から出てきた。黒色を基調にした服装で暗闇の中では目を凝らさないと分からないだろう。


『…何が目的でこんなことをした』


「決まってるだろ?雲居家に汚名を着せるためだろ?身内に裏切れて大切な家宝まで奪われるんだぜ?馬鹿みたいだろ?」あははっと笑いながらそう言った。


『そんなことをしたらお前が家に居られなくなるのは容易に分かったはずだが?』


「はぁ?お前馬鹿か?居たくねえからこんなことをしたに決まってるだろ」何言っているんだこいつ、という表情をしながらそう言った。


『居たくないだと?』


「ああ、お前には一度救って貰ったさ。だがな、知ってるか?あのクソ親父は俺を任務という嘘の任務に行かせて存在抹消をされるところだったんだぜ?何もかも俺を消すためによ」憎悪に満ち溢れた目と表情をしながらそう言った。


『…まさか、そんな馬鹿なことが――』


「あるんだよ。平気でやってのけるんだよあの野郎はな。結局いらない人間は最後までいらないってことだよ。今回の件でよく分かったぜ。ほら、これが証拠だ」ヒュンっと遼一に向かって投げた。


遼一はそれを受け取った。


「その中にビデオデータが入っている。完全に俺が言っていることが本当だと分かるはずだ。見た後に…出来れば妹に渡してやって欲しい。無理なら破棄してくれ」


『…これがあれば、家なんて崩壊するだろう?』


「クソ親父以外の人間にも迷惑がかかるからそれは却下だ」


『そうか…』


遼一はあの事件で雲居正平は救われ、当主という座にも着けると言う希望もあると結論付けて終わった気でいた。しかし、現実は違う。雲居正平は今もなお裏切られ続けているのだ。


「俺は雲居家を去る。幸い、受け入れてくれる所もあるみたいだしな。最後の最後で次期当主の妹を殺してやろうと思ったんだがな……さすがに無理だったわ」ふっと笑いながらそう言った。


「確かに能力があって憎いがそれまでだ。原因はあの野郎にあるわけだからな。殺してやろうと思ったが今の俺には無理だ。本気じゃないあんたにも勝てないからな」


『気づいていたのか』


「あの事件の後、冷静に考えたら分かった。まあ、気づかない方がおかしい。あんたは俺のためを思って体張ってくれたのには感謝してる。あそこで気づかなかったら俺はそのまま任務に行って殺されていたからな」


『俺はそこまで見越して助けたつもりはなかったがな…』


「…結果オーライだろ。まあ、どうでもいいか」正平はそう言いながら後ろを向いた。その瞬間にドーンと音がして遼一の目の前に二階の天井が落ちてきた。遼一は家を出て外を見た。家は見る見るうちに崩れていき潰れた。正平は遼一が家を出た隙に隣のビルの屋上に移動していた。他の魔法師が小銃で標準を定めるがここからでは当たる前に逃げられるだろう。


「―――死神!次会う時は敵じゃないことを祈るぜ!」そう言いながら姿を消した。


くそっ、油断した。遼一はそう思いながら正平が消えた方向を見つめていた。

選考会と言う章の名前なのに内容薄いと言う感じになりました…。

とりあえず二章は終了しました。


三章は七校大会です。


…その前に今年中にあげれるかどうか不明なんですけどね。受験生は辛いですね…。

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