表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力がない魔法生  作者: とんび
2章 選考会編
12/29

十二話 大会に向けて

二章完成させて文字数数えたんですが大体65000文字くらいでした。多いか少ないか良く分からないのが現状です。

テストを受けてから一週間が経った。テストは終わり成績優秀者が端末に貼り出される日だ。今日のクラスはいつもと比べてそわそわしていてどこか浮ついた雰囲気だった。それもそのはず、成績優秀者が貼り出されると同時に自分のテストの成績も開示されるのだ。開示される時刻は九時。現在の時刻は八時五十五分だ。


「どうなっているやろうな~。俺なりにベストは尽くしたつもりなんやけど」不安そうに哲也はそう漏らしながら遼一の方を見た。


「そんなこと言っても、もうすぐ結果はわかる。少しは落ち着け」呆れながらそう言った。


「そうだよ。さっきからウロウロしてさ。落ち着きなさすぎだよ」


「そういう静香もさっきから掲示板に行ったりきったりしているけどな」遼一は苦笑いをしながらそう言った。


静香は先程から自分の端末を開いたり閉じたりしていた。


「そ、そんなことないよ~。いやだな~、私が落ち着きがないみたいじゃない」あははっと笑いながらそう言った。


「いや、実際そうやん、落ち着きがないわ。静香ちゃん俺と一緒やな~」にやにやしながらそう言った。


「どうしよう遼一君、吐き気がしてきたんだけど・・・」額を抑えながら辛そうに言った。


「そこまで嫌がる!?」


「そうか・・・大丈夫だその気持ちは俺にもわかる」うんうんと頷きながらそう言った。


「お前もかよ!?」


「おっ、どうやら開示されたみたいだぞ」遼一はそう言って端末を見た。







一年生筆記試験成績優秀者


1、立花遼一  600点 F組

2、鳳凰梓   590点 A組

3、円城寺美希 587点 A組


一年生実技成績優秀者


1、鳳凰梓   198点 A組

2、五木麗華  194点 A組

3、黒木マリナ 190点 A組


一年生総合成績優秀者


1、鳳凰梓   784点 A組

2、五木麗華  774点 A組 

3、黒木マリナ 765点 A組


「すげえぞ遼一!満点だぜ満点!しかも筆記全部!」哲也は驚嘆の声を上げながらそう言った。


「本当にすごいよ遼一君!これってこの学校ができて初めてじゃない!?」静香もそう言って自分のことのように喜んだ。


遼一は総合で20位を獲得しており上位はAクラスだらけで占められているところにぽつんとFクラスの文字が刻まれていた。


「さっすが優等生だな~」

「強くて、頭もよくて、顔もよくて、優しくてって完璧じゃねえか!」

「いいな~、羨ましいな~ねえねえ勉強のコツとかないの?」

「どうやったら勉強できるとか、強くなれるとかさ~」


クラスのみんながそう言って遼一に寄って来た。


「いや、そんなのもはないよ。ただ普通にこなしているだけだから参考にはならないよ」首を振りながらそう言った。


「え~そうなの?」

「でも、成績いいからなんかあるかなーって思うよ?」

「そうそう、秘密の勉強法とか」


クラスの女子生徒はどうやら諦めることが出来ないらしくそのように言った。


「そうだな、言えるとしたら毎日復習はしているよ。それをするだけでもずいぶん違うから」優しい表情をしながらそう言った。


「う~ん、そうなんだ~」

「苦手なんだよね~続けるのって」

「そうそう、三日も持たずに終わっちゃうよ」


みんな複雑な表情をしながらそう言った。


「続けているうちにだんだんと慣れてきて覚える量も増えてくるよ。まあ、毎日続けるっていうのが大切だ。まあ、最初は10分からはじめるのも悪くないと思う」


「少しづつやり始めようかな~。参考になったよありがとね」

「さすが立花君よね」

「みんなから好かれるのはわかる気がするよね~」


みんな嬉しそうな表情をしながらそう言った。


「・・・どうかしたのか?」


クラスの男子のほとんどがジト目で遼一を見ていた。


「・・・いや別に何でもあらへんで。なあ、みんな」哲也はそう言って相変わらずジト目で遼一を見ていた。


クラスの男子も哲也の言葉にうんうんと頷きながらジト目で遼一を見ていた。


全く一体何なんだ。訳がわからないと内心思いながら遼一はその様子を眺めていた。















「おめでとう。さすがと言っておくべきか?」加奈がそう言ってニヤっとしながら言った。


「ありがとうございますって言いたいところですが、二瀬先輩は純粋に面白がっているだけでしょう?」


「あははは!当たり前だこんなに面白いことがあるか」笑いながらそう言った。


遼一は成績が良かったせいかほかのクラスから睨まれていた。筆記のテストが満点だったのだ。不正をしたのではないかと言いがかりまでつけられて襲いかかってきたり、馬鹿にされたり等散々だった。


「まさか不正なんて言われるなんて思われませんでしたよ」遼一は肩をすくませながら言った。


「ふん、そんなもの出来るわけがないだろう」


「気にしなくていいよ、ただの僻みだよ。遼一君が優秀すぎるのが羨ましいんだよ」


「・・・気にしなくていいからね、りょーちゃん」


「まったくだぜ。言いがかりつけるのもいい加減にして欲しいくらいだ」


加奈、大志、美希、照吾はそう言った。


「ありがとうございます」遼一はお礼を述べた。


「さて、話は変わるが、テストが明けて今週から七月に入っているが…七月に入ったら選考会の準備が始まる。そのためにみんなに集まってもらった」加奈は真剣な表情をしながら言った


とうとうきたか。遼一は加奈の説明を聞きながらそう思った。


選考会とは国立魔法大学付属高校部活動対抗大会で行われる選手選考会だ。無論部活のメンバーから選ばれるが、実力順や総合的に判断をするために風紀委員や生徒会による試合の審判や判定を行う。七校大会で行われる部活は全部で七つだ。


剣術部、この部活は剣と魔法を使うことをした魔法剣術だ。片手剣、両手剣、双剣、小剣、双小剣、剣という名が付けばいいが、刃がついているものや殺傷能力が高いものは使用禁止だ。


ポイント射撃部、この部活はある一定時間内に現れる的に向けて魔法や銃を撃ち、速さ、正確さを競う競技だ。


ライフル射撃部、この部活は動く飛翔物体を魔法を付属させたライフル銃で打ち落とすものだ。より正確に遠くの飛翔物体を落としたらポイントがもらえる。


対人射撃部、この部活は銃を使って対人と戦う。銃であれば何でもいいが殺傷能力の高い銃は使用禁止だ。


総合格闘部、この部活は武器であれば何でも良い対人戦闘だ。規定サイズはあるが使用する武器は何でも良い。ただし殺傷能力が高すぎるものは使用禁止だ。


アクセルランサー部、この部活はアクセルブーツという靴を履いてコースを周回すると言った部活だ。最高時速は80km/hで操縦者のテクニックや魔力でコースを周回する。魔法によるコースの妨害は認められているが、相手の妨害は認められていない。


ストライクターゲット部、これは三人一組の2チームで行われるサバイバルゲームでリーダーである一人がターゲットを腕につける。これを早く壊したほうが勝ちという部活だ。七校大会の時は特別に用意された場所で戦うことになる。


「選考会ってほとんど生徒会主導じゃないですか?」


「ああ、そうだ。でも、立花たちも補佐なんだから無関係ではないぞ」


「それで自分たちはどうすればいいんです?」


「立花以外は立ち会ってもらう」


「はい?」遼一は訳がわからないといった表情をした。


「立花は別の仕事をしてもらう」ニヤッと笑いながらそう言った。


「一体何をするんです?」怪訝な表情でそう言った。


「お前は研究部のほうにまわってもらう」















まさかこういうことになるとはな~。遼一はそう思いながら廊下を歩いていた。


遼一は室内の部活を任されたのだ。室内の部活は七校大会の時に選手のMWの調整や修理等を行う。大会にはMWの規定サイズやMWの威力、魔法威力の制限等があるがそれ以外であれば何をしてもいいのだ。つまり技術者の腕が問われるといってもいいだろう。

その技術者の底上げを図るために遼一を派遣するのだが好意的に受け入れられるかどうかわからない。まだ一年生だからと理由ではねられるかもしれないのだ。


一度実力は見せているし、MW研究部は問題無いだろうな。遼一はそう思いながらMW研究部の部室前に来た。


室内の部活はMW研究部だけではない。他にもMW開発部、魔法研究部がある。MW開発部は研究部とは違い、MWそのものの開発や改良、修理を手がける部活だ。魔法研究部は魔法式、魔法の研究や改良をしている部活だ。

遼一はこの二つに関しては何も言われていないので今回は関わる気はないが、遼一が二つとも同じように実力がズバ抜けていると知ったら加奈はそっちにも行けと命令するだろう。そうなることはさすがに遼一はごめんだと思っていた。


自動ドアが開いて中に入ると部員全員が真剣に電子キーボードを打っていた。


「あっ、待っていたわよ。ちゃんと加奈から聞いているわ」亜里沙がそう言って遼一に対して笑った。


「そうですか・・・。しかし、自分が直接教えるのは些か・・・」


「え?何か問題でもあった?」キョトンとしながらそう言った。


「お前は察してやれ、一年生が上級生に教えるとなると抵抗感があるだろうが・・・そうだろう立花?」猛がそう言って遼一を見た。


「ええ、脇田先輩のおっしゃるとおりです」


「ああ、それなら問題ないわよ。研究者なんて学んでなんぼの世界なんだから気にしなくていいわよ」


「それはそうですが・・・」


「まあ立花、ここに見学に来た時でお前の実力はみんな知っているんだ。助っ人としてお前が来てくれるのは結構助かるんだよ」


「助っ人ですか?でもみなさんの実力も引けをとらないように思えますが?」


「そう言ってもらえるは嬉しいよ。でもな、七校大会に行く生徒数はここの部員数より多いんだよ」


MW研究部の部員数は約40名、対する七校大会に行く生徒は70名たとえ全員が行くとしてもまわる人数でない。しかも連れて行ける室内部活のメンバーは30名これは大変だ。しかも、MW開発部と半分ずつとなるので15名しか連れていくことしかできない。


「生徒会や風紀委員メンバーを合わせて百名ちょっとしかいけないのよ」


「一人で四、五人を見るペースですか・・・」


「魔法研究部の方は連れて行かないけど・・・開発部と研究部で半分ずつだからそうなるね」


「良く毎年まわっていましたね」


「いいえ、実際は火の車よ。破損させるわ、調整させるわで大変よ。思い出したくもないわ。毎年、室内部活は地獄を見るのよ」はぁ~っとため息をつきながら言った。


「そこで君に調整やコードについて色々なご教授を願おうって話しさ」


「それでしたら適任はいるはずですが・・・」遼一はそう思いながら少し離れたところで電子キーボードを打ち込んでいる静香を見た。


「うん、それも考えたんだけど静香ちゃん、理論的ではなくて感覚的に組み立ているのよ・・・」苦笑いをしながらそう言った。


「・・・感覚的ですか」


「そうよ。ここはどうするのって聞いてもなんとなく配列が綺麗じゃないからって言って曖昧なのよ」


「・・・・・・それはそれで天才ですね。天性の感覚ですかね?」苦笑いをしつつそう言った。


「そうね・・・彼女は天才なのかもしれないわね」亜里沙は苦笑いをしながらそう言った。


父親と全く正反対だな。これはこれで驚きだな。遼一はそう思いながら静香を見た。彼女の父親の蓮志は理論的だ。遼一も同じような理論派なので相性が合う。まさかその子供である静香が感覚的に組み立てるとは遼一は思わなかったのだ。


「理由は分かりました。自分のやり方でよければ教えますよ」


「ありがとう感謝するわ。でも遼一君は大丈夫なの?風紀委員の選考会もあるでしょう?」


「まさか、自分は一年生なので出場はあり得ませんよ」


七校大会には生徒会、風紀委員同士で行われる対戦がある。ルールとしては総合格闘部に近い感じになるが出場する人数は生徒会メンバーは全員、風紀委員メンバーは四人と決まっている。風紀委員に関しては風紀委員になっていれば誰でもいいので競争率はかなり高い。


「そうかしら?案外そうでもないかもしれないわよ?」ニヤッと笑いながらそう言った。


「あまり買いかぶらないでください。自分は強いと思ったこと無いんで」肩をすくめながらそう言った。


「まあ、その話は置いておくとして早速で悪いんだが、みんなに説明しながら実演してくれないか?」


「分かりました。取り敢えずどれからすればいいんです?」


「そうだな。GBクランドバレー社の銃を俺専用の銃にするっていうのはどうだ?」


「分かりました」


「よし、みんな、ちょっと一旦作業をやめてこっちに集まって~」亜里沙がそう言うとみんな作業をやめてこちらの方に見た。


「紹介するわ。今日からこの研究部の指導をしてくれる立花君よ」


「どうも立花遼一といいます。よろしくお願いします」遼一はそう言って頭を下げた。


えっ?遼一君!?という声が聞こえたが亜里沙はそのまま続けた。


「立花君には今からMWのコードを組み立てもらうわ。みんなもこの間の勧誘の時に実力は知っていると思うから盗めるところはちゃんと盗みなさい」


亜里沙がそう言うと生徒はみな、目をギラギラさせ、まるで獲物を狙う猛獣のような感じをしていた。


遼一は若干引き攣りつつも猛のMWとGB社のMWを端末につなげた。


「今から質問するので順番通りに答えてください」電子キーボードと複数の電子ディスプレイを展開させながらそう言った。


「分かった」


「得意な戦闘方法、魔法は何を使うかを答えてください」そう言いいながらひとつ高速スクロールしている電子ディスプレイを見ながら言った。


「得意な戦闘方法は中距離、主に銃を使って敵を錯乱させる。得意な魔法は光で相手を騙したり、目をくらませたりするだな」


「・・・分かりました」そう言いながら電子キーボードを目にも止まらぬ速さで打っていく。複数の電子ディスプレイには文字列が高速スピードでスクロールされていく。


みんなは唖然とした様子で遼一を見ていた。普通他のMWに自分専用のMWにするにはもとのコードとなっているものを基本としながら作るため見ながら作業するのが基本だ。

しかし、遼一は猛専用のMWを一回スクロールさせた後は見向きもせず、ひたすらGB社のMWにコードを入力して組み立てていった。


十分位すると遼一は電子ディスプレイから目を離した。


「完成しました」


「も、もう完成したのか?」猛は顔を引きつらせながらそう言った。


「ええ、説明すると、このGB社の銃は連射性能と反動が小さいというのが利点でしたのでコードには反動を抑えるコードを消してエネルギーの増量を追加しました。なのでエネルギーパックを多い量のものに変えても構いません。それと相手をくらしたりするのが得意ということで、威力は少し落ちますがエネルギー粒子を見えにくくするようにしました。それから出来るだけスムーズにMWが働くように光魔法に特化しています。ほかの魔法が使いにくくなりますがその分光の魔法はその分使いやすくなっており、コード数も少ないのでMWの伝達率も上がっています」


「た、たった、あれだけの質問と一回俺のMWを見ただけでそれだけのことができるのかい?」いまだに顔を引きつらせながらそう言った。


「はい、脇田先輩が実際に使ってみてこうした方がいいと思ったら少し調整が必要になってくるとお思いますが」


「危険ではないの?普通コードを変えるときは一回一回使って調整が必要よ?それを複数変えて暴走でもしたら一溜りもないわよ?」厳しい顔つきで亜里沙がそう言った。


「そこについては問題ありません。暴走する前に抑止するようなコードを入れていますなので、もし一つが暴走したらすぐに止まるようになっていますから、それで・・・調整しますよね?」


「ああ、もちろん。ここじゃ危ないから隣の射撃場に行こうか」


一応、ここの奥の部屋に試すことができるように廊下のように細長い場所があるのだが暴走したら一溜りもないので射撃場に行くことにした。















部活生徒を全員引き連れて射撃場に来た。ここはかなり広く百人居ても全然問題無い広さだが、五十人近くを引き連れて来るとさすがに目立つ。案の定、射撃の練習をしている生徒たちがチラチラとこちらを見てきている。


「それでここで試し撃ちするけどいいか?」銃を確認しながらそう言った。


「いいですよ。抑止コードを入れているせいで若干遅く感じるかもしれませんが」


「いいよ。そのためのコードだから・・・さて」そう言いながら猛は銃を構えた。


「ライトスタン」静かにそう言って引き金を引いたら白色の淡い光が物凄いスピードで的の真ん中を射た。


みんな唖然としてその様子を見た。撃った当の本人も信じられない様子で銃を見ていた。


「暴走しなかったですね。ほかの魔法も試してください」遼一はその様子に目もくれずそう告げた。


「あ、ああ、わかった」若干慌てながらそう言った。


ほかの魔法も試してみたがスピードには差があったが、使いにくいという違和感は猛には感じなかったようだった。


「どうやら成功のようですね。後は抑止コードを解除したら・・・完了」射撃場に持ってきた端末にMWを繋げて抑止コードを取り除いた。


「先ほどよりスピードも上がっていると思うので注意してください」そう言ってMWを猛に渡した。


「わ、わかった」若干緊張した表情でそう言って銃を構えた。


「ライトスタン」先ほどと同じ魔法を放ったら次は光の線が一瞬見えたと思ったら的に穴があいていた。


E系統の銃のスピードは実弾のように速いが、弾の大きさが大きいため人間の目には映る。魔法を使えばさらにスピードは上がるのだが、ライトスタンのような攻撃魔法では上がることはない。

つまりこれは純粋にMWだけのスピードということになる。


「う、うそだろ…」茫然と的の方を見つめながら呟いた。


「これが今自分ができる最高です。…これでよかったらお教えしますが―――」遼一は急に亜里抄に抱き締められた。


「すごいじゃない!本当に最高過ぎるわよ!」ぎゅーっと遼一を抱きしめながらそう言った。


「せ、先輩苦しいです…」亜里抄の胸などが当たって色々と大変なことになっているがそれよりも遼一は息が出来なっかったので離すように促した。


「あっ、ごめんなさい。…ちょっと興奮しすぎたわ」恥ずかしそうに言いながら遼一から離れた。


「さてと…先程の件だけど、私達の部活に教えてもらえないかしら?みんなもそれでいいわよね?」可愛らしくウィンクをしながら言った。


みんなはうんうんと頷きながら羨望の眼差しで遼一を見ていた。


「ええ、こちらこそよろしくお願いします」遼一はそう言って頭を下げた。

何も問題なければ明日も更新します

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ