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祈りの傍で -2
2人の行方不明の報告を聞き、昨日も足を運んだ礼拝堂へイリスとリオは再び訪れていた。
堂内はセラとフィオの姿を探して歩き回るシスターたちの姿。
皆、不安そうな表情を浮かべている。
「お待ちしておりました。イリスさま、リオさま」
礼拝堂に入ってきた2人に声をかけたのはエリシアだった。
「エリシア様。2人はいつから姿が見えないのですか?」
「昨日までは、確かに礼拝堂にいたのですが……朝になると、どこにも姿がなくて」
イリスは短く息を吐き状況を整理する。
「私たちも捜索します。行き先に、何か心当たりは?」
「いえ。ただ……」
エリシアは一瞬言葉に詰まったが続けた。
「2人は幼い頃、森の奥に“秘密基地”を作っていたようなのです。正確な場所までは分かりませんが、もしかすると……」
「……分かりました。行くぞ、リオ」
「はい」
2人は礼拝堂を後にし、人の気配が薄れていく森の奥へと足を踏み入れていった。




