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不思議な木と大好きな君  作者: 茉莉花
1/1

-私が恋をした人は一体だれ?-

出会いはあの春、脇役の私が君と運命を交わしたあの日。


今日は高校の入学式、少し高鳴る胸を押さえて家を出る。


少し歩き慣れない靴に新しい制服。


私の思い描いていた高校生活。


そんなものに胸を躍らせ通学路を歩く。


中学の頃の嫌な思い出もあってそれでも前に向くために私は頑張った。


そんなことをモヤモヤ考えていたら学校に到着した。


少し早めの学校は少し不思議な場所だった。


私は、自分の名前を探す。


指でなぞっていると、ふと目を惹かれた名前が私の名前の前にいた。


少しだけ、ドキッとしたが気のせいだと自分に言い聞かせた。


自分の教室を探し、席につく。


少し早い朝の澄んだ空気が私を包み込む。


それは睡眠不足の私を優しく包み込み、眠りに誘った。


そう、私は寝てしまったのだ。


微睡む中で違和感を覚えた。


何かにじーっと見られているようなそんな違和感。


私はそっと目を開けた。


目の前には誰かが私を見つめていた。


「おはよう」と言われ私は驚いた。


「誰ですか」変質者を見る目で彼を見た。


彼は焦ったような顔で「僕は、月城湊」と名前を言って生徒手帳を見せてくれた。


私は少し気まずくて軽くお辞儀をして教室をさってしまった。


廊下を歩いていると、窓の景色を見て息を呑んだ。


そこには大きな桜の木があった。


薄ピンクの花びらがひらひらと流れるように落ちていく。


私はそっと木の根に頭を預けまた微睡の中に落ちた。


ざわざわした音が耳に届いた。


目を開けると遠くにたくさんの人が見えた。


さっきまで静かだった学校が賑やかな世界になった。


私は急いで教室に戻り席についた。


先ほどの彼は、もう友達を作って楽しそうにおしゃべりをしていた。


新品のものに包まれたニオイの教室は嫌いじゃないと思った。


先生が来て自己紹介をしてくれて、その後先生は私たちを体育館に連れて行った。


入学式が始まった。


先生の話など一通り終わった後最後に先輩の言葉になった。


綺麗だと思った。


サラサラの黒髪を靡かせながら彼は壇上に上がる。


彼が言葉を紡ごうとした瞬間私の意識は遠のいた。


初めての小説投稿です!

不慣れなところもあると思いますが、どうか温かい目で見守ってくれると嬉しいです。この作品は私の理想を全て詰めまくった作品なので気に入ってもらえると嬉しいです。


-茉莉花-

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