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レビュー執筆日:2020/1/23

●シンプルに聴かせる曲が増え、やや薄味に感じられるところも。


【収録曲】


1.JUNGLES

2.focus

3.その向こうへ

4.しんろう

5.hammer ska

6.シガードッグ

7.CRYBABY

8.求め合う日々

9.SKANKIN' CHOKE BANGER

10.DAVE ROAD

11.さびしさに火をくべ

12.コハクノソラ


 今作は前作と比べてハードなサウンドやラップ等といったアグレッシブな要素は少し抑えめになっており、その代わりに『その向こうへ』や『蜃気楼』、『シガードッグ』等といった比較的シンプルにまとまった曲が増えているように感じられました。また、約半数の楽曲が「歌詞が日本語のみ」のいう構成になっており、「ノリの良さだけではなくメロディや歌詞をじっくりと聴いてもらいたい」という彼らの主張が伝わってくるようです。


 しかし、個人的には、短い時間の中でギターリフやラップを交えながら一気に進めていく『focus』や、メロディアスなA・Bメロと同じ音程で叫ぶサビの対比が印象に残る『淋しさに火をくべ』のように、曲中でのメリハリが上手く付けられた従来の彼ららしいアップテンポの楽曲の方が印象に残りました。シンプルに聴かせる楽曲も悪くないのですが、それゆえに、『その向こうへ』と『蜃気楼』のように曲の雰囲気やメロディの運び方が似通ってしまっているケースがあり、そういったものをアルバムの軸に据えるには少々物足りなく感じられるところがあります。そういう意味では、前作と比べるとどこか薄味に感じられるアルバムでした。


評価:★★★★

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