見つけられない小説は読まれない 私はもう諦めましたよ
エッセイの日間ランキングに
“あなた”の読者がなかなか増えない理由
とか
「テンプレかどうか」なんてことより、「面白いかどうか」で論じませんか。
とか言うエッセイがあったので少し愚痴を言いたくなりました。
いえ、これらのエッセイ及び著者の人には他意はありません。
散々言われてる事ですが、小説家になろうにおいて、いえそれ以外の場でも、
面白い話かどうかなんて事は一番重要な事ではありません。
まず一字でも読まれる事、中身の話は出版物なら手にとって貰って、小説サイトなら
1ページでも開けて一字でも読んで初めて問題になる事で、そもそも一字でも
読まれない物は面白いかどうかなんか分かりません。
読んでみないと面白いかどうか分からない、全ての小説はシュレーディンガーの小説ですね。
内容よりあらすじが、あらすじより表題が大事だと言われるわけですね。
でも表題が如何に魅力的でも表題自体が見られないと意味がないです。
だから新着に出る回数を増やすために更新回数を増やしたり、複数のアカウントを持ったり
グループてポイントを増やしたりして日間ランキングに乗せようとしたりするわけですね。
読まれるための重要な事を順番に書くと
露出回数 > 表題 > あらすじ > 内容
具体的例をあげます。
自作に「幽霊のノート」と言う題の34,293文字の小説があります。
短いし、あまり読みたいと思うような表題ではありませんね。
ジャンルは不人気な推理です。
連載終了から1年以上経って1715PV ブックマーク3総合評価 16ptの堂々たるド底辺作品です。
でも同じ作品がエブリスタでは10,016PV スター44 本棚 53です。
何故か?
種明かしをすると同作はエブリスタで執筆応援キャンペーンと言う書籍化と無関係な小規模の
サイト内コンテストで入賞したからです。
大賞、準大賞、入賞3作なのでまあ3番~5番目の評価ですね。
(ちなみに入賞だと賞金は1万円です。あと作品へのアドバイスがメールで来ます。)
でも入賞してもPVはほとんど増えませんでした。
PVその他が増えたのはトップページに「7月の受賞作」のリンクが出てた期間だけです。
「幽霊のノート」は自己評価としては微妙(今書いてるのの方がずっと面白いです)でしたが
まあそれでもトップページからリンクが張られたページで取り上げられればそれなりに読まれます。
存在が認識されないものは読まれない。
当たり前の事ですが、小説家になろうの71万超の作品の中で見つけられるという事は僥倖だと思うのです。
「幽霊のノート」を執筆応援キャンペーンに出したのは執筆応援キャンペーンは
最初の2万字を読んで評価すると書かれてたからです。
選者一人に2万字読ませるために応募しました。
それ位読まれてませんでした。
今書いてる自作をネット小説大賞感想サービスに応募しました。
勿論ネット小説大賞に応募したわけですが、狙いは感想です。
応募した時は感想が全くついてなかったので。
(今は1人感想を書いて下さいました。)
ネット小説大賞八感想で検索すると5,260作品なので、感想に当たる確率は20%位はあります。
本当はエブリスタの執筆応援キャンペーンの様な応募作品数が少なくて、書籍化と関係ない
緩いコンテストに出してなんとか引っかかれば良かったのですが、
たまたま該当するようなのが見つからなくて、20%の確率で感想もらえるなら良いかなと。
まあ落選してから緩いコンテストに出せば良いわけです。
とりとめのない愚痴にお付き合い下さってありがとうございました。