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ブラッディ・ドグマ  作者: けんし
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感染者

今回、初めて書いてみました。

正直、 誤字、 変な日本語、 漢字ミスがあるかもしれませんw

私の無謀な挑戦を暖かい目で見てください。


あと、 豆腐メンタルなので…ハイ

俺の名は『アベル』


時山研究所の研究者達によって、1から作られた『人間兵器だ』


俺が作られた理由は、 未知のウイルス、 吸血病に感染した者、 または、 その病原体を滅ぼすためだけに作られた。


吸血病に感染した者は、 血に対して異常なまでの執着を見せる。 彼らは他人の血を摂取しなければ生きていけず、 血は、 人間の新鮮な物しか受け付けないらしい。 まだまだ謎に包まれている。


そして病原体は、 更に謎に包まれている。


彼らは何処から来た? 彼らは人間なのか? それとも、 別の生命体なのか?


病原体の目撃情報は少なく、 まともなデータが揃っていない。


そして、 病原体は戦闘時、 謎の力を使い、 骨格の移動、 ミトコンドリアの増加などで変態する事が出来る、 変態した病原体は運動神経を極限まで高めたり、 筋力が増幅して怪力だったりして、 かなり厄介との事だ。


まぁ、 俺は実物を、 まだ見たこと無いが。


だが、 一つだけはっきりしている。 彼らは俺達を『餌として見ている』


これは『人類と奴らの戦いだ』


―ある熱帯夜の事―


肌は、 しっとりと汗ばみ、 体は少し熱を帯びていた。


満月に照らされた山道を、 1台の黒い大型ワゴン車が、 走っている。


「また、 この不味い液体(めし)か…、 毎度の事ながら、 もっと血の気の有る物を食べたいねぇ」


俺は、 愚痴を溢しながら、 研究者に渡された、 真空袋詰めの青い液体を吸出した。


「文句を言うなら食べるな、 それに、 血の気の有る物なんて食った事ないだろ」


そう言った男は、 指揮官の 『佐藤(さとう) (けん)


隊で一番ガタイが良く。 面倒見が良い、 兄貴肌。 日本が汚染される前は機動隊として活躍。 何度か受賞されており、 一部から英雄視され、 ニュースに取り上げられた事もある。


主に運転手役で、 野外病院の医師として海外の戦地で活動していた経歴があり、 戦地で拳銃の使い方と爆弾解除を学んでいる。

藤村(ふじむら) 正木(まさき)


ムードメイカーな明るい男。 大のガンマニアであると同時に狙撃部隊にいた経歴があり、 射撃の腕前は誰もが認める。 だが、 感情的になりやすい。

早見(はやみ) (ゆう)


元、 自衛隊で、藤村を遥かに上回る爆弾のプロフェッショナル、 分かっているのはそれだけで、 何かと謎が多く、 不穏な噂も多く、 暴力騒動で自衛隊をクビにされたらしい。

河内(かわうち) 大樹(だいき)


チームに入りたての新人、 藤村程では無いが、 医学に詳しい。まだまだ未熟で、 緊張に弱いが、 正義感は人一倍強い。 少々負けず嫌い。

夢野(ゆめの) 朝美(あさみ)


そして、俺はアベル。 この感染を食い止めるだけに作られた意思を持つ、 人間兵器。


俺達は、『対吸血病感染者組織』の駆除隊として活動。 報酬は並みだが、 自分と家族を含め、 抗吸血病薬を打つ事が出来る。抗吸血病やくは、 かなり貴重な薬で、 どんだけ金を積んでも打つ事が出来ない。 バックアップ先の『時山研究所』の力だ。


今現在も、 感染者の目撃情報があった場所に向かっている途中だ。 感染者は見つけ次第、 殺せとの命令だ、 どんな理由があっても。


トラックは、 どんどん暗い森の中を進む。


チーム全体の緊張感が高まる。


夢野は、 しっきりなしに自分の所持している 銃の弾倉をチェックしており、 かなり緊張しているようだった。


それも無理はない、 これが彼女の初めての駆除なのだから。


大丈夫か?。


俺は彼女に、 そう言ったら良いのか?。


いや、 それは違う。 大丈夫な訳など有るわけがない。


気休めの言葉は、 逆に英気を奪う事になる。


それに俺達全員、 今宵、 感染者の餌食になるかも知れない。 この緊張は、俺達を研ぎ澄まし、 闘争心を駆り立てる。


トラックがゆっくりと止まった。


佐藤は、 愛用のショットガンを取り。 俺達に言った。


「報酬は生きてこそ、 死んだら無意味だ!。 俺達は必ず、 待っている人の元に生きて帰る!」


それを聞いて皆の体が熱くなる、 これは気温のせいじゃない。

身体中アドレナリンが、 佐藤のカリスマ性に反応しているのだ。


俺達は、 藤村を車内に残し、 残りは外に出た。 ガスマスクをかぶり、防具服を着ている。


トラックが止まったのは、 開けた草むらだった。 辺りには何もなく、 人の気配は当然ない。


ここから目的地までは歩きになる。


佐藤を先頭にして、 目撃情報があったキャンプ場に向かった。


木々を避けるように、 奥え、奥えと進んだ―


不気味な程に静かな森だった。 虫の鳴き声すら聞こえない…

恐怖心からか、 真夏なのに寒気を感じる。


しばらく歩いていると、 微かな灯りが見えた―


間違いなく、 火だ!、 俺達は、 火の方に走った。


すると、 キャンプ場を発見した。 そしてズタズタに引き裂かれた1つのテントも発見した。


間違いない、 このエリアだ!。

所々に血痕がある、まだ新しい…。


俺達は、辺りを手分けして探した、 感染者、 及び『被害者』を。


だが―


「駄目ですね、 何も見当たらない。 こんな物騒な時代に、 キャンプなんて、 良く来るぜ!」


早見がそう言ながら、 火が付いた薪を蹴飛ばした。


俺は静な森に響く、 不規則な足音を聞き取った―


静かにしろ、感染者が近づいて来る!


俺がそう言うと、 皆一斉に銃を構えた。


『数は一体か…』


俺達は目を凝らし、 回りを見渡した、 すると…


「見えました!」


見つけたのは夢野だった。


俺達は、 夢野が見つけた感染者に銃を向けた。


「撃つんだ夢野!」


佐藤が、 なかなか撃たない夢野に言た。


感染者は、 ふらつきながら、 こちらに歩いて来る!


距離がどんどん縮まる!


「血ぃ…血ぃ…血ぃ…欲しぃ…」


随分と血に飢えた感染者だ。


夢野の手が、 激しく揺れている…


手の揺れは、 銃に伝わり、 カチカチと音を刻んでいた。 銃口が激しくぶれており、 これじゃ、 到底当たらない!


俺は我慢できずに、 腰に携帯している長い刃物を取り出した、 感染者、 及び病原体を駆除するために作られた特性の刀だ。 どんな物質でも綺麗に断ち切る事が出来る。


俺は刀を構えた―


そして、 感染者目掛け、 走った!


うおおおおお!


俺は、 感染者の首に狙いを定めた


そして、 渾身の力で刀を振った!


一瞬だった、 感染者の首は血と共に宙を待った。 首を失った胴体は、 ゆっくりと膝を付いた。 まるで、 吊るされていた糸が切れたようだ。


悪く思わないでくれ…


心でそう言いながら、 刀に付いた血を払い、 鞘にゆっくりと納めた。


「私にだって出来ました!」


夢野が俺に、 そう言いながら近づいて来た、 悔しそうに、 目は、 少し涙で潤っていた。


佐藤は、 ゆっくり夢野に近付きながら、 声を掛けた


「一瞬の躊躇が命取りになる。 血を流し倒れていたのは、 お前だったかも知れないんだぞ」


夢野は、 何も言い返す事が出来ず、 下をうつ向いている。


少し嫌な空気だ…


こういう空気が、 1番苦手なのは、 早見だった。


「まあまあ、 皆、 怪我1つしてないんだしさぁ。 それに、 夢野は、 今日が初めてだろ?、 腰を抜かしてないだけましだよ!、 俺が初めての時なんてさ…」


「ありがとうございます。 気を使ってくださり」


夢野は、 早見に頭を下げた。


「いやぁ…、 こういう扱いには、 慣れてないと言うか…」


空気が少し緩和された。感染者の気配も感じないし、 これで帰れるな。


俺達は、 トラックへと向かった。


来た道を戻って、 トラックに付いた。


「やっと、 到着だ!。 ふっじーはお留守番出来たかな?」


早見は、 笑いながら言った。 隊の皆も笑っていた。 付くやいなや、 運転席を覗いた。


その瞬間、 早見の笑顔は…


『突如消えた』


「な、 何だよこれ…」


「ん、 どうしたんだ?」


早見の異変に気付いた佐藤、 続いて俺達も窓を覗いた…


これは…


余りにも酷い光景だった。 運転席全体には、 大量の血が飛び散っていた。


そして…


『藤村の姿は何処にも無かった』


俺達は、 見落としていたのだ。


テントに付いていた血は新しかったのに駆除した感染者は、 血に飢えていた、 そう、 感染者は血に誘われて、 俺達の前に現れたんだ。


キャンプ場を襲った奴は、 『他にいる』


だが、 何故だ?


気配は無かったはずだぞ!


まさか…


病原体の仕業か?!






















サイトの使い方が良くわからないですが、 続けて書く予定です。


ストーリーは、 全て出来たのに…文章がまとまらへん…


書きながら成長します するはず!

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