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1話〜元女子高生が初出勤してみた!〜
「新入りぃ〜、こっちこっち」
この施設の役員の女性が私を呼びそれに私は「はーい」と返事をした。
今日は春の暖かさがいつもより冷めてを感じた。
「 彼らは今頃始業式か」とポツリと呟く。
“なんでこんな日になっちゃったんだろう”
白い壁、その中を均等に並ぶ白くて丸い柱。
壁から少し入る眩しい光。どれも私が望んだ事ではなかった。
“なんで何をするかも分からないこんな所で仕事をしなきゃならないんだろう”
私は女性の歩みに嫌でもついていかなければならなかった。
何故なら私は.........
「おーい。起きてる?」
「はっ、はい」
「じゃあ、まぁ、頑張って!」
〈ガチャ〉先輩は私の代わりにドアを開けた。
私は.........、高校中退者だった。
こんにちは深沼バルキです。
今回は「女の子」が主人公の作品です。
少し分からない所もこれから出てくるかもしれないですが、これもまた暖かく見守ってください。
ここまで読んでくださりありがとうございます。