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アカネノソラ

茜空の向こう側。

それは、どこまでも続く果てしない空。


私は、誰かを待っている。

でも誰か分からない。

でも、なんでかここにいなきゃいけない気がするの。




□□□□□□□□□□□□




「茜〜!起きなさい!!」


「うわぁ!?」



階下から聞こえるお母さんの声に飛び起きる。


また、夢見てた…。

誰かを待ってる夢。

不思議な夢…。



最近、よく見る不思議な夢を思い出しながら。

私は、学校に行く準備をすすめていた。



「おはよう、茜。」


「おはよ。」



制服に着替えて、朝ご飯。

いつもの変わらない日常。



「ごちそうさま!」



朝練があるから、と。

いつもと同じように早めに家を出る。



陸上部に在籍してる私は、朝が早い。

でも、朝は弱い。


ダメなんだけどなぁ…。

バスと電車を乗り継ぐけど、必ず寝てるし。

とりあえず、寝るのと走るのが大好き。




□□□□□□□□□□□□




「茜、おはよう〜!」


「おはよう、理沙。」



朝練を終えて、教室に行くと。

半分以上の生徒が既に来ていた。


それに、いつも以上に騒がしい気がする。



「茜、茜!」


「なに?」


「知ってる!?転校生!!」


「え、この季節に?」



四月でもないのに。

こんな時期に珍しいね。



「珍しいよね!

なんでも、元美術部の文学系イケメンらしい!!」


「へぇ…。」



正直興味なし。

私には、部活があるし。

イケメンだろうと、なんだろうと。

私より、足が遅いやつには興味出ない。





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