Unrealizable world(詩)
突然僕の前に降ってきた「恐怖」
他愛もない疑いの発言
優しくされないと思うことがここまで
辛いものだと知らなかったんだ
右を見ても左を見ても 皆同じ顔
無個性と失敗への気づき
正しさ求める前にもっとやるべき
事が何とか分かってきたんだ
誰もが「自分の見ている世界」が
本物だと思って生きてるのか?
そう考えた途端に思考が止まるような
感覚に気づいた……
まだ何が「正しい」のか
「違う」かなんて 決まっていないのに――
歪んでいく「いつも」の中
存在を確立しようともがく
『僕は 正しいんだ!!』
震えた腕を振り上げても
縮こまった心が邪魔して
何の役にも立たない!
このまま否定され続ける位なら
僕の中に隠れてしまおう……
いつか夢見てた「新しい世界」
そんなもの何処にも無いんだって事に気づいて
苦しくなるけれど
その中で得た一握りの
可能性という光を持って
僕は今日を生きていたい
嘘かホントか分からない世界
決断下すのは僕ら自身なんだ
傍観者になりたくないよ――
今僕が見てるこの「世界」は?
誰も信じられなくなった時、自分が「間違っていない」と思った時、
何故かそこには「孤独になった自分」がいる。
皆さんはどうか、「孤独」になる道へと進みませんように……。