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バスター・プレイヤーズ  作者: 16104
プレモンMB
7/30

第九部

当初、バスター・プレイヤーズ2という物を作りましたが、まだ、2という名前を付ける程の段階ではないと踏み、2を削除しこちらに移転しました。

ご迷惑おかけします。

ゲーム開始から三週間が経った。


この時点でゼロのレベルは23まで上がっていた。




ゼロは右からきた斧のようなものを刀でいなし、回避した。この時ゼロは身を屈め、次の一撃の準備をする。


「オラァァー!!」


切り上げの要領で、先程の斧のようなものを根元から切り捨てた。


苦悶の表情を浮かべたモンスターは残る右腕の斧を無差別に振りまわしてくる。


「skillカード!!」


ゼロの黄色い水晶のような眼が紅に染まった。


ゼロの周り一面がスロー映像のように動いていく、もちろん斧もゆっくりと動いていた。


斧の軌道に合わせ体を捻り回避。ゼロは次の攻撃が来る前に敵の胴体に刃を置いた。


ブシャァァァー!!


赤い粘液が噴水のように斬ったモンスターの胴体から溢れてくる。


最初の時もそうだが、ゼロの必勝パターンはカウンターからの胴体切断になりそうだった。


『クエストクリア』


『クエスト生存者11名、討伐者無属性ゼロ。』


『討伐者には報酬として経験値3倍となります。』


『マイページへ移行します。皆様、お疲れ様でした。』


光がゼロを包む。


眼を開くと何も無い世界。


そうゼロのマイページに空間にいた。


『ゼロ様、レベルアップおめでとうございます。』


「ああ。」


キリヒコはレベルアップボーナスとしてカードを選んだ。




キリヒコは眼を開けた。


片手には携帯をもう片方にはパスを持ってベッドの上に座っている。


携帯の時間は午前4時14分。まだ、日の光も完全に出ていない時間帯だ。


このプレモンMBは本当にランダムでクエストがスタートする。前の週は一回もクエストが来なかった。しかし、ランダムというのは時間もランダムということ。こんな深夜に無理矢理に叩き起こされてゲームをやらされる。


別に面倒ならパスの承認をしなければいいだけなのだが、しなければ強制転移。生き埋めスタートだけは勘弁だ。


キリヒコは携帯とカードをそこらに投げ捨て床に付く。


まだ、三週間しか経っていないのにこのゲームに大分、慣れてしまった自分がいた。


そして、このゲームがキリヒコの日常の1ページになろうとしていることは言うまでもない。




クラスは異様な賑わいを見せていた。学校の最初の方のイベントと言えば体育祭である。


やる気のあるクラスは一同に練習を始め、やる気のないクラスはいつもの平凡な生活を送る。


因みにキリヒコのいるクラスはやる気のあるクラスの方で、学級委員のもと練習をしていた。


種目は男女別れての系6種目。その中でもキリヒコはバレーを選択していた。


「じゃあソウサク、行こうぜ!」


ジャージに着替え終えたキリヒコはソウサクの細く丸っこい肩に手を回しなが言った。


「うん。」


ソウサクもキリヒコに引きずられるように体育館の方へ向かう。


「ちょっと待てよ!ソウサク、キリ!俺を置いていくなー!!」


そんな二人の中を引き裂くようにトウキは間に乱暴に入ってこようとした。


「何すんだよ!お前はソフトボールだろ!他の運動部の奴らと熱い青春を分かち合ってこいよ!」


「確かに!確かにそうだけどもさ。お前らみたいな運動できねーオーラービンビンの奴よりもできるオーラービンビンしかも現役のスポーツマンの俺がソフトボールなのもいい……。でも……。」


「「でも?」」


「寂しいだろーがーー!!」


「結局それかよ!」


キリヒコとソウサクはトウキの熱い包容をかわし、逃げるように体育館へ向かった。





トウキとソウサクはキリヒコのプレモン引退宣言を知っている筈だった。しかし、その理由を聞いてくることはなかった。


しかも、何の理由も聞かずに今まで通りキリヒコと接してくれていた。


キリヒコは最初、学校を辞めようかとも真剣に悩んだが、自分をここまで思ってくれる仲間の信頼は裏切ることは出来なかった。


これはもう2週間ほど前のこと。


キリヒコは言葉に出したことは無いが心の中でどれだけ感謝しているかは言うまでもない。




体育館に着くと2コート中の1つにクラスのみんなが集まっているのが分かった。


体育館の使用割り当てはもう決まっていて決められた時間で練習をしなければならない。


「ちょっと濱名、覇間、遅いぞ!」


なので、少しでも集合が遅れるとそれは死活問題なのだ。


「ごめん。」


「今度は気をつけろよ。まぁ、メニューはいつもと一緒だから少ししたら練習試合ってことで宜しく。」


「オーケー。」





「疲れたー。」


「そうだね。今日の練習相手はあのCクラスだもんね。」


バレーの勝敗は先に2セット取った方が勝ちというルールであり、今の対戦は2対1となかなかの接戦でキリヒコのいるDクラスは負けてしまっていた。


「くそ、酒井のスパイク本当に強い。見ろよこのアザ、アイツのスパイクの奴だぞ。」


キリヒコの腕は赤くなっていた。その赤い部分を触るとヒリヒリしてくる。


「よかった。僕がそんなボールとったら折れちゃってたかも。」


「でも、濱名、お前凄いな。酒井ってバレー部でエースって言われてる奴なのにそのボールを受け止めるなんて。」


「確かにな。」


チームメイトはキリヒコに称賛の言葉を贈った。


「いや、そんなことないさ。」


キリヒコはそう言うが、これはあのゲームによって研ぎ澄まされた感覚的なものなのは間違いないであろう。


「今年は優勝できるかもな。大本命のCクラスに引けを取ってないし。」


「そうだな。よし!目標はやっぱ優勝で、決まりだ。みんなやるぞー!」


「「「オーーー!!!」」」


クラスの中心的人物の声も掛かりクラスにも活気がわいた。




ピリリリリリィィィ!!



あまりにも現場には場違いなメロディーが流れ始める。


━━━来たか。


キリヒコは携帯をポケットから取り出した。そして、いつの間にか手元に落ちていたカードを拾うと携帯の画面に翳した。


画面から音声が流れている筈なのだが、周りは特に気にしていないらしい。正確には気付いていないだけなのだが。


「どうしたの?キリ君。」


『3、2』


「ちょっと用事でね。」


『クエスト開始』


カードが発光した。





辺りに見えるのは灰色の大地とその大地に堂々と佇む岩ばかり。


ゼロはその中に2つの影があるのを確認した。


右側には雷属性、左側には闇属性のプレイヤーが立っている。


雷属性の方は熟練者のようでまず、カードを引いて、シールドカードの武装を施していた。


闇属性の方は初心者なのか、どうすればいいのかとオロオロしているだけだ。


ゼロは闇属性のプレイヤーに近付いていく。


「君、このゲーム初めて?」


闇属性の方は声を掛けられたことにビクつきながらも心を落ち着かせて話し始める。


「いいえ。2回目です。」


「チュートリアルは受けてる?」


「一応は……。でも、本当にこれって現実なんですかね?ナビが言うには殺し合いだとかそんな怖いことしか言ってくれなかったんですけど。」


「確かにこのゲームは殺し合いに近いかもね。プレイヤー同士の争いもあるし。」


「やっぱり……。」


「でも、そんな怖がってたら駄目だよ。そんなことじゃ、直ぐゲームオーバーになる。まずは生きることを考えるんだ。」


「くく、お前、優しいなー。律儀にそんなこと教えてやんの。死ぬ奴は死ぬってのに無駄じゃね?」


雷プレイヤーは一通りの武装を整えたようで、退屈そうにこちらの話に混ざってくる。


「そうかも知れないけどさ。何も知らない時と知っている時では確実に知っている時の方が生存率が上がるだろ?だったら少しでも、教えてあげないとさ。」


ゼロは最初にハギナミさんと出会った時の事を思い出していた。何も知らなかったゼロに丁寧にいろんなことを教えてくれたあの人の言葉は今でもゼロの心には残っている。


「ふん。対した馬鹿だな。そいつに経験値ボーナスを取られるかもしれねーのに。」


「それならそれでいいよ。俺は生きてこのゲームを出られればそれでいい。」


「あ、そ。じゃあせいぜい、頑張ってくれ。」


雷プレイヤーは手をヒラヒラさせるとその場を後にしようと動き出した。


ゼロはそんな雷プレイヤーに言った。


「お前、優しいな。」


「………。」


雷プレイヤーは一瞬その動きを止めたが、直ぐに足を進めていった。


「さてと。ねぇ、君の名前、なんて言うのかな?ああ、もちろんプレイヤーネームでいいよ。これから一緒に行動するのに呼びにくいからさ。」


「え、一緒にですか……。」


「いや、嫌ならいいんだ。そんな初対面の人に言われて信用するっていうほうが難しいから……。」


「そうじゃなくて、一緒に行動してくれるんですか。」


「さっきから言ってるじゃん。でも、信用までしてくれなくていい。俺を囮として使ってくれても構わない。ただ、お互いにこのゲームを無事でいよう。」


ゼロは握手を求めた。


「まずは俺からゼロです。よろしく。」


「チホです。お願いします。」


チホもゼロの突き出した手を取った。




今回のステージは霧に包まれていた。湿気を含んだ風が壁に辺り、水滴となって滴っていく。


ゼロ達が歩いていたのは岩と岩の壁に挟まれたデコボコ道だ。


そのデコボコ道は湿気を含むことで、まるで鍾乳洞のように不気味な威圧感を放っている。


「なんか……怖いですね。」


チホは肩を縮めながら進んでいた。


「そうだな。基本、ゲームではこういう不気味な所で出てくるからな。」


ゼロはチホとは対照的にカードをいつでも引けるような状態にした攻撃的な体制だ。


「そんな………。」


「ごめん。ごめん。でも、これはゲームというより現実に近い部分もあるからな。こういう簡単にバトルまでいけない所とか……。」


ゼロの視線は霧の奥に向けられた。


「ゼロさん。どうかしたんですか?」


チホもゼロの変化に気付いたのだろう。声は控えめの音量だ。


ゼロはチホの質問に答えることなく、チホの手を強引に引っ張りながらそこらの岩の影に隠れた。


「喋らないで。いまそこに何かいる。」


もちろんチホにはそんなものは見えなかった。しかし、ゼロはその経験から感覚的に相手を認識したのだ。


「チホさん。攻撃カードは持ってる?」


チホは首を横に振った。


「じゃあ、防御カードは?」


チホはゆっくりとそのデッキからカードを引くとそれをゼロに見せた。


そこにはシールドカードと記載されている。


「よし、じゃあできるだけシールドカードを使って、少なくともそれで即死は避けられると思う。」


ゼロは再び道の奥を確認した。未だその存在を感じた。


ゼロは無意識の内にスキャナーにカードをスキャンしていた。1秒もしない内にその右手には漆黒の刀が出現する。


「キミはここで待ってて。俺、行って確かめてくるよ。」


ゼロがその場を離れようとした時、ガシッと左手を掴まれた。


掴んでいたのはチホだった。


「………大丈夫なんですよね。」


ゼロは掴まれた手から彼女の恐怖が伝わってきたきがした。


だからこそゼロはその手を逆に強く握り返す。


「俺は簡単には死なないよ。」


そして、ゼロは優しくチホの手を離すと正面を向き直った。


幸いなことに前方には隠れるのに最適な岩ばかりだ。


ゼロは岩から岩へ移動しながら着実にその距離を詰めていく。


しばらくすると黒い影が見え始めた。


近付けば近付くほどその姿が鮮明になってくる。


ゼロは刀を握り締めた。脳の方ではただ無心になろうと働いていく。


そして、ゼロは動いた。


刀を上段から斜めに振り下ろす。


影は真っ二つに斬られた。


中からは緑色の液が飛び散る。


しかし、今回のモンスターは液が流れていくに連れてその原型を失っていき、まるでそこには何もなかったかのように大きな緑色の水溜まりが出来上がっただけだった。





「う、」


チホは緑色の水溜まりを見て呻いた。


臭い自体は無いのだが、緑色という不可解な色がただでさえ傷ついていた彼女の心を侵しているのだろう。


「こんなモンスター、俺も初めて見た。でも、ゲーム終了のコールも無いし。プレイヤーの何かならこんな所に置いておく意味も無い。だからこれは今回のモンスターの技とかそういうのだと思う。」


「ということはやっぱり敵は……。」


「うん。この近くだと思う。それにもしかしたらこちらの位置が敵に知られてるかもな。ここは危険だ。これからはより慎重に動かないと。」


チホはただ呆然とそこに足を崩しているだけだ。


「とにかく動こう。」


ゼロはチホの手を取る。


「はい。」


そこで新たな変化が起こった。


厳密に言えば変化と呼べるものではないが、確かにゼロは感じた。


━━━地面が揺れてる?


次第にその揺れは大きくなっていき、チホにもその変化を感じられる程になる。


「ゼロさん。これは……?」


ゼロは見誤っていた。まず最初に何故、霧が出ているのか?


ゲーム開始時は確かに薄暗さを感じさせる天気ではあったが、霧が出るまでではなかった。


霧が出始めたのはこの崖下のような場所に来てからのような気がする。


━━━まずい!!


「チホ!全力で戻れ!」


ゼロはチホの手を挽きながら元来た道をひたすら走り始めた。


ズーゥゥーン!!


重い岩が落下したような衝撃音が後ろの方から聞こえてくる。


そして、前方には緑色のアザラシと錯覚しそうなモンスターの姿が。


しかし、その目とおぼしきものは触角として頭部の方から生えている。


それはまるでナメクジだ。


ゼロはチホの手を離し、両手で刀を握った。


そして前方のナメクジを一刀両断する。


緑色の液体がはじけ、その液はゼロとチホのスーツを緑色に染める。


だが、それだけでは止まらない。何故なら次から次へとナメクジの化け物が列を成しているからである。


よく観ると先ほどの岩に付着していた水が集まってナメクジが誕生していた。


そう。ゼロ達はこの道を通った時点で敵に狙われていたのだ。


『skillカード!!』


ゼロの瞳が紅に染まる。


ゼロは右へ左へとまるでダルマ落としのようにその首を跳ねていく。


チホはただゼロの後ろを必死で追い掛けた。


ゼロの瞳が黄色に戻った。


最初自分の体の変化に躓いたが、何とか踏みとどまり次の敵を斬った。


しかし、ゼロには腑に落ちない点があった。それはあまりにも敵が弱すぎるという点だ。


どんな弱モンスターでも攻撃は仕掛けてくる。しかし、このナメクジにはそれが見られない。では、なんの為にこのナメクジ達は存在しているのだろうか?


思考を巡らせるものの答えなど見つからない。


ただ、ナメクジで作られた緑のラインが煌々と薄暗い闇を照らしている。


そうする内にゴールが見られた。


相当な距離を全力疾走したというのに動機は安定している。


ゼロは霧の晴れた夜空を見上げた。


ディスプレイにはプレイヤーが全員生存していることを表していた。


プレイ時間は1時間42分。


しかし、それよりも目にとまった物がゼロにはあった。


それは炎属性の欄。そこにあったプレイヤー名がゼロの心を刺す。


テラー。


最初にゼロがプレイした時、ハギナミさんを殺した相手。


確かにこのゲームの特性上テラーは生き残る為にハギナミさんを倒したのであろう。


しかし、一度沸き起こった憎悪はなかなか払拭されることはない。


ゼロもゲームを続けていく上で沢山のプレイヤーを見て来たが、やはり殺し合いは起こっていた。もちろんゼロも狙われた。


どれだけ現実の世界で人を殺すことをしない人でもこのゲームでは人、プレイヤーを殺す。


しかし、それもゲームのルールなのだ。殺してもその人が訴えられることはない。


ここでは死の価値が薄まる。それがプレモンMB。


「ゼロさん?」


チホはそんなゼロの負のオーラを感じたのだろう。ただ、ゼロを心配するという純粋な気持ちで語りかけてくれる。


ゼロは自分の頭を振るう。


━━━そうだ。今はチホさんがいる。こんな激情に簡単に呑み込まれていたら護れるものも護れなくなる。


「ごめん。ありがとう。」




崖下からある程度の距離を取った所で二人は動きを止め、後ろを振り返った。


そこで言葉を失う。


そこには崖の表面を削りながら進行する緑色の巨大生物の姿があった。


全長10mはあるナメクジである。


大きさのわりには窮屈そうな様子は無く、ゆっくりとこちらに近付いて来た。


さっきのドスンという音はナメクジの進行により、削られた岩が地面に衝突していた音だった。


そして、ナメクジの口であろう部分からモヤのような物が出ている。


ゼロはチホにできるだけ離れるように促すとそこに留まり辺りを見回す。


すると崖の上から落下していた人影のような物を発見した。


人影は自身に雷を纏うとそのままナメクジ目掛けて墜落していく。


光はナメクジに衝突した。轟く雷鳴がその威力をものがたっている。


ゼロはあれほどの攻撃を受けてもダメージの色が見えないナメクジに驚愕した。


しかし、一番驚いていたのは攻撃を加えた本人であろう。


あれはゼロから観ても決して弱い攻撃ではなかったはずだ。


それが効かなかったというのは本人への精神的ダメージは計り知れない。


さらにナメクジ本体の上でバランスを崩したプレイヤーはそのままナメクジの前の方へ転がっていった。


乾いた衝撃音が鳴り、プレイヤーはゴツゴツした地面をのた打ち回る。


そこへ後ろから黒い影が迫ってきた。


ソイツの全貌は彼にはもう見えていない。


迫る緑の壁は既に彼の目の前に来ていたからである。


逃げようとするも彼はもう動けなかった。そして、彼は全てを受け入れた。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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