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0話 ひどすぎる死因

初めて投稿します。よろしくお願いします


「ーのような理由からこの商品は以前から作っている商品よりもより低コストでより多くのお客様に届けることができます。

以上でプレゼンを終了させていただきます」

パチパチパチパチパチパチパチパチ

俺の名前は松本沖摘(まつもとおきみつ)、年齢は24歳。

大手の製薬会社に入社し若くしてエリート街道を進んでいる男だ。

そして今、重要なプレゼンを成功させさらに課長への昇進を早めた男でもある。

プレゼンを終了させ部屋に戻ると協力してくれた同僚が近づいてきた

「すげえや沖摘!まさかその年で商品提案のプレゼンを成功させちまうなんてな」

「まだ成功したとも限らないよ、商品化を決めるのは結局上だからね」

「いやいや、帰って行った奴らの顔みたかよ

全員が満足そうな顔してたんだぜ?絶対成功だって」

たしかにそうだ今よりより低コストでより効果がでるような商品を提案した、上からしたらこの上なく美味しい話なのだ飛びつかない手はないだろう

「それに成功したとしても、これは自分だけの力じゃないみんなが協力してくれたからだよ。本当にありがとう」

その言葉を聞いた同僚から歓声の声が上がる

そしてそのうちの1人が

「さて、山場も終わったことですし打ち上げに行こうぜ!」

その一言を皮切りに全員が帰りの支度を始める。

「いや、俺は今日は遠慮しておくよ。溜まってた疲れが一気に出てきたみたいだし、また正式に商品化が決まった時に誘ってくれよ」

と同僚の1人に伝えるとは意外そうな顔をするがすぐに

「おお、ゆっくり休んでくれよ」

と言いすぐに打ち上げの話に戻っていった

このように順風満帆に見えるだろうが俺にはある一つの秘密がある、それは






「おら!おら!鳴けこのクソ豚‼︎」

「おぉぉぉぉぉ。はひ、ご主人様ぁぁぁ」

そう生粋のドMなのである。

いつからだったか?物心ついた頃にはケンカで進んで殴られるように前に出るようになっていた、元々体格の良かった俺は次第に殴られるだけでは満足出来なくなりこうしてSMプレイ店に通っている訳である。

しかしこの店は良い、マニアの間では最上級の店だと噂されていたがまさにその通りだ!

三角木馬や蝋燭責めなど基本的なものから

口に出すのもはばかれるようなマニアックなものまで種類も様々だ‼︎

「もっと、もっと、くださいご主人様ぁぁ」

「豚が日本語喋ってんじゃねえぞ!ああ?」

「はい!すいません‼︎」

最高に気持ちがいい、しかしまだだ、まだ足りない。

もっとだ、もっとやってくれ!まだ足りないんだ!もっー

ブチ

俺の中で何かが切れた音がしたその音を最後に俺の意識は闇に沈んでいった…



声がする、笑い声だ、とても楽しそうに笑って…

は!まずいあまりの苦痛もとい快楽で気を失っていたか!どれぐらい寝てた?30分か?1時間か?どれぐらいにせよ延長コースは確定かよ、

と思い急いで起き周りを見渡す、しかしどうやら先ほどまでいた部屋ではないようだ。

部屋にはSMプレイ店の器具らしい器具は一切なく周りはそれ自体が光っているように眩い煙が充満していて、周りの壁すら見えず本当に部屋なのかすら疑わしい、そして最も異質なのがソファの様な場所で笑い転げている

巫女のような少女だ。

少女はすらりとした顔立ちに長い髪をぬいとても清楚な感じを受ける

状況を飲み込めずにその少女が俺が起きたことに気づいたようで

「ぶっはwお主wは松本沖摘w、職w業は会社員で24歳この情報はwお前のもwので間違いないな?ww」

といかにも笑いを抑えられないような感じで話かけてくる、

「は…はい、そうです」

といってわけもわからないまま返事をすると

少女の次の発言に耳を疑う

「そしてw SMプレイ店ではwげwしwいプレイ中にw死亡これも間違いないなw」

は?死亡?何を言っているんだ?この少女は

「あ、あの〜これもプレイの一環ですか?」

と聞くとそれを聞いた少女はさらに笑い

「ぶっははははwこの状況でプレイの一環と、考えられるとはやはりいかれておるなw全くもって違うわい。

ここはお主のさっきまでいた店…いやお主のいた世界ですらない」

「は?な、何を言っているんですか?

いい加減にしてください、それに死亡ってなんですか?まだ生きて…」

といって自分の体を見ようとするがない一瞬煙に隠れているのかと考えたがそもそも地に足が着いている感覚すらない

「どうなってるんですか!」

と聞くと少女はニヤニヤと笑みを、浮かべながら話す

「だからいっておるじゃろ、お主は死んでおるのじゃ、そして今これからお主をどうするかを神である一ノ宮珠姫いちのみやたまき様が決めるのじゃ」

「そんなこと言われたって信じられるわけないじゃないですか!神だって言うなそれを証明してみてくださいよ‼︎」

「ふーむ、証明か。お前は小さい頃からのマゾヒストで中学生の頃は近所で美人の飯田と言う人の子に毎晩罵倒される想像をおかずに

お「もう結構です!わかりました、しんじますからもうやめてください」

無理に遮ると少女は

「そうか?マゾなのだからてっきり喜ぶと思ったのだが」

と残念そうに言う

「そうゆうのは痛いとかじゃなくて死にたくなるだけなんですよ」

荒げた息を整えながら質問をする

「じゃあ神様というのは信じますよ、だとしても人間1人にこんなに時間をかけてていいんですか?後ろにも詰まっているんじゃ?」

「あ〜いいんじゃ、いいんじゃ本来ならこういうのはもっと下のものがやるはずのものじゃからな、わしは興味があったからお前を連れてきたんじゃ」

と手を振りながら答えさらに続ける

「そこでじゃこのまま天国や地獄にいってもよいがお主、世界を救ってみんか?」

「へ?ま、待ってください話しが飛びすぎていますよ!世界を救うって?」

「そのままじゃよ、現在一つの世界で魔物が発生し暴れておる、このままではいずれその世界から人間はいなくなるじゃろう、それをお主に解決してほしい」

「魔物ってそれが発生した原因は分かってるんですか?」

「いやいや、原因が分からないからお前を転生させようとしておるのじゃ」

「さあ、やるのか、やらんのか?どっちなんじゃ?」

突然のことで頭が追いついていし本当に目の前の少女の話を信じていいのか不安はのこる…しかし今の状態に胸が躍っているのも事実もしも話が本当なら今の世の中では体験ができないような暴力も体験できるだろう、男としていやドMとしてこの案を受けるほかない!

「やらせてください、是非!」

その言葉を聞くと少女は全力で笑い

「その言葉を聞きたかった!よしでは能力を授けて…と思ったが普通にあげると面白くないな、なのであえて授けた能力はお主には言わんでおこうまあ、すぐに分かると思うがなでは

これから末永くよろしく頼むぞ〜」

能力とは?と思ったがどうやらもう転生は始まっているらしい、なので最後に1つだけ質問をする

「それにしても何故俺なんですか?」

すると少女は平然と

「面白いおもちゃを使うのは当然じゃろ?」

と言い放ったその言葉に衝撃を受けていると

俺の体が光に包まれていきだんだんと意識が遠のいて行った。

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