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我が親友へ捧げる。ホロライブの愛  作者: リベンジャー
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第0話 信者の布教の末

▪▪▪悔しさ

そう、悔しさだ。

俺には幼馴染みの親友がいる。

何をするにも二人で行動し、ずっと一緒に遊んでいた。

時には親に黙って遠出に行ったり、小遣いをちょろまかせてゲームセンターに行ったり。

俺達が悪餓鬼で有名だったのは覚えてるか?

お前とはよく喧嘩もしたけど趣味が合ったりして、腐れ縁だったよな。

アニメやゲームの話で盛り上がったのを覚えてるか?

ずっとお前とは親友でいられると思っていた。そう、思っていたのに。

いや、悪いのはきっと俺だ。

俺達の間には『嫌な物は押し付けない』と言うルールがあったのに俺はお前に押し付けてしまった。


『ホロライブ』と言う神youtuber達を。


きっとお前なら分かってくれると思っていたのに!!

あの楽しさが!

仕事で家を出ても帰ればホロライブがあると思うとなんでも頑張れる謎の鼓舞が!!


▪▪▪だけど、お前には響かなかった。

お前が100%アニメか100%ラノベでないと楽しめないと言う気持ちは尊重出来るし、押し付けるのが良くない事も分かっている。

ちょっとでも分かってほしかっただけなんだ。

お前が覗いているそのスマホにはアニメやラノベだけじゃない『楽しき世界』があることを。

しつこい布教の末、お前は俺に言った。


『三十分のアニメワンクール12話、それかそのキャラを用いたラノベが出たら見てやるよ。』と。


出来るわけが無かった。

『ホロライブ アニメ』と検索しても出てくるのはファン達による妄想てぇてぇ四コマばかり!

ラノベに関しては一つも出てこなかった。

どうして!!どうしてなんだよぉ!!(泣

あいつを引き込ますことは不可能なのか!?


今まで俺が押し付けなかったのは、本気で好きになった物が無かったからだ。

昼も眠れぬ一週間、俺は自分の愚かさに気が付いて、血の涙と共に答えを導き出す。


『無いのなら▪▪▪作ればいい!!』


今は遠くに行ってしまった俺の親友よ、見ているか?

あれから一年の時が過ぎた。

どうせ今もこのサイトで良作でも探してんだろ?

アホがアホなりに努力して作ってみたよ!!

文章が子供っぽいところなどの野暮は言うなよ?

我が親友へ捧げる。ホロライブへの愛。絶望と苦渋と誇りを添えて。

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