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花吹雪

作者: Irene
掲載日:2015/05/28

何時からかしら?私がここに居るのは

この屋敷のこの場所で私は朝日を見ながら貴方を待つ

「迎えに行く、約束だ」

あの時言ってくれた言葉

それをいまだに信じ続けている


すっかり人の居なくなってしまった屋敷

今はもう、私以外誰も居ない

寂しい、寂しい

窓に腰掛け

一人、泣く


季節が巡る

ああ、花々の時期が来た

屋敷全体を覆う様々な花たち

一つ、また一つ咲き始める

すべてが咲き乱れる時は、何度目かの約束の日


ふ、と下を見る

そこに居るのは貴方

私の体は歓喜に震えた

突如崩れた私の部屋

どうやら花々の重さに耐え切れなくなったようね


もう一度貴方の方を見る

意を決して飛び降りた

その瞬間共に落ちる花々

それらに巻き込まれるように

私は貴方のもとにおちる




何年かぶりに訪れた屋敷

何時かの罪が眠るこの場所

あいつの部屋を下から見上げる

今にもあの窓から手を振りそうだ

ああ、本当に俺はなんて事をしたんだろう


突如崩れ始めたその場所

年月ゆえに花々の重みに耐えられなくなったんだろう

避けようとしたその時にあいつを見た気がした

そして花々は雪崩のようにおちてきて

俺とあいつを引き合わせた



待ってたわ_

薄れゆく意識の中

あいつの声が聞こえた気がした_


切なくてちょっとホラーなものが書いてみたくなりました


如何でしょうか?

感想お待ちしております(ペコリ)

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