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君は壊れて僕は欠けて  作者: ルーガ
15/18

言葉を覚えよう

さて、現在俺は椅子に座らされて両手両足を縛られている。

…………………質問だ。

「これ必要なんですか?」

「ええ、必要です、何せ暴れますから」

なにそれ不安しか感じない。

俺の視界には、田原さんと同僚の方一名(女性)と深愛さんがいる。

「では始めますか」

「いえもうちょっと説明をしてもらえると」「お願いします」□△%#々<○☆→♪………………




SIDE深愛



目の前では宗人君がジタバタしながら泡を吹きかけていた。

「なんですか、これは?」

正直話しかけたく無いが詳しいのがこのクソジジイ(重ねて言いますが普段はこんなこと言いません)に聞くしかない。

「具体的には説明するのが時間がかかるため困難ですが、簡単に言うと電気を使って直接脳に信号を送っています」

予想外に凄い答えが返って来た。

同僚の女性は宗人君の頭に手を当てて念じるように目を閉じている。つまり

「手から電気がでちゃったり」

「してますよ、これがこの世界での『魔法』です」

ふーん、これが………

同僚の女性の方には悪いが見た目でわからないためそこまで驚かない。

「……………突然で悪いのですが」

「なんですか」

田原さんが歯切れ悪そうにしゃべってきた。

「昨日のことはすみませんでした、少しストレスが溜まっていたようで」

いや、私ストレス発散につかわれたんですか、こんないたいけな少女(自分で言うのもどうかと思う)をストレス発散に使いますか、へぇ〜。

まぁ、反省もしているようですし許してあげなくもないかな。

なんて上から目線になって残りの怒りを消化した。これ案外使えるんだよね。

「まぁ、いいですよ、もうやらなそうですし」

そう答えると田原さんはほっとしたように顔を緩めます。あ、そうだ。

「この後私もこれ受けます?」

「なにを当たり前のことを」

えぇ〜…………



無事に宗人君の言語習得が完了した。

ちなみに終わった後の感想は

「気持ち悪い吐き気するトイレ何処」

だった。すぐに田原さんがトイレに連れていき汚いものを見ずにすんだ。

しかし、宗人君の顔は冷静なままだった。なんか訓練でもしているのだろうか。

そして次は

「あのこれ普通に覚えたいのですが」

「こっちの方が早いしコスパもいいですよ、バケツも用意しましたし」

遠回しにこっちにしろと言われた。でもコスパって、そりゃ効率がいい方がいいだろうけど、

「ではお願いします」

「まだ心の準備が」%#<=〒○♪→>€$…………………

長らく時間をかけてしまいすみませんでした。これからまたちょくちょく更新していけたらと思っています。

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