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君は壊れて僕は欠けて  作者: ルーガ
13/18

就寝前の考え事

あの後、田原さんが戻ってきて、そのまま夕食となった。深愛さんはストレスの所為かあまりご飯がはいらないようだった。ちなみに俺はおかわりまでしました。

夕食のメニューは焼いた鳥肉とオニオンスープ、パンだった。

そして現在、自分の部屋に戻ってベッドに横になっていた。濃い一日だったとか他人事な感想を抱きながら。

さて、シャワーも浴びたしさっさと寝るか。




side深愛


…………………………もう無理。

今日はいろいろあり過ぎた。いきなり妙な場所に来たと思ったら、クソジジイ(普段はこんなこといいません)に追いかけられて(私が勝手に逃げただけとも言う)捕まった後に私と顔の9割が同じそっくりさんにであってしまった。もうさっさと寝たいけどとてもそうはいかない。

思い浮かぶのは両親のこと。今頃心配してるだろうなぁ。

母さんとはあんなこともあったけど、一応は好きだ。尊敬する部分もある。父さんも優しくて好きだ。でも、


もう会えない


あの男の子、もとい宗人くんは特に気にしていなかったけど、私はそうもいかない。

元々友達付き合いは少なかったけど強盗事件のあと少し不登校になってふさぎこんでからは完全になくなった。会話のほとんどは父さんと母さんとしていた。

だからちょっと不思議に思ったりもした。

なんで宗人くんとは普通に喋れたのかと。

最初は嫌悪感が浮かんだ。あんなに自分と似ていたから当然ではある。でもそのあと、かなり、自分のトラウマについて話した気がする、家族以外であんなにも饒舌になったのは久しぶりだ。

なんでだろうか?


……………………………………………………………………………………………………………………………………………zzz






気づいた時には朝だった。

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