表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/34

設定資料

[世界の概要]

TYPE KIHA 8500 「Snow express」の世界は、暗黒武装鉄道結社シュバルツァークロイツの世界に準拠し、11次元の空間に無数の小世界が浮かぶ世界です。

小世界は、小さな街の大きさのものから広大な複数の並行世界が折り重なった巨大なものまで多種多様で、種族や文明も様々です。


[神の存在]

この世界での神という存在は、11次元空間を自由自在に移動し存在できる高次元生命体をさします。

神には過去1000年以内に誕生した力の弱い新世代神とそれ以前から存在する力の強い旧世代神そして最初に生まれた唯一絶対の存在と呼ばれる始祖神が存在しています。

また、神々は重複する事もありますが、各々の領域を持ち、その領域の並行世界を管理していますが、11次元空間を移動し多の並行世界に干渉する文明がいくつも出現し、他の神の領域を侵犯する行為が神々の間で問題化しています。


[大規模勢力]

この世界には複数の並行世界をその勢力圏に納める大規模な勢力がいくつか存在しますが、そのどれもが11次元空間を移動して他の並行世界に移動する独自技術を有しています。

その大規模勢力の中でも特に大きな勢力がシュバルツァークロイツ、聖十字教会、亜空間連邦の3つで、三大勢力と呼ばれ、常に対立しています。

特にシュバルツァークロイツと聖十字教会は宗教的な問題で激しく対立しています。


[シュバルツァークロイツ]

正式名称、暗黒武装鉄道結社シュバルツァークロイツ。

かつて聖十字教会に虐げられた種族達が起こした大規模な反乱を物質輸送で支援する目的で誕生した民間鉄道会社シュバルツェがその起源です。その立ち上げには双子の邪神と呼ばれる双子の新世代神から多大な支援を受けたとされています。その関係でその双子の邪神は、この鉄道会社の守護神として現在も崇められています。

そして長い年月の経過の中、この鉄道会社は武装し直接聖十字教会と戦うようになり暗黒武装鉄道結社という武装した民間鉄道会社という世にも珍しい存在となりました。

また、この鉄道会社は多くの並行世界の物流を支配し、国家をも超越した巨大な存在となっています。

なぜなら、下手に逆らえば物資の供給を止められ国家が破綻してしまうし、武力を使って物資を奪おうにも国家を超越した軍事力で武装しているため手が出せないのです。

故に、この鉄道会社の敷地内はどの国家の法律の影響も受けない領域となっていますし、この鉄道会社の勢力圏内の国々はほぼ例外無くこの鉄道会社の傀儡政権に支配されています。

また、この鉄道会社は支配戦略として周辺国の産業や経済のどこか一部を奪い自己完結できないようにしています。理由は必ずこの鉄道会社の物流網に頼らなければ成らないようにする事で、反乱を起こせない状況に追い込んでいるのです。

ただ、そこで暮らす人々は大量の物資が流通し豊かな暮らしができているので反発はほとんど無いようです。

後はこの鉄道会社の最大の特徴は11次元空間を走る鉄道網、亜空間軌道とそれを中心に運用される鉄道を主軸とする一風変わった軍事力とそして、エネルギー源である液体燃料マナルを中心とした科学技術と魔法技術を組み合わせた独自のハイブリット技術であろう。


[聖十字教会]

唯一絶対の存在とされる始祖神を唯一神と考え他の神を信仰する宗教は全て邪教として排除しその勢力圏を伸ばしてきた勢力です。

その起源は不明で、一説では始祖神が誕生した頃に生まれたのでは無いかと言われ、シュバルツァークロイツや亜空間連邦より遥かに古い歴史を持った組織である。

この宗教では、始祖神以外の神々は神と呼ばず、この宗教に取り込まれた神を天使、そうでないものを魔神又は邪神と呼ぶ。

つまり、神と同等の力を持った天使を組織的に動かす事が可能であり、この天使が率いる軍団を十字軍(クルセイダー)と呼び、聖獣や神器で武装したこの聖十字教会の軍事組織は一見中世次代の古めかしい騎士を中心とした軍隊だが、その力は近代兵器で武装した亜空間連邦とシュバルツァークロイツと互角に渡り合える力を持つ。

なおこの勢力は科学技術はあまり発達しておらず魔法に主軸を置いた文明を形成している。


[亜空間連邦]

宗教が政治に密接に関わる事に異を唱えた政教分離主義勢力が集まりできた勢力で、その立ち上げの裏では、聖十字教会の足枷を作りたいジュバルツァークロイツが協力したといわれています。

亜空間連邦の政治は議会制で最も民主的で、各並行世界から選挙により選出された代表である連邦議員で構成された連邦議会により運営されます。また連邦議会の代表である議長は連邦議員の投票により決定されるなど民主的な形態に拘っています。

政教分離主義という基本理念から聖十字教会とは犬猿の関係で、亜空間連邦加盟世界と聖十字教会領の境界線では恒常的な小競り合いが発生しています。また、シュバルツァークロイツとは比較的有効な関係を維持していましたが、近年成立した物流事業独占禁止法の施行により急速に関係が悪化しています。

亜空間連邦の兵力はSF映画に登場するような宇宙戦艦のような亜空間シップを中心とした編成で、もっとも一般的とも言える内容で、ある意味面白味にかけるものといえます。

また、魔法に関する技術が皆無で、科学技術に主軸を置いた文明を持つ。

ちなみに、魔法の存在に関して懐疑的な考えが主流である。


[暗黒神殿局]

暗黒武装鉄道結社シュバルツァークロイツの内部に存在する宗教機関であり、双子の邪神を中心とした多神教である暗黒教の管理を行う機関である。

主に双子の邪神が勝手に交遊を深め仲良くなった神の取り込みや、双子の邪神の身の回りの世話がその業務の中心であるが、その他にも公にされていない業務があるらしい。


[双子の邪神様]

始祖神が行方不明となったのと同じ年、約1000年前に生まれた双子の邪神で、新世代神であるにも関わらず旧世代神凌ぐ強力かつ万能な力を持った神様です。

他の追従を許さない強い力をを持った神様にも関わらず、子供の様にワガママでやりたい放題の困った神様です。

当然その外見も子供で、ゴスロリ服を好んでいるようです。

気紛れで惑星をビリヤードの玉にした大惨事を引き起こしたり、ブラックホールを掃除機に見立て遊んだ結果、1つの並行世界が消滅したりと他の神々の頭痛の種ですが、力が強いため放置されている神様です。

ちなみに、聖十字教会の最強ランクの天使達が束になっても全く歯が立ちません。

その圧倒的な力と生まれた時間で、行方不明となった始祖神と何か関係があると考える神学者はかないるそうですが、その真相は定かではありません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ