7話 お嬢様
名前などは実際の団体・個人名とはまったく関係ありません。
今回の続きは明日深夜2時ごろに更新します。
よろしくお願いします。
第6話。
俺が街に帰ってきた後も俺たちの周りでは何もなくこの街を後にする事にした。
旅の終点まではだいたい100kmぐらいと短くなっていた。
「このペースでいくとあと3ヶ月ぐらいか」
とザックスは言う。
「ていうか、そこにいくだけでマリに会えるの?」
とキリヤは質問をする
「う~ん 詳しく聞いてないが、どうなんだろう」
とザックスは答える。
「その話ですけど、どうやら僕たちの旅次第で決まるそうです。どうやらそこに人は人の記憶を扱う能力を持っているそうです。ですのできちんと歩いていかないと、いけないらしいです。」
とテイトは言う。
「ひぇー そいつ怖いな・・・」
とにぎやかに話しているうちに4人は次の街、コリカというとこについた。
街はとても都会で人口も多い街だった。
「うわぁーすごいですね、この街 都会ですよ!都会! 私たちが見てきた街とぜんぜん違いますぅー」
とルメリは言う。
「とりあえず、俺はマサオナルドっていうハンバーガーの店にいきてー あそこ世界では有名らしいぞ」
とザックスは叫び
「えーっ 私はスナーバックスというコーヒー屋にいきたいです。」
とルメリも叫ぶ。
「はぁ あんた達 田舎者だねぇ~そんなところ私なんか・・・」
とキリヤは途中で話をやめる。
「どうしたんだ?」
と3人は聞く。
「いや、なんでもないわ・・・」
とそのとき向こうからスーツ姿の男が4人程やってきた。
「お帰りなさい、お嬢様」
とスーツ姿の男は言う。
「おい、てめーら 何者だ? 早く離さないと・・・」
「ザックス、この人たち私の知り合いなの。」
とキリヤは離す。
「え?」
・・・・
・・・・
「あ、今晩には戻るからね。 ちょっと待ってて」
とキリヤは事情を話し、スーツ姿の男に連れて行かれた。
このスーツ姿の男はキリヤの執事とかだったのだ。
どうやら俺たちの街から急にいなくなったのを知って執事たちが探していたんだ。
「キリヤさん、お金持ちのお嬢様だったんですね。」
とルメリは言う
「まぁな でも、別に学校のときも一緒だったがそんなにお嬢様みたいではなかったがな。。。」
とザックスは昔を思い出す。
「キリヤさんきっと帰ってきますよね。絶対に」
とルメリは聞くが。。。
・・・・
・・・・
「久しぶりの家ね」
とキリヤは一人でつぶやく
「お嬢様 お父様がお呼びのようです。」
「そう、行くわ・・・」
-end-
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