27話 戦争
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。
次回から最終回です!!最終回は2回に分けますね!!
「ゲームのルールは簡単だぁ。 どっちが先に死ぬかだな・・・」
とザックスは言う。
「望むところだ。」
と相手の男も言う。
「先に名乗っておくが、俺の名前はガルス・ナイルだ。 殺された相手の名前ぐらい憶えておいた方がいいんじゃない?」
とガルスは言う。
「そうだな。でもよ、俺は覚えなくてもいいようにしてやんよーーーー!!」
とザックスは攻撃をする。
「だから、無駄って言ってるでしょ?俺に攻撃をしても君は死ぬだけ。そう、まるで鏡に映ってるみたいにね。」
とガルスはいいザックスは攻撃により飛ばされる。
「っち・・・まだまだいくぞ。」
とザックスは言う。
「あの時と全く変わっていないみたいですね・・・少しは成長したかと思ったけど。」
というとザックスは攻撃をしていくがやはり飛ばされる。
しかし、ザックスは攻撃を繰り返す。
「めんどくさい奴だな・・・お前は殺されたいのか?」
とガルスは言う。
しかし、ザックスは走るルートを変えさっきと違う位置へと向かう。
「なるほど、少し変えれば風に当たらないと考えたんですね。でもね、俺は四方八方から風が出ているから無駄なんですよ、無駄。」
とガルサは言う
「そんなの・・・やってみねぇとわからねぇだろ・・・」
とザックスは言う。
「そうですかね、わかってることを何回もやっているのを見るとただのバカにしか見えないんだけど・・・」
とガルサは言う。
「もう、あんなに傷ついていくのは見てられないよ!」
とキリヤは言う。
「大丈夫だよ。キリヤ。ザックスはきっと大丈夫。あと、少し頼みがあるんだけど・・・」
とミイナはキリヤに話しかける。
・・・・
・・・・
「そもそも、お前の戦う理由はなんだい?聞かせてもらおうか・・・」
とガルサは言う。
「やはり、あれかお前の恋人が死んだからか? もうそろそろ理解してくれよ。あれは戦死なんだ。だからお前がそんなに落ち込む必要はない、それが戦争なんだ!!」
とガルサはいう。
「違う・・・・ あいつは・・・戦死なんかじゃねぇ・・・・ 全部俺のせいなんだ・・・ 俺がお前にやられてよぉ 動けなくなり そしておめぇは俺を殺そうとした。でもあいつはそれを代わりに受けたんだぁ。
だから戦死じゃねぇ・・・ それに 戦死だろうがなんだろうが・・・・・ 死んでしまってもいい命なんてどにもねぇ。・・・・ 俺はもう・・・・何も失いたくねぇんだ。 だけど、奪った命を取り返すのはいいんじゃねぇか。お前はあいつの命を奪ったんだ。 だから俺はお前と戦う必要がある・・・・ 俺は・・・お前を殺す必要があるんだよぉぉぉぉぉ」
とザックスはもう一度飛び掛かってくる。しかし、ザックスはまた飛ばされる。
「なるほどな。俺があいつの命を奪ったからお前は俺を殺す。悪いが俺はな何人ものの人を戦争で殺したんだ! だから一人ぐらいの命なんて知らない。むしろそんな多くの人のことを考えるなんてしてたら頭がいかれてしまうからな。俺はいますぐお前みたいな人間をこの世から消したい。だから俺はお前を殺す。 実はお前もロシアンルーレットで殺そうかと思ったがお前の場合は一発急所に当てた方が面白そうだな。 そこで命を落とすんだな。」
とガルスは風でソードを作り出した。
「ウインドソードっていうんだが風で体をばらばらにするんだ。骨もな。死んでしまえ!!」
とガルスは攻撃をしていく
・・・・
・・・・
「何、ソードが!?」
とガルスは言う。
「残念ね。あんた。 あんたもザックスと一緒で条件がそろわなかったらただのへぼっぴなんだね。」
とキリヤは言う。
「てめぇ何をした?」
とガルスは言う。
「簡単だよ!キリヤの術でこのある範囲の時空を変えて風を通らせないようにしたの。」
とミイナは言う。
すると雲の間から太陽の光がガルスに当たっていた。
「おっと、影が出てしまったな。。。 じゃあお前はもう動けないって事か」
とザックスは言いながらガルスの影を踏み動けないようにする。
「悪いが、お前が人を何人も殺したのは自慢にもなってねぇぞ。 もちろんお前も知ってるだろうが。」
とザックスはいいガルスを殴る。
そしてガルスは飛ばされザックスはまたガルスのところへ行く。
「く・・・くるな!!」
とガルスは言う。
「とどめだ・・」
とザックスはいい攻撃をする。
・・・・
・・・・
「さっきの攻撃は俺の怒り。今の殴ったのはお前が迷惑をかけた人の分だ。」
とザックスは言う。
「なぜ殺さないんだ?」
とガルスは言う。
「俺は知っている。 お前が人を殺したくて殺したんじゃねぇってこと。 俺だってそうだった。戦争で人を殺したくなかったでもよぉ殺さなきゃいけなかった。そのあとの俺は親の死を迎えるまで人を殺したってどうでもいいと思ってた。でもよぉ 実際に自分の大事な人が居なくなったら俺の考えは変わったんだ。だから俺はお前を殺さねぇ。もう一度頑張ってもらいたいんだ。俺も同じだから。」
とザックスは言うとすぐにパトカーはやってきてガルスを乗せて行った。
「ザックス・・・俺はお前を一生忘れねぇからな・・・」
と最後にガルスは言う。
「あぁ 俺もだ」
とザックスは言う。
そして
「いやぁザックス!!かっこよかったよ!!」
とミイナは言う。
「本当です。あそこまで相手を沈めたなんて!!」
とミイナは言う。
「いやいや、キリヤとミイナのおかげだぜ。 キリヤありがとな。」
とザックスは言う
「何言ってんのよ!!私もミイナに言われないと気づかなかったんだからね・・・」
とキリヤはテレながら言う。
「それにしてもミイナってすごい力ですね。」
とテイトは言う。
「できるのはこれぐらいだけだけど・・・」
とミイナは言う。
「さてと、これで大丈夫だと思う・・・ ラストだ・・・」
とザックスはいい5人は山を登り最後の場所へと向かう。
-end-