26話 ロシアンルーレット
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
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アイデアが思いつかない・・・
「待ってくれ、俺は戦うつもりはない。まだ君は勘違いしているみたいだからな。前にも言ったがあの娘は戦死したんだ。だから君は何も思わなくてもいい、そして君はあの娘のために旅をしているんだろ?でも、あれはあくまでも戦死したんだ。君は勘違いしているんだ。」
と男は言う。
「お前・・・それが・・・お前の考えなのか・・・大切な人が死んでもそれでいいのかぁ・・・・ てめぇは知能の少ねぇ人間なのかよぉ?」
とザックスは男へ立ち向かうが相手の男によりザックスの動きは止められる。
そして相手の男はザックスを飛ばす。
「君こそ、本当に学習能力がないんだね。 前も戦ったでしょ?なら、ほかの方法でも考え名よ。」
と、相手の男は言う。
「ちょっと・・・あんた・・・あんたの言ったことは私でも腹が立ったわ。」
とキリヤは言う。
「私もです。黙っていられません。」
「これでもくらいな!!」
とキリヤは攻撃していく。
しかし、相手は攻撃を止める。
「そんなばかな・・・うわぁぁ」
とキリヤは飛ばされる。
「キリヤさん!! 私もいきます!! いけー」
とルメリも攻撃していくがやはり止められ飛ばされる。
続いてテイトも攻撃していくがやはり同じパターンである。
「なんていう強さなの・・・」
とキリヤは言う。
すると
「俺の仲間にまだ手を出すのか・・・」
とザックスがでてくる。
「攻撃を止めただけなんだがな・・・何か悪いか・・・」
と相手の男は言う。
「いいか・・・こいつらには手を出すな。 こいつらは俺に手伝ってもらってるだけなんだ・・・ 殺すんなら俺を殺せ・・・」
とザックスは言う。
「なかなか強い意志なんだな。 もう死ぬ準備は出来てるってことか・・・」
と相手の男は言う。
「ならば・・・こんなめんどくさいことも早く終わらせようかなっと・・・」
相手の男は最大出力でザックスに攻撃をしていく。
「そうか・・・ お前は風を使っているんだな・・・最初はわからなかったが・・・」
とザックスは言う。
「風だろうがなんだろうが俺に勝てるのか・・・?」
と相手の男は言う。
「こっちも本気でいかせてもらおうか・・」
とザックスは言う。
「俺のスピードに勝てますかね?」
と相手の男は素早くザックスの後ろに回った。
「ここから落ちて死ぬんだな・・・」
と相手の男は言うとザックスを最大出力の風で崖から落とす
「うそでしょ・・・ザックス・・・」
とキリヤは言う。
「これで終わったな・・・君たちもな・・・」
と相手の男は言う。
「私たちの本気は・・・まだ見せてないんだから・・・」
とルメリは言う。
そして3人はまた攻撃へ向かう。
「だから無駄っていってんでしょ。君たちの攻撃じゃね。 怪我ひとつもしていないよー」
と相手の男は3人を岩に張り付けながら言う。
「まぁね、ここで死んでもらうのは確かだけど僕もねー楽しみたいからひとつゲームをしようか・・・」
「なんでも受けるわ・・・だから離しなさいよ・・・」
とキリヤは言う。
「それは無理かな・・・だってそうじゃないとね・・・ さてと ロシアンルーレットでも始めましょうか・・・」
「ロシアンルーレット!?」
と3人は言う。
「(俺は生きているのか・・・)」
とザックスは目を覚ます。
「ザックス!!大丈夫?」
と声をかけたのはミイナだった。
「あぁミイナか・・・っておい お前なんでここにいるんだ?それに何で俺は無傷なんだ?」
とザックスは聞く。
「それはね・・私の力なんだよ。 私は水術師でしょ。それで助けたんだよ。」
とミイナは説明する。
「でもよ・・・なんでここに?」
「まぁ少しだけど・・・私予知能力があって・・・ こうなることがわかっていたんだよ・・・だからここに・・・」
「そっか・・・」
「それよりさ・・・たぶんだけど早くあがらないとみんなが・・・」
とミイナは言う。
・・・
・・・
「ここに4つの銃が浮かんでいまーす。 それぞれの銃には弾がひとつ入っている。
ルールは簡単 この銃を一回ずつ撃っていく。その中で弾に当たれば死ぬ・・・ 運がよければ死なないんだが・・・ それはないと思ってくれ 全員死ぬまでやるつもりだからな・・・」
「そんな・・・私たちの死を遊ぶなんて・・・」
とルメリは言う。
「じゃあはじめようか・・・ まず1発目だ。」
カチャ
カチャ
カチャ
「おぅ・・・ラッキージャン!! 最初はみんな生存確認 ってことかな・・ うわぁおもしろー じゃあ2発目いこうか・・・」
「もうやめろ!!」
とテイトは叫ぶが
カチャ
カチャ
カチャ
「うひょー いいねいいね もうすぐ死が迫ってるって感じー」
「もういい加減にしてよ!!」
とキリヤは叫ぶ
「いっておくけど・・・君たちも風で押されてるんだから弾も倍の速さで君たちの体に食い込むからね・・・ じゃあ3発目・・・ そろそろ誰かが死を迎えるのかな・・・」
カチャ
カチャ
・・・・
ドー――ン!!
「(いったい誰が死んだの・・・)」
と3人は思う
前は煙で曇っていた。
「3発目に弾が入っているのはテイトの銃だ。」
といったのはザックスだった。
「これにてゲームは終了だ。これからは俺とお前のゲームを開始しよう。」
「(ザックス!?)」
と3人は思う。
「ほぅほぅ 生きてたんだね。そのゲーム参加させてもらおうか。。。」
-end-