20話 私の気持ち
☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆
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20話
「君の気持ちはそういうことなんだね。」
といわれキリヤは倒れこんでしまった。
「っち、なかなか時間が掛かるな・・・」
とザックスはルメリとテイトと戦いながら思う。
ルメリとテイトは無言でザックスに立ち向かっていく。
「悪いが、時間がないんだ。すまない。」
と小声でザックスはいいながらとどめを刺そうとした。
「っは。」
とルメリとテイトは目を覚ましたようだった。
俺はすぐに攻撃をやめた。
「わ・・私たち何をしていたんですか?」
とルメリは言う。
「覚えていないのか?」
とザックスは聞くがテイトも
「覚えていないです」
という。
「わかった事情は後で説明をする。今は急ぐんだ!」
とザックスは言いながら2人を連れて行く。
そして、俺たちは走って向こう側へと走っていった。
しかし、そこへはすぐに着くことは出来なかった。
走っているとキリヤの姿がこっちからみえた。
「おぉう キリヤー!! ミイナは・・・」
といった瞬間キリヤは攻撃をしてきた。
「おい、何・・・」
とザックスが言おうとしたがキリヤは攻撃をやめなかった。
「そんな・・・・キリヤさんが・・・」
とルメリは言う。
「違う、こいつは何者かに呪われているんだ」
とザックスは言ったところ
「そうですね、。私は特別な技を使いましたよ。彼女の気持ちをコントロールしているのですよ。」
と男は言う。その男の後ろには眠っているミイナの姿もあった。
「これは、あくまでも本当の彼女の気持ちなのです、申し送れましたが、私はウォーラーと申します。基本は人の気持ちを操って攻撃をしていくのです。 今回あなたたちはその娘を助けようとしているようですが、私たちの作戦を邪魔してもらうことは出来ませんのであなた達が殺し合いをして、この作戦から消えてもらいたかったのですが、私がこのおもしろい気持ちを持った彼女を見つけたのでこの人を武器としあなたたちを殺そうと思います」
その話し方は丁寧だったがとてもむかつく言葉だった。
ルメリとテイトは相手のトラップで動けなくなっていた。
「さてと、あなたは彼女を殺すか、殺されるか どちらでしょうか」
といった瞬間にキリヤはザックスを攻撃してきた。
「っち・・・」
「何年ぶりか こんな風に戦うのは。。」
とザックスはいい、
「いいじゃねぇか 本気でくる気持ちならよぉ」
と俺は言ってしまった。
「引くんなら今のうちだぞ!」
と言い俺は本気で立ち向かった。
「ちょっと!ザックスさん!いくらなんでも・・・」
とルメリは言う。
「な・・・なんで なんであなたはそんなに関係ない人を助けたいの? ねぇ?どうして?」
とキリヤは戦いの中で大声で叫んだ。
「(あ、何聞いてるの私・・・でもこれって本当の気持ち・・・)」
「そんなの、決まってんじゃねぇか他人だろうがなんだろうが無駄にしていい命なんてどこにもねぇ。
そして奪っていい命なんてどこにもねぇんだよ。
そんなのに他人、友人なんて関係ねェ。
だから俺は助けに行くんだ。すこしでも力になれるようにな」
と俺は笑顔で言った。
そのあとキリヤの動きが遅くなった。
「(あの時と同じことを・・・)」
とキリヤは思っていた。
「最後のとどめだ・・・ 」
と俺はいい、キリヤの影を踏んで動けなくした。
「(ちょっと・・・ザックス本気じゃない・・・?)」
「(私、これでよかったんだ・・ やっぱりザックスは変わらないままなんだね)」
「ダークインパクト!!」
と言い、キリヤに攻撃が当たりそうだった。
・・・・
・・・・
俺はとてもギリギリで攻撃を外した。
「目を覚ましたか。」
と俺はキリヤに聞く。
「え?・・・」
とキリヤは疑問を抱きながら言った。
「よし、キリヤの本当の気持ちも出たところで、ラストはお前をつぶさねぇとなぁ。」
と俺は言う。
「なるほど。この娘の本当の本当の気持ちを暴き出し私の呪いを取り消そうと・・・」
とウォーラーは言う。
「いや、ちげぇんだな。 悪いがお前の呪いを利用させてもらうんだよぉ。テメェの呪った技は本当の気持ちを攻撃の力に変換して倍の力にし戦うという力じぇねぇのか?
じゃあよ、今のこいつの気持ちはなんだと思うんだぁ?
そうだよ、真っ先にミイナを助けることだよぉ。」
と俺は言う。
「な・・・なに??」
とウォーラーは驚く。
「私の・・・私の攻撃を見てなさいよ・・・ ブレイカーソード!!」
とキリヤはウォーラーに普通より倍の攻撃力で攻撃をしていく。
・・・・
・・・・
そしてザックスたちはウォーラーとの戦いに勝った。
「やりましたね、キリヤさん!!」
とみんなは言う。
「よくやったな。キリヤ。」
と俺も言う
「(私が倒したのかな・・・)」
「えぇ。。。よく覚えてないけど・・・」
とキリヤは言う。
「よし、ミイナのところへいくぞ」
と俺はいい4人はミイナのところへ向かった。
「ミイナ!!」
とみんなは叫ぶ
「大丈夫です。息はまだあるみたいで、少し薬を使って眠らされているようです。」
とルメリは言う。
「ちょっとあなた達。その娘を連れて行くつもりかしら?」
とある女が話しかけてきた
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