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2話 お父さん

「お、お父さん!?お父さん!?」

慌てるルメリ

「おい、どうしたんだ?急に慌てて?」

とザックスは問いかける。

「そ、その・・・今電話があって・・・・」


3人は急いでルメリの家に行った。


「お父さん!?」

とルメリは叫びながら家に入る。


しかし、そこには誰もいなかった。

手紙においてあったのは

「キョウ 16:30ニ カリテリックダイガクマデコイ」

「なんだこれは?」

「と・・・・とりあえず急ぎましょう!」

というルメリ


―――カリテリック大学

「きっとあいつらの目的は私たちの能力です。」

と言うルメリ

「あぁそうに違いない。あいつらは今俺らの力をとても必要としている。」

と言うザックス

「よし、行くぞ!」

「ちょ、、、ちょっと待ってよ!ザックス! ちゃんと打ち合わせしないと!!」

と叫ぶキリヤ


そういいながら3人は大学の中へと入っていった。

そうすると急にザックスが走るのをやめた。

「ちょっとー なんで急に止まるのよ?」

と聞くキリヤ

「いや。。。その。。。。 どこに行けばいいの?」

「ガクッ。 だから打ち合わせするって言ったじゃないの!」

コン コン コン コン

向こうから人が来る音がした。

「いやいやー 打ち合わせなんてする必要はございません。ここまで来て頂いたら私どももわかりますので」

と現れた一人の男

「てめぇ・・・」

「おっと、いけませんでした。名乗るのが先でしたね。私はイギリスカリテリック大学名誉教授の渡辺わたなべ たけると申し上げます。もうご存知だと思われますがあなた達の能力の作成も私が手伝いました。そしてこのイギリスを世界一の国にしようと思ったのです。」

「わかった。。。とりあえず話は聞くからルメリの親父をかえせぇ」

急に怒り口調に変わったザックス。

「あなた達の目的はやはりそうですよね。しかし、簡単には引き返すことはできません。あ、難しいことはもちろん言いません。とても簡単でシンプルです。


あなた方の能力を頂くだけです。」


と、呟き渡辺武は急に襲いかかってきた。

「っち・・・」

とザックスはダークバリアで2人を守る。

「お前ら逃げて親父を探せ!」

と叫ぶザックス。

「っふん。所詮この能力を作ったのは私も入っているのです。あなたが私に勝てるわけはない!」

「なら、本気でかかってこいや・・・」

と言うザックス。

とザックスは攻撃を繰り出していく

「あなたは・・・闇術師ダーク・マジシャン要するにザックス・アンドレスですね。あなたの能力は触れたものを全て闇の道具にしソードの威力を倍以上にすることもできる。そしてなんといってもあなたの得意技は闇玉ダークボール。」

「だから。。。それがどうしたっていうんだ」

「どうもこうもありませんよ、私はあなた方の能力を全て把握しているのですからね」


「でもよぉ、お前さん能力を把握してるだけで勝てるのか?」

「はい?」

と質問するザックス。

すると、ザックスは相手の影を踏み

「応用すればお前を動けなくすることもできるんだぁ」

「な・・・なんだと?。。。」


「ふふぅん お前が知らない俺の能力もある。俺は確かにお前らのモルモットになったぁ・・・ だけどとぉ そしておめぇらは俺らに特殊能力というものを入れイギリスの力にしたぁ。しかも英国系日本人を限定になぁ。。。そんなてめぇらが俺らの能力を奪う権利があんのかぁ?俺らはてめぇらのおもちゃでも兵器でも実験器具でもねぇ。


一人一人が能力を持つ人間として生きてるんだよぉ!」


と、ザックスは渡辺の顔面を殴り、渡辺は倒れた。


――――その頃

「はぁはぁはぁ」

「やっぱりいない・・・」

「どこにいるのおとーさん!」

と探す2人。

「ここが最後の部屋だわ 懸けましょう。」

「えぇ」

と二人は扉を開けた。

「お、おとーさん!!」

そこにはひもで手足を縛られ倒れこんでいる男の人がいた。

息はあった。


・・・

・・・


「ザックス?あんた傷とか大丈夫なの?」

「あぁこんなの全然大丈夫だ。」

「ところであの犯人の正体は誰だったの?」

「あぁ、どうやら俺らの能力を作ったやつでもあるらしい」

「そうなんだぁ」

と話すザックスとキリヤ。2人はこの街を出ていこうとしていた。

「さてと、次の町はどれぐらいかかるんだ?」

「そうね、2日ぐらいかしら?」

「シヌゥ・・・」

その時後ろから声が聞こえたんだ。

「あのーーっ ちょ、ちょっと待ってくださーい!」

ん?と振り向く二人。

「あぁルメリ!どうしたの?そんな荷物で?」

「そ、、その。もしよかったら。。。そのたびにお付き合いさせてください!」

「わ、、私もっと能力を活かして強くなりたいんです!」

とルメリは言う。

最初は驚く2人だったが

「あぁ 全然かまわねぇぞ!」

というザックス。

「でもお父さんとかはいいって言ったの?」

―――――ルメリの家。

「ねぇお父さん。もう大丈夫?」

「あぁ大丈夫だったぞ、まぁ事件の内容は覚えていないがな。助けてもらったあの子たちには助かったよ。」

「あのさ、、相談があるんだけど」

「なんだ?」

「その。。。私 あの人たちと旅をしたい!」

「!?」

「ダメかな?」

「お前がそうしたいのならそうしなさい」

「え。本当に?」

「ただし、これだけお父さんと約束をしろ。1つ けがをするな。」

「当然でしょ!心配しないでよ」

「2つ 死ぬなよ」

「自分のことを第1に気にするって!」

「3つ ・・・」

「え?」

「また俺に顔を見せれるようにするんだ・・・わかったな。」

少しぼーっとするルメリ。

「う。。うん!」


-END-


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