表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/29

19話 戦う理由

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。


ちょっと今回は話が脱線気味かも


私は途中呪われたテイトとルメリに襲われ動けなかったところをザックスが助けて、今私はミイナのところへと向かっている。


なんで、私たちが初めてあった人を助けるかって?


それは昔にこんな話があったから。


―――5年前


当時のイギリスは戦争中だった。


イギリスは人間に特殊能力を入れ込み相手の兵士を殺すために英国系日本人を集めて特殊能力を入れたの。


もちろんそれに反対する親は大勢いた。


でも国の命令には誰もが逆らえなかった。


そんな中、まだマリが死んでいなかった頃私たちは普通に暮らしていた。


学校は戦争が近くなるとほとんどが訓練で違う施設へと入れられていた。


「ザックス、あんたまた訓練サボっていたらしいわね?」

と当時の私は言う。


「え?ば・・・ばれた?」

と当時のザックスも言う。


「あたりまえでしょ!あんたが居なかったら全然訓練の空気違うんだから!」


「そ・・そか、教官怒ってた?」


「相当怒ってるわよ!」


と私は言う。


「やべぇ早く逃げないと・・・」

とザックスは言う。


「ちょっと待ちなさいよ!!」


と私は追いかけていく。


その時だった。


ザックスの前にマリが現れた。


「ちょっと、ザックス!教官が呼んでるよ!!」


とマリは言う。


「(また、こいつか・・)」

と私は心の中で思う。


最近マリがザックスに積極的だなーっていうのは正直思っていた。


「げ、マリまで来たか・・・ ていうか、俺が出頭する訳ねぇだろ? なんで教官のところへ行かないといけねぇんだよ?」

とザックスはマリに行った。


「そうじゃなくて!!教官が別の用事で呼んでるの!!」

とマリは言う。


「俺はそんなのに!!騙され・・・うわぁぁぁぁぁ」


とザックスが言った途端マリはザックスを止めるために攻撃をした。


「キリヤ!!あなたも手伝ってくれる?教官が人数多い方がいいって言ってたの。」


と私は言われ、正直マリとザックスが2人きりになるのも嫌だったから私も着いていくことにした


「おぅ・・いいわよ・・・何か知らないけど困っているんなら手伝うわ・・・」


・・・・

・・・・


教官室にて


「お、来たかザックス。」

と教官は言う。


「あの・・今日は・・」

とザックスは言おうとしたが


「もちろんしっかり罰は受けてもらうぞ。という訳で早速、応接室に入ってほしいんだ」


と教官は慌てながら部屋へと連れて行く。


そこに居たのは幼い少女だった。


「いいか、この娘どうやら道に迷ってここの前で一人でいたんだ。家を聞いたらこの街らしいから連れて行ってやってくれ。あと、マリとキリヤ。 こいつだけじゃ心配だから、お前らも言ってくれるか?」


と言われ私たちはもちろん「うん」と言った。


・・・

・・・


「って言ってもよ・・・街って20kmも離れているじゃんか・・・」

とザックスは歩きながら言う。


「しょうがないでしょ!大体あんたの罰なんだから・・・」

と私は言う。


「でもしかし、この娘もよくここまで歩いてきたもんだね。」

とマリは言った。


「おーい、お前ここまで歩いてきたんか?」

とザックスは少女に話しかけるが何も言ってくれない。


「おーい、聞いてるか?」

とザックスはもう一度聞くがしかし答えない。


「っち、なんだよこいつ。人形のように喋らないじゃないか。」

とザックスは言う。


「きっとなんかショックなんじゃない?親と離れたとかで」

とマリは言う。


俺たちは森などを通って近道しながら歩いていた。


と突然だった。


急にその少女は止まって


「あ・・・危ない・・」


とつぶやいた瞬間


四方八方から銃声が聞こえた。



ドドドドドドドン


ザックスはすぐに闇術で私たちを守ってくれた。


「何するのよ!」


と私は叫んだ。


その時、煙玉と多少の麻酔で眠らされた。


・・・・

・・・・


「うぅ・・・ここはどこ?」

と目が覚めたら歩いてきた道の真ん中に倒れていた。


「ザックスたちはどこ!?」

とすぐに思った。


しかし、そこには誰も居なかった・・・


辺りはもう暗かった。



「(まさか、術者狩りに捕まったとかないわよね・・・)」


と私は歩いているとさっきの少女が口にガムテープを貼られて車に乗せられる瞬間を見た。


私は当時そんなに力はなかったけど、あの娘のためならと思い急いで車のところへと向かった。


そして剣で車の窓ガラスを割った。


「なんだ、このガキは?」

と車に乗っていた人は言う。


「その娘を離しなさいよ!!」

と私は言う。


「いい口聞いてやんな・・ははは・・・それならここで死んでもらおうか!」


と相手の男は片手に炎を出しながら私に襲ってきた。


私は剣でどうにか止めることが出来た。


「ふっ・・ 剣術か・・・」


と相手の男はいい


「これでどうだ!!」

と攻撃をしてくる・・・


「うわぁ・・・」


と私は飛ばされる。


「ほらよ、お嬢さん、これでも喰らえ!!」


と私は顔面に炎をあてられた。


体が動かなかった・・・


「どうだね?私たちの邪魔をしたらこんな風になるんだよ・・・最後だ  ここで眠るんだな」


といい相手は最大出力の炎を出して私に攻撃をしてきた。


・・・・

・・・・


でも私は生きていた。あの人がいたから。


「おいおい、何してんだよ。」

と相手の男に言ってるのはザックスだった。


「ほぉ、ボーイフレンドが助けに来たとかいうやつか・・・」

と男は言った。


「ボーイフレンドだろうがなんだろうがしらねぇがよ、困っている人を助けるのは俺の義務でな。」

とザックスは言う。


「困らせているやつはここで始末しねぇといけねぇんだよな。」

とザックスは睨みながら言った。


なんといってもザックスは当時からランキング3だったから本気でかかると誰もが手を出せなかった。


そして、ザックスは攻撃を開始していった。


「お前、なんでそこまでして、他人を守るんだ?」

と相手の男は言う。


「決まってるだろ・・・他人だろうがなんだろうが無駄にしていい命なんてどこにもねぇ。

そして奪っていい命なんてどこにもねぇんだよ。

そんなのに他人、友人なんて関係ねェ。


俺は命を奪ったり捨てたりするやつが一番大っ嫌いでな!」


とザックスは本気の目でいう。


「そうか・・でもお前はこの娘の本当の力を知らない。だから先に処理をする必要があるんだ!」


と相手の男は言う。


「そんなの知るか!!」

とザックスはいい、相手を思いっきり殴っていた。


でも、その男の言っていることは本当だった。


そして、少女はいきなり立ち上がりザックスをずっと見ていた。


「おぅ、お前大丈夫か?けがは・・・うっ・・・」


とザックスは言いかけ倒れてしまった!!


その時マリもちょうど駆けつけ私たちはザックスを必死に起こした!!


その少女は光に消えて行ったんだ。



・・・・

・・・・


後からザックスはどうにか目を覚ましたが後からいろんな結果が分かった。


あの少女は運命変換機と呼ばれ彼女と目を合わせたものは大きな不幸なことが起きると言われているらしい。


きっとそれはマリの死だろう。と私は思っていた。


でも私たちは言わなかった。ザックスに不幸なことが起きるって。


言わなかったのが間違いだったのかな・・・・


・・・・・・・

・・・・・・・


と私は思いながら走っていた。


すると急に体が止まった。



「きみの気持ちはそういうことなんだね。」

と突然男に声を掛けられ私は倒れこんだ。


-end-

◇最後まで読んでいただきありがとうございますもしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ