表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/29

16話 友情

☆この小説に出る登場人物の名前は実際の団体名・個人名とは一切関係ありません。☆

今回も小説を読んでいただきありがとうございます。もしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。

16話


トントントントン


とアパートの階段を上ってくるような音がした。


ガチャ


「よし、あいつらはここにいるはずだ。探せ!」


と声が聞こえた。


俺たちは何者かによって押入れの中に入れられた。


すると扉の外から声が聞こえた。


「おい!てめぇら 人の家になにしとんじゃボケ!?」


その声は山下の声だった。


「あ!山下課長!」


「おい、なんで俺の家を狙ってるんだ!?はぁ!? 間違いにも程があるだろ!?

そんなにザックスたちを殺したいならもっと違う情報を探ってとっとっと捕まえろや!」


と言うとほかの警察はこの場所を引いて行った。


「もういいですよ。」

と山下は言う。


「ふぅ、どうにか間に合ってよかったです。」

と山下は言った。


「おい、いろいろと聞きたいことがあるのだが、殺すってどういうことだ」

とザックスは言う。


「えぇ、これも説明しないといけないです。今、警察の会議に行ったのですがどうやら軍隊も加わり、ザックスたちを見つけたら即殺すという話になったのです。」

と山下は説明する。


「どういうことよ!?軍隊って・・・軍は私たちを武器として利用したのでしょ!?」

とキリヤは言う。


「いや、これは何者かによる仕業と思われます。きっと何かによって洗脳され警察と軍隊を巻きぞいにしているんです。」


と山下は説明する。


「洗脳・・・ 大人数による・・・ 何かにつまずくような・・・」

とテイトは言うが


「とりあえず!俺たちの命が狙われるとはそうとう大きいことじゃねぇか?どうすればいいんだぁ?俺たちは?」

とザックスは言う。


「とりあえず、僕たちもがんばりますが、洗脳されていないのは本当に少しだけの人数なのです。ですから・・・」

と山下は言った時に


「さっきテイトさんが洗脳って言ってましたけど、このあいだの携帯事件と何か関係あるのでは・・・」

とルメリは言う。


「携帯?あぁあのメールで倒れさせて・・・・ってもしかして!?」

とキリヤは言う。


「確かに、それもあるような・・・ わかりました。やってみます。とりあえずザックスさん達は安全な場所に行きましょう!」


・・・・


・・・・



俺たちは車に乗り安全な場所へ向かおうとしたところ


道路の真ん中に銃を持った人がいた。


「伏せろ!」


バン!!


と山下は言った瞬間車を思いっきりとカーブさせた


「うわぁ」

と4人は言う。


トントントントン


と男は歩いてくる。


「山下ぁ、お前はすぐに調べてきてくれ。俺はこいつの相手をする。」

とザックスは言う。


「わかりました。それとこれを持っていてください。」

と山下は無線機を4人にわたし車に乗り再出発する。


「おやおや、こんなところでお前らに会えるとは・・・ 本当はおめぇらもう死んでたんだぜ、でもよここの警察と軍隊はカスすぎてお前らをすぐに殺せないから、僕が出てきたんだぜ。」


「お前、何者だ?」

とザックスは聞く。


「僕は、今この軍隊と警察を制御している、主要人物、さてと あなた達の周りを見て下さい。」


と男は言うと、俺たちの周りは警察と軍隊に囲まれていた。


「さてと、あなたたちはいつ死ぬか、試してみましょう!」


と言うと警察と軍隊は銃で打ってきた


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン


「ははははっは、もう死体になっているかな・・・」


煙から出てきたのは立っている4人だった。


4人はもう声が出ないほど倒れかけていた。


「ほぉ、特殊能力、ですか?」


と男は聞く。


「でも、誰ひとり殺していない。。。あなたたちの能力はそんなもんですね。」


と男は言うが


「あぁ、僕たちは殺しませんよ。関係ない人を。」


とテイトは言う。


「そうかい・・・でもね、関係ない人でも人を殺せば犯人となるんですよ・・・」


というと男はテイトに向かって銃で撃ってきた。


そして、軍と警察も同時に攻撃を始めた。


ドンドンドンドンドンドンドンドン


ドドドドドドドドドッドドドド


そしてテイトは電波で攻撃をふさいだ。


「どうやらあなたは特殊能力はないんですね。だからあなたは携帯事件を応用して軍隊・警察を洗脳した。そして僕たちを殺そうとしている。」


とテイトは言う。


「その通りだけど、なにかありますかね?」


と男は言う。


「私、時空を変えれることが出来るの」


とルメリは言うと男と軍隊と警察は体を動かせなくなった。


「なにっ。。。」


と男は言う。


「それと私は剣術、あなたの首をすぐに斬れるわよ」


とキリヤは男の首を絞める。


「まぁ、お前は特殊能力が無いから俺たちを殺そうとしているんだろ?だけどよ、特殊能力の本来の使い方はこんなことのためじゃねぇんだぁ。それと、今連絡があったが、軍隊・警察はお前の制御から解放された。 この無線機のおかげでな。 もちろんお前がこのような状態になったのも山下のおかげだ。」


とザックスは説明する。


「くそ。。。山下め・・・」


「君の名前はサン 英国系日本人だが特殊能力はない、なぜならお前の体は特殊能力を入れれる体質じゃなかったからだ」


とザックスは言う。


「そうだよ。その通りだよ。だけど、俺はこんなこともできる。この警察と軍隊を一回洗脳したから免疫が残っている。そいつらを殺すことができますよ。どうしますか」


と言うとサンは軍隊と警察を苦しめ始めた。


バン!


と銃声が聞こえた。


それを撃ったのは山下だった。


「サン、もう止めようか・・・ 特殊能力者を殺すのは・・・」


と言い、山下はサンを殺した。


「っち・・お前・・・」


「ザックスさん、説明します。」

と山下は言う。


~~~~~5年前~~~~~~~


大学にて


「それでは特殊能力をインストール不可能な人を発表します。


山下 一輝


サン・ジュリアイル


・・・・


・・・・


・・・・



その時は信じられなかった。まさかここまで訓練などをしてきたのに俺とサンは特殊能力をインストールすることが出来なかった。


「っち、なんだよ!特殊能力って!俺たちここまで頑張ってきたのに!」


とサンは言う。


「サン、しょうがないよ、僕たち特殊能力を手に入れられなかったんだから・・・」


と山下は言う。


「でも一輝、 そんなんじゃ俺は許せないよ!いつかあいつらに仕返しするんだから!」


とサンが言ったのは今でも山下は覚えている。


そして3週間前。


俺の携帯に一つのメールが届いた。


『久しぶり!一輝 ちょっとおもしろい話があるから来てよ』


とのサンからのメールだった。


ピーンポン


「おぅ一輝!久しぶりだな!」


「あぁサンこそ。」


「さぁあがってあがって!!」


・・・・


・・・・



「なぁこの記事見てくれよ!」

とサンは言う。


「ん?」


それは携帯事件の記事だった。


「これを使って警察を洗脳させて特殊能力者を殺そうと思ってるんだ!」

とサンは言った


「ねぇサン、それって本気で言ってるの?」


「あぁもちろんだ!お前も協力してくれるよな?」


俺はサンがあまりにも嬉しそうだったから断ることが出来なかった。


そして俺はサンに言われたとおりに警察連絡メールを使い洗脳本文を送った。


でも警察の親友にはできないと思いわざと送らなかった。


そして、俺は2日前君たちに出会った。


僕はその時正直に話せなかったが、どうしてもこの作戦を成功させたくなかった。


だから君たちを守った。


~~~~~~~~~


「そうか。。。そうだったのか・・・」


とザックスは言う。


「だから・・・僕は・・・・」


と山下は言う。


「僕は一緒にサンと死にます。」


と言った


「ちょっと待ってください!なんであなたが死ぬ必要を?」

とテイトは聞く。


「だって僕は!サンを!!」


と山下は言うが


「まだ死んでないわよ。 私が止めました」


とルメリは言う。ルメリは山下が撃った弾を止めていた。


「!?」

と山下は驚く。


・・・・

・・・・


そのあと、軍隊・警察の洗脳は解け、サンは警察へと送られた。


山下は多少取調べされたが警察の位が下がっただけだった。


ザックスたちの指名手配も無くなっていた。


「とりあえず一件落着だな!」

とザックスは言う


「まぁそうね。」

とキリヤは言う。


「ところでさ、お前ら能力が上がってるんじゃね? ルメリなんか弾を止めていたしキリヤは瞬間移動が早くなった。そしてテイトも電波の威力が違う」


とザックスは言う。


「それはザックスさんのおかげですよ、一緒に旅をさせてもらってるので」


とルメリは言う。

「まぁそうかもしれないわね。」

とキリヤは言う。


「僕も気づいたら強くなってましたから」


とテイトは言う。


「じゃ、次の街へと行くか!」

とザックスはいい、次の街へと向かう。

-end-

◇最後まで読んでいただきありがとうございますもしよかったら、評価・感想・お気に入りを宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ