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チートなんてない!(連載)  作者: ayane_project


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41/57

041 アリシア先生

そろそろ次の曲を作りたいです。

エピソード031でクロエが聖歌?だと主張している曲がこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=Hfae3iR5vNU

「あなたがクロエさん?」


振り向くと、

サイドポニーテールの若い女性が立っていた。


後期授業開始の朝のこと。


「はい?」

「私はアリシア。ヴィクトール隊長の命令で来ました」

ああ、

ヴィクトールさんが呼んでくれると言ってた先生。

「よろしく」

「わざわざありがとうございます。よろしくお願いします」ぺこり


「わたしはどうすればいいのかしら?」

カリキュラム的なことを聞いてるのかな?

「とりあえず、担任のバルディーニ先生のところにご案内します」

そう言って、教師控え室に案内した。


コンコンとノック

「誰だ」

「クロエです」

「入れ」

「失礼します」アリシアさんと入室する。

「ヴィクトール衛士長から派遣された臨時の先生?をご案内しました」

「ふむ」

「身体強化魔法教師としてきましたアリシアです。

身辺警護の指示も受けました」


「王都教区所属助祭のバルディーニだ。

クロエのマナ異常を中心とした調査の任についている。

また、その調査の一環として、クロエの所属する風コースの担任も引き受けている」

「よろしくお願いします」


「アリシア殿には、私の目の及ばない状況、例えば魔法院の放課後や、聖堂の女性区域といった場面で、クロエと寝食を共にしていただきたい」

「わかりました」

「クロエのマナ値は、既存の測定器を超越しており、現状ではその基礎値は測定不能域にある」

「一方で『魔法選別の儀』では属性魔法を発現できなかった。

このため、唯一発語可能であるトランスファーも、独特の発語方法に頼っている。

暴漢等に襲われた折、魔法的にも身体的にも抵抗の術を持たない。

その前提で警護をお願いする」


相変わらず、かったいなー

それに、「お願い」なんて言葉、バルの口から出るの初めて聞いたよ。

「基本的に身体強化魔法の特別授業は3限後に行うように」

「あのー」私が口を挟む

「何だ」

「場所はどこにすればいいでしょうか?」

「ふむ」

予備教室で行うことになったよ。


「それからなんですけど」

「続けろ」

「マナの研究書が届いたら、友達と一緒に勉強したいと思っていて」

やっぱり、だめかな?

「友人というのは、いつも一緒にいる、クララ・アンヌ・マリィ・エリスのことか?」

「はい。

できれば、さちも…………」

「その4名であれば、前期試験の優秀者であるので、共同研究を認めよう。

サチについては、同行させて保護したいという意味か?」

「はい」

「魔法院放課後以外で研究する場合は、状況からして同行せざるを得ない場合が想定されるため、それについても許可する。

以上だ」

ほっ


とりあえずアリシア先生は1~3限を見学することになった。


挿絵(By みてみん)



1限

バルディーニ得意の絵画の時間。

最近では魔法に関する自由な題材がOKになっている。

私は以前考えた、「マナのたたき売り」を絵にまとめ上げた!

………

バル

「この球体がマナのつもりか…………」

「はい!」

どうかな?マナのイメージをうまく可視化できてると思うんだけど!

まわりを見回す。

みんなに目を背けられたよ。

アリシア先生は目を丸くしてる。

バル

「……………………ふぅ…………次はアーサーだな」

無言だった…………


2限

いつものトランスファー実施。

生徒37名×2回実施後、3周目の途中で時間切れとなった。

バル「む、もう時間か。トランスファーはここまでとする」

アリシア先生は絶句している。


3限

実は会話は問題ないが、外国語学習開始1年目の私にリーディングとライティングは荷が重い。

座学でも劣等生なのだ。

ぐぐぐ、いいとこ見せられないじゃん。


________________________________________


放課後

「つっっかれたーーーー」アリシア先生

「お疲れ様、アリシア」なぜかミレーヌ先生

「バルディーニ先生が怖いよ~」

「そうかしら?けっこういい人だと思うけど」

私とアリシア先生

ふるふる

私「ミレーヌ先生の感性が分からないです…………」

アリシア先生

うんうん

それを見た私。(アリシア先生とは友達になれそう!)

「お二人は以前からお知り合いなんですか?」

「魔法院で同級生だったんだ」アリシア先生

「クララちゃんとアンヌちゃんみたいな感じね~」

おお、つまり親友ってことか!



「じゃあ、まず、私にトランスファーしてみてくれる?」アリシア先生

「はい

『風よ……マナ譲渡を実行・対象アリシア、トランスファー』

そう言ってアリシア先生の手を取る。

白い光がアリシア先生に流れていった。


アリシア先生

「なんだ!たいしたことないじゃない!」

ふーっとため息をつき、

「この程度で特別扱いされるなんて、魔法院も落ちたものね!

無駄だからもう聴講生やめたら?

ほら、もう一度やってごらんなさいよ!」

と突然態度を豹変し、無造作に手を突き出した。


むっかー

「ほら!できないの?」

『風よ……マナ譲渡を実行・対象アリシア、トランスファー!!』

そう言って、いやいや手をつまんだ。

うすい光がお情けのように流れた。


アリシア先生

!!

「ごめんなさい、クロエちゃん、昨日ヴィクトール隊長に、

『お前のような役立たずは、衛士隊に場所はない、さっさと魔法院でもどこでも言ってしまえ』って

怒鳴られたの!

それを思い出しちゃって、クロエちゃんに当たってしまったの!」

と泣き出してしまった。

「ゆるして、クロエちゃん」

そう言うと両手で私の手を握り、「もう一度マナ譲渡をしてもらえない?」

ヴィクトールさんのこと見損なったよ!

アリシア先生が情緒不安定になるの、当たり前じゃん!

私はもう一度アリシア先生を慰めるつもりでトランスファーを発語した。

すると、おおきく温かみをおびた乳白色の光が先生に吸い込まれ、先生を包み込んだ。

……

……

……

アリシア先生大丈夫かな?

元気を出して欲しいけれど

……

……

「ふぅぅぅー」

「ありがとうクロエちゃん、私の三文芝居に付き合ってくれて」

???

え、お芝居?

「まず、純真なクロエちゃんに、私はひどいことをしました。

ごめんなさい」

と深く謝ってきた。

「でも、これで色々分かったわ、まず、

1.クロエちゃんがとっても純真でいい子であること (えへへ)

2.つぎにとってもだまされやすい子でもあること。警戒心も薄いわね~ (あ、そういうことか)

3.クロエちゃんの魔法は、感情に左右されること (確かに)

4.そして、大事なことだけど、クロエちゃんの魔法は、出力や効果が一定ではないこと (ほえー)」


「通常の属性魔法はね、

神への信仰宣言によって出力が、

魔力宣言によって効果が、

一定になっていると考えられているわ」


クロエちゃんの魔法は、根本からして違っているようね。


「読者のみなさん、クララです。いつもクロエちゃんがお世話になっています。」ぺこり

作者「クララはかわいいものが好きだよね」

「そうでしょうか? たしかにクロエちゃんとか、見ててかわいいと思いますけど…………」

作者 ぼそっ「ネロ君とか?」

「なにを言ってるんですか!」

クララにもっと年下の子を愛でて欲しい方、リアクション(ブックマーク・評価)をお願いします(・_・)(._.)

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