第51話 直感を取り戻すために、私は見極める力を持った
三浦さんに初めて会った時、感覚的に
「この人とは、なんか合わない気がするな」
と感じてたが、その直感に対して私は
「自分の気のせいだ」
と捉え、見て見ぬフリをしてきた。
その後、何度か三浦さんの鑑定や前世療法を受けてきたが、受けた直後は気が楽になっても、しばらく経つと、また元に戻ってしまうことがほとんどだった。
三浦さんもそうだったが、占いやスピリチュアル系の本業をされてる方は、
「当たってる!」
と言われることが多いせいか、
「自分はすごいんだぞ」
「私の言う通りにすれば、次々といいことが起こる」
と驕り高ぶったり、すぐ調子に乗る人が多い。
占い師に慕ってる間は、本人たちも洗脳されてるから、
「そうなんだ」
と信じて疑わない場合が多いけど、客観的に見ると、当時有名だったある占い師と一緒で、
「私の言う通りに実行しないと、あんた死ぬよ」
と言ってるのと同じようなもの。
私も一時期、スピリチュアルにハマってた時期があり、三浦さんを含め、いろんな占い師の鑑定を受けてきたが、どいつもこいつも
「あなたは人と関わることが好きな人」
「常に、たくさんの人に囲まれてたい星を持ってる」
と言われてきたけど、一匹狼の私にとっては、それらの鑑定は全然『ピン』とこなかったから、
「それは違います」
と私が全否定しても、
「イヤイヤ、私の鑑定ではそう出ております」
「あなたは本来、『人と関わる人生を送りたい』って心の底で願ってるんだけど、それに気づいてないだけ」
そう言われ、私の主張はいつもスルーされた。
また、私は一切お願いしてないのに、私がこれまでどんな生き方をしてきたのか、まるで当てるような鑑定をしてくる人もいて、いい思い出もなければ、封印したい過去を送ってきた私にとって、そんな鑑定をされても
「だから何?」
という気分だったし、辛かった出来事を無理やりほじくり返されて、なんだか弄ばれてるような気がして、とても気分が悪かった。
そういうことを言われると、私もますますカチンときて、
「こいつら、私を怒らせたいのかな?」
しまいには、
「日本語も通じてないんだな」
と思うようになった。
このような出来事が何度かあったから、今は『自分と感覚が近い占い師の鑑定』しか信じないと決めた。
占いは、所詮『利用するモノ』であって、『依存するモノ』ではない。
ハマりすぎると、自分の直感を信じられなくなるし、場合によっては、取り返しがつかなくなる可能性もある。
自分の灯りを守るためにも
「見極める力を持たないといけないな」
と思ったのでした。




