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灯りの記録 〜見て見ぬフリをしてきた過去と向き合うために〜   作者: なかみね ひまり


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第37話 債務整理とまたしても頼りない弁護士


最低限の生活を送る中で、これまでの支払いの滞りや借金の整理が必要になり、私は債務整理をすることにした。



行政に相談したところ、


「法テラスを通して、弁護士を紹介します」


と言われ、自分で選んだわけではなく、紹介された弁護士に相談することになった。



「これで少しは、生活が楽になるかもしれない」


そんな希望を胸に、紹介された弁護士事務所へ向かったが、私の担当になった弁護士は、またしても『頼りない人』だった。



話をしていても、こちらの状況を深く理解しようとする姿勢はなく、どこか事務的で、流れ作業のような対応。


「この人、本当に私が抱えている問題を解決してくれるんだろうか?」


そんな不安が、初めて会った時から、ずっと付き纏っていた。


必要な書類の説明も曖昧で、私が電話やメールなどで確認しないと動いてくれない場面が何度もあり、『またか…』という気持ちが募っていった。



債務整理というのは、ただの手続きではなく、

これまでの苦しみや、生活の崩れを整理する『心の作業』でもあるはずなのに、その大切な場面で、またしても『信頼できない人』に当たってしまったことが、私の灯りをさらに揺らした。


それでも手続きは進み、少しずつ生活の再建に向けて動き出すことはできたが、結構待たされることが多かったから、


「債務整理するだけなのに、こんなに時間がかかるものなのか?」


と不信に思った。



なので、心の中にはずっと、


「どうして私は、こうも人に恵まれないんだろう?」


そんな思いが、残り続けていたのでした。



 

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