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第30話 働き口を求めて辿り着いた場所
役所の方で、お金は工面してもらえたものの、これからの生活のことを考えると、頭がいっぱいいっぱいだった。
働けない状態ではなかったから、とりあえず、ハローワークに出向いたが、やはり『ピン』とくる案件には出会えず、気持ちばかりが焦っていった。
そんな時、バイトアプリで求人票を眺めてたところ、コンビニバイトの募集が目に留まり、時給はそこまで良いワケではなかったが、パンデミックの影響で、どの企業も人員削減状態。
「今すぐ働きたい!」
という気持ちが強かった私は、
「コンビニなら、すぐ採用してもらえるかもしれない」
そう思い、すぐに面接へと向かった。
私が面接に行ったコンビニは、ちょうど人手不足だったようで、その場で採用が決まり、
「明日から来てください」
と言われ、なんとか働き口を確保することができた。
実を言うと、コンビニは一時期、上京する前に働いてたことがあり、
「経験もあるし、大丈夫かな」
と思ってたが、このコンビニで働き出したことによって、私は思いがけず、精神的ダメージを喰らうことになっていくのでした。




