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灯りの記録 〜見て見ぬフリをしてきた過去と向き合うために〜   作者: なかみね ひまり


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第3話 “いいね”の先にあったもの


節約ビジネスの説明会に参加することにした私は、めぐみに候補日を送り、私の都合の良い日にめぐみと説明会が行われる最寄りの駅で待ち合わせすることになった。



また、説明会前日にめぐみから、


めぐみ:愛羅さん、明日はよろしくお願いします。


というメッセージが届き、私も


私:こちらこそ、よろしくお願いします。


と返信をした。



➖説明会当日➖


その日の私は、花柄のワンピースを着てたので、めぐみに


私:私の今日の服装ですが、花柄のワンピースに茶色のバックを持っています。


とメッセージを送った。めぐみも既に駅に着いてたらしく、


めぐみ:今どこですか? 近くまで向かいます。


というメッセージが返ってきた。



駅のホームは、仕事帰りのサラリーマンたちで溢れていたから、めぐみと合流するまで時間がかかったが、お互いの服装を教え合っていたから、なんとか合流することができた。


めぐみ:もしかして、愛羅さんですか?


私:はいっ、めぐみさんですか?


めぐみ:合流できて良かった。改めまして、内田めぐみです。よろしくお願いします。


私:小島愛羅です。よろしくお願いします。


駅で初めて会っためぐみは、SNSの印象通り、気さくで優しそうな雰囲気の女性だったけど、この日のめぐみの服装が、黒のスーツに黒いバックを持ち合わせてたことから、同時に“キャリアウーマン”という印象も受けた。



会場は、主催してる方が住んでる高級マンションのレンタルスペース。その日は、私以外にも説明会に来てる方が何人かいて、既に入会して節約ビジネスで稼いでる方も何人かいた。


主催者曰く、


「節約ビジネスは、誰でも始められて、紹介すればするほど、収入が増えます! また、ここで取り扱ってる商品は無添加なので、皮膚が弱い方にもオススメ!」


「汚れたシミなども、自社で扱ってる商品を使えば、キレイに落ちる!」


など、そのビフォーアフターの写真も紹介していたことから、皮膚が弱い私にとっては


「これはいいことづくめかも」


って思ったのと、節約ビジネスで月収100以上稼いでるモデルたちが何人かいたことから、すごく魅力的に感じ、


「ここなら安心できるかも」


そう思った。



また、通常だと、


「初期費用が3万かかる」


って言われたけど、説明会当日中に入会していただければ、


「0円にする!!」


と言われたから、私はその日のうちに入会することにし、その後、めぐみからグループチャットの招待がいくつか送られてきたが、そこには100人以上の方が参加してたから、誰が誰だか分からないチャットで話すことに少しだけ抵抗があったが、皆さん快く迎え入れてくれた。



けど、この時の私は、“安心できるかも”という気持ちの裏に、少しずつ違和感が芽生え始めていたことに、まだ気づいていませんでした。


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