第24話 不安にさせるプロに裏切られて
コミュニケーションサイトで水商売をしてることを話してたこともあり、不安にさせるプロは、イベントなどで異性と話す機会を設けてくれたが、イベントで異性会員と会話するたびに、
「化粧っ気がないね」
と言われることが多く、そのやりとりについて、不安にさせるプロは見て見ぬふりだった。
それどころか、一緒になって
「そんな地味なメイクで仕事してるんだ」
と言われ、私は思わず『はぁ?』と感じた。
こっちの言い分としては、
「私だって、本当はいい化粧品を使いたい。けど、あなたが『無駄遣いは極力控えて、この講座を受講できるよう、節約を心がけてね』って、これまで散々言ってきたくせに、いざとなったら、『自分には関係ない』みたいな言い方をするんかよ。私はこの講座に貢ぐ為に、働いてるわけじゃないんだよ」
そう思った。
「私は、何があってもあなたの味方だから」
って言ってたくせに、しまいには、どんな出来事を話しても
「そのメンタルを強くしていかなきゃ」
「そのためにこの講座を学びに来てるんでしょ」
また、最終的には、
「1人で生きていくって言ってたでしょ」
と冷たく突っ返してきたこともあった。
今まで信じてきたのに、あっさり裏切られたその瞬間、私は泣きながら帰路に着いた。
それからしばらく連絡は途絶え、私を放置してたくせに、数週間後、講座で再会したが、この件があって以来、心晴れやかに接することができず、その時は他の受講生さんもいたが、私はわざと、不機嫌な態度をさらけ出した。
私の態度を見た不安にさせるプロは
「他の受講生さんもいるっていうのに、その場の雰囲気を悪くして、まだまだお子さまだね」
と言ってきたが、私は
「誰のせいで、こうなったと思ってんだよ」
「そんなの知らんわ」
と思った。
それから私は、不安にさせるプロと露骨に距離を取るようになったが、それ以降、ストーカーまがいのメッセージが毎日届くようになり、
「あなたが心配だから、連絡してください」
そんなメッセージが送られてきた時、私は確信した。
「この人も、私のことを信用してないし、結局、自分のことしか考えていない」
「そうやってまた、振り向かせようとして、振り向いた瞬間、用済みな人はポイするんでしょ」
そう思ったのでした。




