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灯りの記録 〜見て見ぬフリをしてきた過去と向き合うために〜   作者: なかみね ひまり


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第16話 悪い意味で人脈が広がったオフ会


家でも居場所がなく、心置きなく休める場所もなかった私は、『オフ会』というイベントが存在してることを知った。


オフ会とは、異業種交流会のようなもので、さまざまな人が集まって人脈を広げたり、利害関係を築いたりする場所で、日頃のストレス発散のために参加する人もいるそう。



その頃の私は、どこにいても居場所がなく、非現実的な日常を追い求めてたから、


「そういえば、オフ会ってどんな感じなんだろう?」


「純粋に、仕事以外での友達ができたらいいな」


そう思い、勇気を振り絞って参加してみることにした。



ネットで検索してみると、毎日いろんなイベントが開催されているようで、その中でも『ケーキセット付き』という言葉に惹かれ、早速そのオフ会に参加してみたが、いざ行ってみると、その日は、自分でビジネスをされてる方が中心のオフ会で、このイベントを通して、自分の事業を知ってもらうことが目的だったそう。


私は


「完全に来る場所を間違えた」


と思い、自己紹介も碌にできず、その日は総勢50人くらい参加してたことから、そこにいるのが、かなり窮屈だった。



ひと通り自己紹介が終わった後、皆は積極的に交流してたが、私は人見知りと緊張が高じてしまい、自分を売り込むものもなかったから、


「早く終わらないかな?」


と思いながら、ぼーっとしてた。



そんな時、田口さんという女性が私に声をかけてくれ、『コミュニケーター』をされてるということから、気さくな雰囲気で接してくれた。


少しだけ会話をした後、連絡先を交換し、


「今度、おしゃれなカフェでお茶でもしましょう」


と言ってくれたので、後日、2人で会うことになった。



その後も、何度かオフ会に参加することはあったが、私の場合は、その場では親しくなり、連絡先の交換まではするけど、それっきりになることが多く、


「オフ会って、なんのために存在してるんだろう」

 

と、そう思ったのでした。

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