第13話 歩合制の現実と弁護士への相談
そうこうしているうちに、あっという間に3ヶ月が過ぎ、今後は自分ひとりで、営業に出向かなければならない時期に差し掛かった。
それと同時に、これまで保証されてた一定の給料も終了し、以降は歩合制。
つまり、
「自分が獲得したノルマ次第で、給料が決まる仕組みになる」
と告げられた。
しかもそれは、3ヶ月が経とうとするタイミングで突然知らされ、直属の上司からは
「あなたは1人暮らしなんだから、掛け持ちしないと生活していけないかもね。けど、ノルマを達成しないと給料に跳ね返ってくるわよ」
と、私が更にプレッシャーになる言葉をかけられ、
「なぜ、入社時に説明してくれなかったのか?
今更そんなことを言うなんておかしい」
と思い、同時に私は強い違和感を覚えた。
それに加え、定期代以外の交通費や、業務にかかる費用もすべて自費で、上司には
「確定申告すれば戻ってくるから!」
と言われたが、私にとっては、手取りの給料も少なかったため、負担でしかなく、お客様が商品を契約してくださった際に送るプレゼントですらも、自分の給料から購入しなければならず、切手や封筒などの郵送費も、毎月の給料から抜かりなく、差し引かれていた。
「なぜ、こんなものまで給料から天引きされるのか?」
「本来なら、会社の経費で処理されるべきではないのか?」
私はさすがに
「この会社の仕組みはおかしい」
と感じたが、
「労働基準監督署は、もう頼りにならない」
と思ったから、パワハラ問題に強い弁護士に相談することを決心したのでした。




