表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/21

一回?、二人前?

二本とキッド一回…

(ΦωΦ)フフフ…

 

「今夜走りに行かないか?」

 誘いの声が掛かったが、言われた場所は意外な場所で、とても走りに行く様な場所でも無いし、攻める所も無さそうなんだが?…

(´-`).。oO


 話は二日前に遡る。


「2本とキッド一回でどうだい?」

<やらしー話じゃないですよ>

 先日声を掛けてきたのは竹内さん<初登場>、持ち掛けられたのは今回SEROWを購入して今迄乗っていた車両の譲渡の話、竹内さん小柄なので足つきを考えSEROWを購入、長距離の高速業務が無ければベストな選択、俺も興味は在ったのだが実際に試乗してから決めたいと返答して有った。


 場所は浦安らしく頭に浮かぶのは某東京なんたらの外周道路、確かに道は広いし直角コーナは有るけど三車線も有るコーナーは大排気量で高速で突っ込むんなら楽しそうだが、試し乗りする車両は単コロ4st、250ccなのに其処で試乗するの?訳が分からん?

その表情に竹内さんが気付いた見たいだ。


「あの辺じゃないよ、幅の広い一車線で何時迄も左コーナーが続くから試乗にはピッタリだと思うよ?」

 その言葉で言われてる場所に漸く気が付いた!。


 場所は357と湾岸線が並走し、交差する一般道へアクセスする浦安のクローバーリーフ、此処なら左回りと短いストレート、一般道側への一時停止を除けば延々と回って居られる。


 確かに癖と加速力、そしてコントロール性を確認するにはピッタリの場所だな!。

「じゃあ今夜で!」

 (≧∀≦)!

「判った俺は早上がりだから、一旦電車で帰って此処に持って来るよ!」

 (^^♪


 駐機場で車両を乗り換え現地に到着すると既に色んな車種の走り屋たちが走ってる。

 CBX.VF400、CB.GS750、2st250レプリカ等で、勿論何処を見廻しても単コロは居ないよね…。


 今回の同行者は三名、村上先輩は自前のDT200R、竹村先輩は何時ものCBX250RS、竹内さんはSEROW225で集合、全員が単気筒、オフが俺のを含めて三台、オンの単コロ4stが一台。


「さてソロソロ行きますか!」

 村上先輩の合図をスタートに其々が好きなタイミングでコースイン、他のライダーから見れば異色な連中に違い無い、走行中に此方を振り返るライダーも居る。

 そりゃそうだろう、皆がレーサー気分で攻めているのに余りに場違いな車両が居るのだから・・。


 まずは先鋒で250RSが其の中に飛び込む、軽さを生かしてのレーサーレプリカの後ろにぴったり張り付き、あまつさえパッシングしてる、インが空いた瞬間に飛び込み抜き去り、更に差を広げ前のグループに肉迫してる、加速では勿論敵わないが軽さ生かしてのブレーキング勝負、直ぐに先頭に立ちコーナーを回ってる。


 続いて村上先輩、流石2st37F加速と同時にフロントが持ち上がり、フロントを浮かせた儘コーナーへ飛び込みフロントが着地した瞬間、パワーバンドキープしドリフトさせ、其の儘アウトからレプリカ達を捲くって行く。

 Σ(゜∀゜ノ)ノウヒョー


 一番非力な竹内さんのSEROWですら、巧みにインを差し前に出る、だが残念乍ストレートの立ち上がりでは抜かれる、でもコーナリングは此方一枚上手、いや~見てて気持ちが良い!。


 さて次は俺の番。

「行きますか、さてどんな本性見せてくれるのかな?」

 此処まで来るのは先輩方が流してたから、其れに追従しコーナーも無いから素性が未だ判らん儘、タンクを軽く叩いてスタート、流石オフ車クロスレシオのミッション積んでいるだけの事は有る、加速が良いしかもツインカム4バルブだからストレス無く上まで回る、様子見で最初は大人しく回る。


 特筆するのは其の操縦性、ヤッパリYAMAHA兎に角素直!、頭で描いた通りのラインで曲がって行く、エンジンもほぼフラットにトルクが出て、何処で開けてもスロットルにエンジンが付いて来る、一気に開けてリアがスライドしてもスロットルワークで姿勢のコントロールが効く、これはホントに気持ち良い。

「さてとくと実力拝見しようか!」

 レプリカの追撃開始!。


 DTほどパワーは無いが何処からでも開けられる、オーバースピードで突っ込んでもスロットルを開けてスライド量で向きをどこでも変えられる。

 グリップ低いオンオフ共用タイヤのおかげで何処でもグリップとドリフトの使い分けも効く。


「気に入った俺んちに来い!」

 前に居るレプリカを外から捲くり捲くる、本当に楽しいったらありゃしない。散々4人で引っ掻き廻した後には殆どのライダーは降りて観戦してた。


 そして購入決定、翌日太子様2本渡して4人で葛飾区役所の傍へ向かう、肉を喰いにビ〇ーザキ〇ドに到着したが残念ながら二人前ずつ喰われてしまった。


「一回は一回だ!」

 そう竹内先輩は賜っていた…。

 (´Д⊂グスン



 散々楽しみました、反省してます。

 アッ!今に為って気が付いた未だ車種を書いて無い!、今更か?、初期型フロントがドラムのXT250Tです。車体もフルサイズで丁度良かったです。


 此方は完全に趣味用で以前から興味の有ったOFFのコースに走りに行ってました。

「おい、RZとΓは」と言われそうなので書いておきます、ご近所や船橋付近までは<RZ>で休日市外や県外へ出る時は<Γ>で出かけてます。


 トランポが無いのでコース迄自走、其の侭コースを走り、自走で帰って来る為のナンバー付き車両です。


オフ車の増車ですが…

当時コレ位の金額でバイクの売り買いだったんですよね…

(´-`).。oO

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ