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カッペが遂に大都市東京を走る?  作者: カビゴンと一緒


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51/52

PRESS車両の仲間入り?

小さいのに乗ってるから?


 時間も経ち俺自身も精神的にも落ち着いた頃。


 独り身になり自由に出来る時間も増え、次の休みは何をしようかと考え、コースを見学に行こうか?、でもΓもRZもメンテしない儘乗ってるからな…。

(。ŏ﹏ŏ)…


 久し振りにチビで行ってΓを連れて帰って来るか!


 予定も決まりひさびさのチビで出動だ!、初めて都心に入ったのも、岡田先輩とRZ125を見たのもコイツと一緒だった。


 よ〜し!、今日の近場は全部チビで廻ろう。


 関東に来て一番最初から居たのもあるが、通常巡航速度内でも小排気量の一生懸命走って来るのが伝わって来るのが良い!


 勿論デカいのも嫌いじゃないが・・。


「若しかして小さい女が寄って来るのは其れが原因なのか?、何方かと言えば出る何処は出ている方が良いのだが・・・」

 馬鹿な事を思いつつ県境の大きな河を越えた。


 本社に到着すると矢部先輩が駐機場に…

「どうしたの?、何時もの<RZ125>は?」

「明日は休番で<Γ>と<RZ125>をメンテするんで、この<RZ52>がここで留守番なんですよ」


「一寸見せて貰っても良い?」

「どうぞ、何なら乗ってみても良いですよ?」

「見るだけで充分だよ、あっ!、エンジンを掛けても良い?」

 良いと手を振ったからキーを手渡し。

「出社をデスクと詰所に声掛けて来るんで!」

 その場を離脱した。


「今日は何時もより来るのが早いじゃん、如何したの?」と村上先輩と竹村先輩両先輩。

「今日は一番小さい奴で来たんですけど、余裕持って速めに出たら通常時間で到着しちゃって。」

 二人とも眼が光ったか?

「何に乗ってきた?」

「下に在りますよ、矢部先輩が見てます、キーも渡してありますし。」

 顔を見合わせる。


「奴が見てるなら絶対面白い物だ」

 階段を駆け出し降りて行った、俺もそれに続く。


 開口一番

「是、自分で塗ったの?ウインカーは?このステッカーは?」

 矢継ぎ早に聞かれる、

「塗装は自前、ウインカーは逆に大きくしてます」

「塗装は単色だけど、ウインカーを大きくするとこんなに印象変わるんだ!」

 感心して居た様で普通小さくするものだが、

 元々小さいので逆に大きくしてみた。


「ちなみに何のウインカーなの?」

「RZ250RR用ですよ。」

「そうか、姉妹車種だから自然な感じに纏まるのか、違和感ないもんな?」

「アレ!これ黄色じゃん、RZに有ったっけ?この排気量?」村上先輩が気が付いた。


「無いですよ、無理矢理市役所でねじ込んで、2種にして貰いました52㏄ですけど。」

 村上先輩と矢部部先輩、実はYAMAHA党で<RZ>が大好き。自家用で<RZ250>初期型を所有。


「末っ子もこうすると良いもんだな、ノーマルはいかにも末っ子の感が有るけど。」

「音も良いよな、小さいから確かに軽い音だが、間違いなく<RZ>の血統だよ!」


 エンジン音聴いて感心していたが振り返り…。

「でも、お前が乗るには小さすぎだろ!」

 御三方頷いた…。


「さあ、詰所に戻ろう、お呼びが掛かるだろうから、また乗って来いよ!」村上先輩。


「今度ゆっくり見せてね」

 此方は矢部先輩が言ってくれた。


 此奴でまた仕事に来よう、官庁回りと系列局周りの当番なら此奴て充分だから。


 さあこれから特殊な新聞配達だ、<RZ>に跨りスタートほぼ全開で警視庁前コーナーへ。


 あの時は見てるだけだったが、今日はお前が主役だ<RZ>バイクを知らなかった俺が、お前に見惚れたから、俺は今此処に居るんだ。


 あんなに凄い人達にも会えて、そして仲間に入れて貰えたのもお前が居たからなんだ。


 PRESSで此処のコーナーを駆け抜けた<RZ50>は先ず居ない!


 お前が初めて此処を駆け抜ける<RZ>だ、誇って良いぞお前も今日からPRESS車両の仲間入りだ。


 ここ迄俺を連れて来てくれて、本当に有難う<RZ>・・。


 ***


 帰り道京葉道路を抜け、市川インターから出る時に何故か<Γ>が駄々を捏ねる。


 明日は休み、セミメタルへパッドの交換、ディスクが減るけど効きには代えられない。

 ブレーキフルードとミッションオイルも交換。


 何時もは<RZ>に乗って蔵前回りで帰宅する、<Γ>は京葉道路で河を越えられる、だからこのルート、メンテの為に<Γ>での帰宅をしてた、そんな矢先の事だった。


 市川インターで降り、一般道に合流し加速と思った時<加速しない?嘘だろ?>


幸い他の車輌も無かく歩道に乗り上げて止めた。

「本線上じゃなくて助かった…」

 まるでキルスイッチを切った様な状態だ。


 先ずは点火を疑い外したプラグキャップに予備プラグセットしキック。


「あれスパークするな電気系は無事か?」

 京葉で大台越えてたから被ったかな?


 ムリしてプラグ外したが綺麗に焼けて居る・・?


 ならばキャブか?


 キック下ろすとプラグホールからガスの臭いはする…。


 後は何処だ?


 もう一度組み付けると何も無かったようにエンジンは掛かり狐に摘ままれた気分だ…。


 だが走り出せるが拒む様に吹き上がらない。


「お前帰るのを拒否してるのか?」

 そう思える位走る事を嫌がる?


「どうした?何時もあんなに走りたがるのに?」

 今日も仕事の間は高速だろうが渋滞だろうが機嫌良くしてたのに?。


 そんな思いが浮かぶ、もしやと思いターンし南下して行くと多少復調する?


 走るぞコイツ?


 あんなに吹き上がらなかったのは何でだ?


 再びターンした。


 途端に機嫌が悪くなる…

 どう言う事なんだ?


 やはり自宅へ向かうと調子が悪い、

 もっと走りたいって言ってるのか?


 以降は止まってしまう程では無く、

 宥めながら自宅へと向う。


 <明日のメンテは<Γ>を重点的にやるか…>


 だが原因は別に有った、そう全く違う原因で…。

何が起きてる?

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