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どれ程の道程?

コレって地雷?

((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

 時計は21時を差している。

「もうかなり遅い時間だぞ、送って行くから帰る準備しな」

「大丈夫だよ今日も泊まるから❤」

 ンッ?、今何て言った?、今言った事は本気なのか?、昨夜も帰って無いのにまた今夜もって幾ら何でも流石に不味いだろ?。


「何でなの?彼氏の家に泊まって何がいけないの?」

 一寸待て未だ彼女にした覚えは無いんだが…。

「何時お前を彼女にすると言った?、話を聞くとは言ったが?」

「あたし、彼女だし、恋人だし、奥さんにもママにもなる!」

 目が座って雰囲気もガラッと変わっている。


 此奴依存症なのか?、此の儘だとかなり不味い、言葉を選んで言い方も変えないと…。


「だから、未だお前の親にも挨拶してないだろ、だからその呼び名は未だ早いって!」        「そっか~未だ挨拶してないもんね、未だ奥さんは早いか❤」

 また雰囲気が変わる。

「だから今日は帰って印象良くして置かないと、俺の心象が悪くなって奥さんになれ無いぞ?」

「やだよ!、夜一人に為りたく無いもん、彼女ならずっと一緒に居ても良いよね?」

 と歪曲して解釈している、糞!、先ず此処から始めないと為らないのかよ。


「じゃあお前学校はどうすんだ?」

「奥さんに成るのに学校に行く必要無いでしょ!、16歳過ぎてるから直ぐに成れるよね?」

 そう来たかどう返すか…?

「其れだと親が学校に行ってないと判ったら子供が学校行かなく為るぞ、御前子供が学校に行かなくなっても良いのか?、それでも良いのか?」

 真剣に考えてる、流石に悩んでるんだな。

「其れは困るな…、なら此処から学校に通うよ其れで解決!」

 想像通りの答えだ。


「じゃあせめて学校卒業までは家から通ってくれないか、ちゃんと卒業して就職すれば堂々と一緒に暮らせるぞ?、其れでも駄目か?」

「ヤダ、ヤダ、ヤダっ、もう一人に為りたくない!」

 今迄も家に帰って無い時に学校は如何してたんだ?、流石に学校に通って無いと親も黙って無いだろ?、其れとも朝帰りした脚で学校に行ってたのか?


「今日此処に来る事は家族に伝えて来たのか?」

 此奴の事を家族が如何見てるかの疑問の答えを待つ。

「うん!、今日も泊って来るってお母さんに言って来たよ!」

 何なんだ此奴の家族?、年頃の娘が外泊するのを止める事もしないのか?、もしかして・・・。

「誰の処に泊まると言ってきたのか?、何も言われなかったのか?」

 是で決まってしまう。


「今迄は友達の家って言ってたけど、今日は彼氏の処に泊まるよって言って来た、そしたらね未だ学生なんだから気をつけなさいって言ってたよ♥」

 此奴もそうだが家族事態も壊れっちまってるんだ。此奴は家では厄介者扱いされてるって事なのかよ!、よっぽど前の父親に問題が有ったのだろうか。だから母親すら此奴が邪魔なんだな今の家族にとって。

「どうしたの?、急にだまりこんだけど、あたしなんか変な事言った?」

 下から見上げる様に俺の顔を覗き込んでる。


 どの道俺に選択肢は無いんだな、此奴を店の前で見つけた時に決まってたんだ、此処迄壊れた奴が俺の手に負えるとは考え辛いが、やれる所までやって見るか!


 腹は決まった、対面するように向き直った。

「嫌何でもない聞いてくれ、俺は森田だ、此れから俺の彼女で異存は無いのか?」

「ありがとう!、あたし此処に居て良いのね?、ホントに居ても良いのね?」

 小柄な身体が震えていた。

「嗚呼、ただ一応未成年で学生だ学校には毎日きちんと通う事、俺が泊り仕事の日と帰りが深夜に為る日は自宅で過す事、此処に来る前に自宅に寄って家族に顔を見せる事、約束できるか?」

 是だけは譲れない幾ら家の中に居場所が無いとは言え、帰る家は有るんだから。


「今日からここがあたしの家…、帰って来れる家、是でやっと一人じゃなくなる、何時も居て良い場所に為るのね。やっと安心して眠れるの、何を言われても我慢出来る!」

 んっ?、今の最後の言葉は如何言う意味だ。


「まあ其の内に、俺に飽きて出て行くんじゃないか?、こんな甲斐性無しだからな」

「ないもん、絶対ないもん、次は奥さんに為って、その次にママに為るんだもん!」

「じゃあ、さっきの約束は守らないとな、約束破ったら彼女も解消だからな!」

「わかった!、其れじゃお風呂の沸かすね♥」

 元気な返事をして浴室に向かった。


 何を言われても我慢出来る?、どうゆう事だ最後の言葉の意味は何だ?、家族に何か言われてるのか?、質問した家族の答えの中にはそんな事は無かった筈だが…、今此処で考えても答えは出て来る筈が無いか、追々聞き出せるチャンスは有るだろう。

 未だ未だ問題は他にも残って居る様だ…、簡単には終わらない如何するんだ俺は?。


 そんな事を考えていると声が掛かる。

「一緒に入って呉れるんだよね!」

 しょうがない彼女にすると言ってしまったんだ、此奴と向き合って行くしかないんだ。

「嗚呼、分かった」

 そう答えて風呂に向かった。


 辛い現実からの、逃げ場を与えてしまった、ただ人間そう簡単に変われるものじゃない。

 人が変わるには永い時間が必要なのは判って居る、だが此の先どれ位の道のりに為るのか此の時に解る筈も無い、時間を掛けたからと言って変われるとも限らない、お互いに辛く長い時間を過ごす事に為ってしまう事に此の時に未だ気付ける筈は無かった・・。


此の先如何なるんだ…

(¯―¯٥)…

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