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神と僕 戦場の前線で・・・。  作者: とさか
1 ヴァルと地球で共同生活
5/5

5. 夜と朝に・・・。

晩ごはんを食べた。


今は、8時。


もう夜だな。


「風呂に入って」


僕は、ヴァルに言った。


「風呂? 」


とヴァルは聞き返してきた。


「まさか、神様のところって風呂とかないの? 」


「そうだね。初めて聞いたよ、その風呂ってやつを。風呂の入り方を教えて? 」


「いやいやいや、流石に無理無理」


僕は、断固拒否した。ヴァルの人間の姿は女だ。


「どうして、風呂の入り方を教えてよ」


ヴァルはまた涙目になったがこれはアカン。


「ごめん。ガチで無理。……いや、ちょっと、待った」


「ん? 」


「ヴァルと初めて会った時にヴァルは記憶をコピーして移したじゃん? じゃあ、僕の記憶をコピーしてヴァルに移すことはできるの? 」


「一様できる」


「よし、じゃあ移して」


「了解」


そしてヴァルが僕の頭に手をのせた時に、白く光った。


そして、また激しい頭痛がした。


「じゃ、お風呂入るね」


「うん」


僕は頭をおさえて言った。




僕とヴァルは風呂に入り、寝ようとした。


僕のベッドは処分されていて、仕方なく親父のベットで寝ることにした。


親父たちのベットは同じ部屋にあった。


「じゃ、僕のベットの端っこを持って」


「え、何で」


「なんでって、僕のベットを移動するため」


「違う。なんで、移動させるの」


「あぁ、だって、女子と男子が同じ部屋で寝るのはダメだろう」


「そうなの」


「別にそういう関係だったらいいけど、僕達は違うだろ」


「えぇ〜、一緒に寝ようよ」


「は?!」


「それに私、人間じゃないし。性別とかないよ」


「そういう問題じゃない! 」


「……。」


あ、ヤバい。流石に言い過ぎたかな。と思ったらなぜか、意識がないのに体が勝手に動いた。


は⁉


まさか、僕を洗脳してる⁉


ヴァルはにっこり微笑んだ。


「大丈夫、一緒に寝るだけだよ」


体に力を入れても体がびくともしない。


そして、僕はベットに横になり、ヴァルは横で寝転んだ。


今、僕たちは一つのベットで二人寝ている。


神って、恐ろしい。


「私、抱きまくらがないと寝れない派なの」


神の世界に抱きまくらって言葉があるのかと思ったのもつかの間。その意味が分かった時にはすでに僕はヴァルに抱きつかれていた。


「ちょっ……ヴァル。離れて」


「やだ〜」


すぐ目の前にヴァルの顔がある。

寝れない。急に抱きつかれて寝られるわけがない。そう思うと、ヴァルは寝息をたてた。


はや。


僕はもう一度体に力を入れたがやはり動かない。

どうしよう。






結局寝れないまま朝になった。


僕はヴァルにしっかりと抱きつかれたままずっと、ヴァルの寝顔を見ていた。


かわいいな。


今もヴァルに抱きつかれたまま横になってる。


すると、ヴァルが目を覚ました。


「おはよう」


「おはよう」


すると、体が動くようになった。


時計をみると今は朝の7時。


「朝食作って」


「はいはい」


僕は寝てないが朝食を作った。


僕は食パンにスクランブルエッグと野菜、マヨネーズをかけて作った。


「本当に美味しい」


ヴァルは一口食べてからそういった。


「僕の知り合いに、シェフがいるからね。時々、簡単な料理を教えてくれたんだ」


「シェフ? 」


「料理人のプロ。ぼく、テレビに出たことがあるから。」


「テレビ? 」


「そう。ヴァルには言ってなかったけど僕はIQが183あるんだ。小学生のときに、テレビに出て稼いでたんだ。ちなみにIQは知能を数値化したもの」


「海って一から何でも説明できるんだね。本当に頭が良いね」


「何でもじゃないけどね」


「ところで、昼ごはんは何? 」


「聞くの早くない? 」


「いいじゃん」


「はいはい、分かったよ。昼ごはんは魚があるから、刺身にする」


「魚の料理? 」


「そう」


そんな会話をしていた僕は幸せだった。


だけど、神たちを倒したらヴァルは多分、僕の目の前には現れない。


この幸せな時間をかみしめようと僕は考えた。


()()()()のように、幸せな時間は必ずなくなるのだから。

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