表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使が微笑む日  作者: ラビットアイ
93/117

第93話 攻(6)

「ナンパ」……基本的には、自由だ!

  フリーダム!


……こうじの好きなガンダムに「フリーダム」という名のモビルスーツがあったな。

 それといっしょにしたら、こうじに、怒られるな。

 ちなみに、俺は、「イージス」が好きだ。

あの変形するフォルムが……


  ……おっと?

    すまない。


 また、それてしまった。

そっちのヲタ話しは、おいておこう。



 飲み会におけるナンパは、自由。

個人の自由意思が尊重されている。

 男からナンパする場合でも、女の子が断ると、いさぎよくあきらめること。

 これがルール。

無理強いとかは、御法度。

 お酒なんかで酔わせてしまうなんて、論外!


 ……しかし、ヤツらは、そんなことを平気でする。

 どこかの大学では、それが大問題になって、警察沙汰にもなった。

 にもかかわらず、ああいう手合いが横行する。

 アイツらは、まだ自分が社会人じゃないから、大事にはならない……と知っている確信犯なのだ。

 そんな魔の手から、里美ちゃんを守るためにも、俺が出しゃばってもいいが……いや、最悪のときには、有無を言わさず出しゃばるぞ!

 だが……

  今は、ダメだ。

 この段階だと、先輩たちから反感を買う。

 それに、里美ちゃんにも迷惑をかける場合がある。

 迷惑とは、今後の大学生活のことだ。

 なんやかんやと言っても、大学での先輩後輩の関係は、高校のときよりも大事になってくる。

 就職にも関係してくる場合がある。

こうじなんかのアウトローオタクには、あまり関係ないかもしれないけど……。


 里美ちゃんは、ピカピカの1年生。花の女子大生なのだ。

 そんな彼女に、ツラい思いをさせたくない。

 それに、いちばんの問題は、里美ちゃんがこうじと付き合っていることだ。


 こうじは、ある意味……

  大学の有名人。

 かなりマイナスの有名人。


 なので、ターゲットにされやすいかもしれない。

 まぁ、大学でのイジメなんてないけど、大人の分、やり口が巧妙になる。

 やっと、本人の女恐怖症も落ち着いてきて、里美ちゃんと付き合い始めたばっかりだ。

 俺が知る限りでも、やっと好きになった女の子。

 2人目の女の子……。


(ほんとに、ウブなやつ……)


 だから、あいつにも、迷惑をかけたくない。

 好きな女の子が困っている姿なんて、あいつも許せないはずだ!

 それにもう……

あいつには、苦しんでほしくないのだ!笑顔でいてほしいんだ!


「ともや。

 おまえは、とりあえずあっちを盛り上げていてくれ。

 今、ミウがこうじに連絡をつけているから。」


「了解。

  まかせろ!」


「たのむ。」


 ともやは、見た目チャラいけど、友だち思いのいいやつだ。

 こうじなんかのヘンクツにも、お構いなしに絡む。

 ともや本人も、

「こうじって、おもしろいやつやね~。」と、なじんでいた。

それにともやは、こういう飲み会では、貴重な存在だ。

 男女問わずに人気者になる。

まぁ……半分以上は、女の子だけど……。

 ……で、ともやに、あっちのテーブルを盛り上げてもらって、こっちに来ないようにしたい。

 主に3年生のヤツらを。

その目的は、やっぱり竹田の牽制だ。


 あっちのテーブルには、竹田と繋がりがあるヤツがいるからな。

 今は、別々にナンパしているみたいだから。

 もし、こっちに来られて、竹田に協力されるとマズイ。

 竹田がこの教育学部で好きにさせないための伏線だ。

 里美ちゃんのことは、俺とミウで守る。

 ただ……

この場所の雰囲気を壊さないためにも、ともやとレイナちゃんに頑張ってもらいたい!






見事な攻防戦になっていますね~。

ナンパは、自由だから!


それにしても、こうじくんは、フリーダムか?

けんじくんは、イージスだね。

わたしもイージス派です。

あの奇特な変形が好きです。


さて、次回は、当の本人であるカヤちゃんのつぶやきですよ。

お楽しみください。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ