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天使が微笑む日  作者: ラビットアイ
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第61話 妄(7)

 どうも。カヤです。

   里美 カヤです。


 今日は、先輩に、わたしの手料理を 作ってあげたくて……

 先輩のアパートに、お邪魔します。


 あの日から、わたしたちの「お付き合い」が、始まりました。

 やっぱり、先輩って、とてもやさしいです。

 ちょっと……やさしすぎるところもありますけど。

  ……とくに………

 わたしに、触れるときには、ほんとうに、やさしいです。


(きゃああああ~~~!)

   内緒ですよ~~~!


  ……おっと?

 ひとりで、悶絶している場合では、ありません。


  ………こほんっ。


 わたしは、今……すっごく、幸せいっぱいなんです!

 先輩のことは、もちろんです。


 そして……もう一つ。

  もうひとつは、わたしの………


 わたしの念願だった、シルビアちゃんの契約が、終わりました。

 とうとう、わたしだけのシルビアちゃんが、見つかったのですよ!


(ほんとうに、うれしいです!)


 わたしは、雑誌などを よく見ていたのですけど………

 「いざ、決める!」………と、なると、いまひとつ、決定には、至りませんでした。


 そうしたら、先輩が……

「早川さん」という人を 紹介してくれました。

 その早川さんのお友達が、車屋さんをやっているとのことです。


 ……で、さっそく、わたしは、先輩といっしょに、その車屋さんへと、レッツゴーです。


 しかも、そのときには、先輩のセブンくんに、また乗せてもらえて………

  もう、感激でした!


 あの排気音といい………

  あの強化サスペンションの振動といい………

 とても、最高でした!


  助手席で、悦に浸るわたしです。


 ……おっと?

  この話しは、また後日に……。


 そして、その車屋さんには、わたしのお目当ての「S14シルビアちゃん」が、あったのです!

 しかも、大好きな、パールホワイトのシルビアちゃんでした。


 もう……ひと目惚れですよ!


 車体は、フルノーマルでした。

走行距離も、4万キロほど。

 もちろん、無事故車でした。


 前のオーナーさんは、年配の車好きの方で、とても大切に、乗っていたそうです。 

 今回、そのオーナーさんが、新しい車へと、乗り換えられたので、下取りしたそうです。

 そのオーナーさんは、この車屋さんの昔からのお客さんだということです。


 これ以上ない、物件ですね。


 ただ……車検とかなくて、新規登録になるから、少し納車まで、時間がかかるそうです。

 そんなことは、あまり問題では、ありません。

 この極上車のシルビアちゃんに、出会えたのですから!


 そして……

  購入するに、あたっては……

わたしも、少しづつ貯金をしていましたけど……

 やっぱり………足りません。


 そのとき……お父さんが………


「カヤちゃんの大学合格のお祝いだ!」


 ……と、言ってくれて、資金を出してくれたのです。


 ほんとうに、ありがとう!

   お父さん!


 お父さん……大好きですよ!


 ………あっ?

  でも……今は、先輩が、いちばんかなぁ?

 ごめんね。お父さん。


   ………なんてね♪


 お父さんと、先輩は、比べられません。どっちも、大切な人ですからね。



 そして、無事に、契約も終わりました。


 車屋さんのご厚意で、メンテナンスは、完璧にしていただけるそうです。


 オイル類の交換。

 タイミングベルトの交換。


 その過程で、いっしょにできるメンテナンスも、すべて、してもらえます。

 ウォーターポンプ、テンションローラー、ベルト類です。

 ブレーキパッドも、新品です。


 先輩が、うらやましそうに、聞いていました。

 その表情が、とてもかわいくて……

  ちょっと、笑いましたけど………。


 シルビアちゃんの納車まで、もう少し、かかります。

 その間は、わたしは、妄想で楽しみます。


 それは、シルビアちゃんのチューンナップ計画です。


 やっぱり、足まわりからのチューンですよね。

 できれば、車高調整を付けたいです。

ぜいたくを言うと、ピロ足を入れたいです。

 ピロ足とは、

「ピロボール・アッパーマウント」のことですね。

 フロントのキャンバー角度の調整ができるパーツのことです。


 ホイールは、16インチの「AVS」の6本スポーク。

 色は、ホワイトがいいです。


 車高は、フロントが指1本。

 リアが指2本が、理想かな?


  ふふふ……。


  やっぱり、そこは、外せません。


 先輩も、同じ考えのようです。

そういう考えも、わたしといっしょなのが、とてもうれしいですね。


 それから、バケットシートは、必需品です。

 しかも、フルバケですよ。


 とくに、わたしは、体がちっちゃいから、フルバケで、完全ホールドされたいですね♪


 それから、外装ですけど……

エアロパーツは、シンプルな方がいいです。

 ほんとうは、「ヴェイル・サイド」のエアロパーツが好きなんですけど……

 アレには、手が届かないみたいです。


 社会人になって、安定したお給料をもらえるようになったら、付けたいですね。


 ……ということで、

今のわたしには、エアロよりも、「GTウイング」を 付けたいのです。

 GTカーのように……。


 (きゃっ!)

   カッコイイ!



 そして、吸排気系です。

わたしの好みとしては、「HKS」が、好きなんです。

 だから、吸排気系パーツは、HKSで揃えたいですね。

 パワークリーナーと、

 スーパーターボマフラーです。


  うふふ……。

 マフラーは、大っきいのにしますよ!


「出口は、100パイ!」



 それが終わったら、次は、タービンかしら?

 過給器タービンに手を入れるときには、けっこうなお金がかかりそうです。

 それまでに、わたしも、バイトをがんばりますよ!


 シルビアちゃんは、ノーマルで、220馬力ありますから、最終的には、300馬力オーバーにしたいです。


 300馬力………あこがれの数字ですね♪


  ………わたしに、扱えるかしら?


 ……まぁ、それまでには、わたしもテクニックを磨きましょう!




 もう………

  すでに、ドロ沼の里美カヤちゃんです(笑)。






 たのしそうだね~カヤちゃん。

自分の愛車が手元にくるまでの間……って、ほんとうに、待ち遠しいけど、とっても、楽しいときだよね。

「アレしたい!」

「コレしたい!」

……って、無限に、妄想できるもんね♪

ふふふ………。

存分に、堪能してね♪


さて、次回は、そんなカヤちゃんに、プチハプニングです。

新キャラ登場です。

では、お楽しみに。






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