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天使が微笑む日  作者: ラビットアイ
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第47話 契(4)

 (うう~~~。)

やっぱり、ドキドキで、緊張しまくりですよ~!

 そんな自分とは、ウラハラに……

さっきまでは、大胆なわたし……。


 (ああ~~~っ!)

今、思い出しても、恥ずかしい!


 ……でも、やっぱり、先輩は、紳士でした。

 もしかして……告白したあとは、いきなり押し倒されるかも?……って、ドキドキしたわたし。


 おまけに、先輩もわたしのことが……

  わたしのことが………

  「好きです!」……って!


 きゃあ―――――!

  イヤ――――――!

   恥ずかしい――――!

 もう、うれしすぎですよ~~!


 やっぱり……あのまま、襲われてもよかったかも?


 ………いえいえ。


  やっぱり……はじめては、ロマンチックがいいよね!

  うん。

 

 ちょっと……暴走気味ですね。

  落ち着きましょう。




 (………ふぅ~~いい湯加減。)


   だいぶ、落ち着いてきました。


 バスクリンのゆずの香りのおかげでしょうね。

 あとは……先輩の好きにして、いいですよ。

 わたしは、いつでもOKですから!


  ………ほんとに、わたしって、大胆!



 さて……お風呂あがりの 艶やかなわたしを 先輩に見てもらいましょう!

 (なんちゃって。)


「カチャ。」

 扉を開けます。



「ありがとうございました。

 お風呂……気持ちよかったです。」


 お風呂あがりの里美さんは、ほんのり色っぽくて………

 とても、いい香りが………

たぶん、同じシャンプーと石けんなのに……

どうして、こうも違うのでしょう?

  ほんとうに、不思議です。


 そして、ぼくのトレーナーを着た里美さんは、とっても、かわいいです。

 かなり、ブカブカのトレーナーに、なっています。

 ぼくには、ちょうどいいサイズなのに……。

 里美さんの「小ささ」が、わかる事案でした。


 そして、ぼくのトレーナーさえも、里美さんが着ると、どうして……こうも、かわいいのでしょうか?

 ほんとうに、不思議です。


「よかったです。

 ドライヤーあるから、どうぞ使ってください。」


「ありがとうございます。」


 まぁ、そのドライヤーは、アエカが持って来たモノですけどね。

 ぼくのこの坊主頭では、ドライヤーなんて、いりませんから。

 ……でも、今の瞬間は、アエカに感謝しましょう。


「じゃあ、ぼくも、お風呂に入ってきますね。」


「ふふ。

 どうぞ。

 ……あっ?

  そうだ、わたしが、こうじさんの背中を洗ってあげましょうか?」


「ぶっ!」

 思わず、吹き出しました!


「いえいえ。

 子どもでも、できることは、がんばって、ひとりでやってみます!」


 テンパって、よくわからないことを口走るぼくです。


「ふふふ。

 こうじさんって、やっぱり、かわいい。」


「………どうもです……。」


 やっぱり、からかわれているようです。

ぼくは、ひとり……ドキドキ・マッドマックスの心臓を隠しながら、お風呂に入りました。


 (………はぁ~~~。)

 これから、どうなるのでしょうか?


 ………あっ?

  ちょっと、待ってください!


 里美さんが、お泊まりする。


  お泊まりする………ということは、

この部屋で寝る……ということです。


 しかし!

  我が家には、お布団が、ひとつしかありません。


 もしかして………

  もしかすると……

 同じお布団で、寝るのでしょうか?


 ………はっきり言うと、ぼくには、ムリです!

 いくら、恋人同士になったとしても、

いきなり、その日から……いっしょだなんて……まだムリです!

 あまりにも、ハードルが高すぎです!


 ………いや。

いくらなんでも、里美さんも、そこまでは、考えていないでしょう。

 里美さんに、お布団で寝てもらって、ぼくは、コタツで寝ましょう。

 それが、いちばんだと思います。


  うん。


 絶対に、それがいいです!






 さてさて、

ふたりは、これからどうなるのでしょう?

まぁ………

好き合っている者同士……

なるように、なりますよね?


わたしが心配することじゃない……か。


では、次回もお楽しみに。





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