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天使が微笑む日  作者: ラビットアイ
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第35話 宴(4)

 里美さんは、そんなグランツーリスモの影響もあり、

「WRC」や「ル・マン24h」

さらには、「ニュル24h」なども、

リアルで、観戦するように、なったそうです。

 もう、ここまでくると、本物の「車オタク」ですね。


 ぼくは、素直に感動しました。


  こんな娘が………

    ここまでの車好きなんて……。


  しかも、かなりディープな………。


 ぼくは、里美さんと、ほんとうに……

  ほんとうの……

   「お友達」になりたい………

     と、願いました。


 ぼくの目の前で、ほんとうに楽しそうに、車のことを お話しをする里美さん。


 もう……ほんとうに………


  ぼくは……

   ぼくの目は……

 いえ……ぼくの心は…………


  「里美さんに、釘付けです!」


(こんな娘が、彼女だったら……

  絶対に、しあわせだろうね………。)


 ………おっと?

    いけない……いけないです。


 思わず、調子に乗って、そんなことまで、考えてしまいました。


 ………これ以上、調子に乗るわけには、いきません。




 里美さんとの「車ヲタトーク」も、そろそろ終了しないと、いけませんね。

 もう…すっかり、時間も、経っています。

あまり、遅い時間まで連れ出すと、ご両親も心配するでしょう。


「ごちそう様でした。」

  里美さんの満足げな微笑みです。


 その微笑みを 見せてくれるだけで、十分ですね。

 ぼくも、満足ですよ。


「いえいえ。

  どういたしまして。

 お口に合って、よかったです。」


「ほんとに、おいしかったです。

 ありがとうございます。

  ……また、誘ってくれると、うれしいです~。」


「はい。 

 いつでも……は、キビシイですね。

 ぼくの休みの日とかでも、いいです  か?」


「はい。

  もちろんです!」


  (……うっ!)

   今日イチの「はい。」でした。


 その笑顔は、ほんとうに最強です。



「えっと……タクシー呼びましょうか?」


「………………。」

  沈黙の里美さんです。


  ………どうしたのでしょうか?


 里美さんの口が開きました。

「…………あのぅ……………。」


「はい。

  なんでしょう?

   言ってください。」

  ぼくは、少し不安そうに、答えました。


「………先輩のお家って……

  近くなんですよね………?」


 その質問に、かなりあせったぼくです。



  ………お家?


   ………ぼくのお家?


  お家……というか………ボロアパートですけど………。


  まさか………里美さん……あなた?


 でも………あんなボロアパートに…………


  ………………。


 思考が……よくまとまらない……ぼくです。




「……もしよかったら………

 先輩のRX-7……見せてもらえませんか?」



  RX-7……?


   セブン……?


    ぼくのセブン……?


  ……………を?



 あ…………

  ああ………………。


  そっちの方ですね………。


 ぼくは、自分勝手に、イケない想像をしたことを……


   猛烈反省します!


  ほんとうに、すみません!


 里美さんの「純粋な車愛」を 汚すところでした。

 そんな願いならば、いくらでも大丈夫です。

  大歓迎です!


 里美さんは、ほんとうに車が好きな人だから、セブンくんのことを否定しないと、思ったからです。


「いいですよ。」


 ぼくは、ひとつ返事で、答えました。





 









いや~。

そりゃあ、ビックリしますとも。

焦りますとも。


こうじくんの気持ちは……

  めちゃわかる!


しかし…意外とカヤちゃんは、勇気がありますね~。

まぁ、恋する乙女は、最強ですから。


よかったね。カヤちゃん。

念願のセブンくんに、会えますよ~。


………これが2次会?


では、次回は……

その通りです。

セブンくんとの対面です。

お楽しみに。





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